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すっかり忘れてたんだけど!!
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「なるほど・・・・・・皆さんで頑張って【大災害】が落ち着いたと」
カロラが『レン様が暴れた疑惑』を必死こいて訂正・・・・と言うか皆のおかげだからね?で納得してもらい他の世間話に移る。
「アズエルのお祭りは残念でしたね、私も参加してみたかったです」
エルスさんの言葉にあたしも頷く。
「本当だよ【アラビータ】との喧嘩がなきゃあたしも楽しめたのに」
許すまじ【アラビータ】に居る【渡り人】・・・・確かナース?ちがった!アースだ!許すまじアース!!貴様のせいでお祭りに参加出来なかったじゃねえか!!思いっきり殴ってやる!!
「レン様今回は私もダラスまで行きたいのですが」
アースに対して怒りを燃やしているとエルスさんから予想外の提案があった。
「へ?別にいいけどどうしてさ?」
「理由はいくつかございますが、一番の理由は私もダラスに赴きいつでも転移が出来るようにしたいのです、ケネスダスからダラスは遠すぎますから」
確かに何かあった時転移で行き来出来た方がいいかも知れないね。
「いいよ、一緒に行こう、カロラは?」
エルスさんの口調だとエルスさんだけみたいなんだけど?
「私はここでやる事がございますので、別の機会にお願いいたします」
「あいよ」
カロラにはやる事があるらしい、まああたしが色々頼んでいるからね!すいません!!
「レン様、私から報告と言うかお願いなのですが」
あたしの後ろに控えていたミズキがそう言って来たのでミズキに視線を向ける。
「どうしたの?何かあった?」
珍しくミズキが言いずらそうにしている、本当に何かあったのかな?
「あのですね・・・・・・レン様のご命令でここに居るのですがもう二ヶ月暗殺者達が来ません・・・・・ですから私もレン様のおそばでお役に立ちたいのです・・・・レン様の命に逆らう形となりますが・・・・・だめですか?」
上目ずかいであたしを見てくるミズキにぽかんとした顔になった。
「へ?」
やべえ・・・・・・・暗殺者達の事すっかり忘れてたんだけど!!
「ミズキ、もう来てないのね?」
「はい」
暫く考えた後あたしはエルスさんとカロラAの方に視線を向ける。
「2人はどう思う?」
狙われてるのはエルスさんとカロラなのだ、2人の意見によってはミズキをこのまま護衛に残しとかなければいけない。
「少し心配ではありますが、レン様のこれからの戦いを考えれば確かにミズキさんはレン様のおそばにいた方がいいかも知れませんね」
エルスさんがそう言うとカロラもそれに頷く。
「確かにそうですね・・・・・・・レン様一つ提案がございます」
カロラが少し考えた後にあたしに視線を向け質問してきたので首を傾げる。
「レン様が信用する討伐者を私共の護衛につけてはもらえませんか?」
あ!その手があった!!って無理だ!今回だけは無理・・・・・だってあたしの知り合いってアズエルに居る討伐者達だからね、【大災害】が収まりつつあるとはいえアズエルは討伐者の手が少しでも必要なはず、しかも知り合いは高ランカーばかりだから猶更だ。
「あ!」
居た!!高ランカーで信頼できる討伐者が!!
「少し待ってて!心当たりに会ってくる」
「「「行ってらっしゃいませ」」」
3人に見送られてあたしは転移する。
行先はウォルム、そう!あたしの心当たりはフィルミナ!フィルミナは高ランカーで護衛依頼を主に受けているって言っていたから適任だと思ったのだ!
「おい!【灼熱の魔女】だぞ!」
「あれ?今日は他のメンバ―が居ねえな【灼熱の魔女】一人ってのは珍しいな」
「あれが【灼熱の魔女】か・・・・・初めて見た」
・・・・・・・・・・・・・・・・そう言えばウォルムのギルドじゃ【灼熱の魔女】って言われてたんだよね・・・・・・・・・・・忘れてたべ!!!
カロラが『レン様が暴れた疑惑』を必死こいて訂正・・・・と言うか皆のおかげだからね?で納得してもらい他の世間話に移る。
「アズエルのお祭りは残念でしたね、私も参加してみたかったです」
エルスさんの言葉にあたしも頷く。
「本当だよ【アラビータ】との喧嘩がなきゃあたしも楽しめたのに」
許すまじ【アラビータ】に居る【渡り人】・・・・確かナース?ちがった!アースだ!許すまじアース!!貴様のせいでお祭りに参加出来なかったじゃねえか!!思いっきり殴ってやる!!
「レン様今回は私もダラスまで行きたいのですが」
アースに対して怒りを燃やしているとエルスさんから予想外の提案があった。
「へ?別にいいけどどうしてさ?」
「理由はいくつかございますが、一番の理由は私もダラスに赴きいつでも転移が出来るようにしたいのです、ケネスダスからダラスは遠すぎますから」
確かに何かあった時転移で行き来出来た方がいいかも知れないね。
「いいよ、一緒に行こう、カロラは?」
エルスさんの口調だとエルスさんだけみたいなんだけど?
「私はここでやる事がございますので、別の機会にお願いいたします」
「あいよ」
カロラにはやる事があるらしい、まああたしが色々頼んでいるからね!すいません!!
「レン様、私から報告と言うかお願いなのですが」
あたしの後ろに控えていたミズキがそう言って来たのでミズキに視線を向ける。
「どうしたの?何かあった?」
珍しくミズキが言いずらそうにしている、本当に何かあったのかな?
「あのですね・・・・・・レン様のご命令でここに居るのですがもう二ヶ月暗殺者達が来ません・・・・・ですから私もレン様のおそばでお役に立ちたいのです・・・・レン様の命に逆らう形となりますが・・・・・だめですか?」
上目ずかいであたしを見てくるミズキにぽかんとした顔になった。
「へ?」
やべえ・・・・・・・暗殺者達の事すっかり忘れてたんだけど!!
「ミズキ、もう来てないのね?」
「はい」
暫く考えた後あたしはエルスさんとカロラAの方に視線を向ける。
「2人はどう思う?」
狙われてるのはエルスさんとカロラなのだ、2人の意見によってはミズキをこのまま護衛に残しとかなければいけない。
「少し心配ではありますが、レン様のこれからの戦いを考えれば確かにミズキさんはレン様のおそばにいた方がいいかも知れませんね」
エルスさんがそう言うとカロラもそれに頷く。
「確かにそうですね・・・・・・・レン様一つ提案がございます」
カロラが少し考えた後にあたしに視線を向け質問してきたので首を傾げる。
「レン様が信用する討伐者を私共の護衛につけてはもらえませんか?」
あ!その手があった!!って無理だ!今回だけは無理・・・・・だってあたしの知り合いってアズエルに居る討伐者達だからね、【大災害】が収まりつつあるとはいえアズエルは討伐者の手が少しでも必要なはず、しかも知り合いは高ランカーばかりだから猶更だ。
「あ!」
居た!!高ランカーで信頼できる討伐者が!!
「少し待ってて!心当たりに会ってくる」
「「「行ってらっしゃいませ」」」
3人に見送られてあたしは転移する。
行先はウォルム、そう!あたしの心当たりはフィルミナ!フィルミナは高ランカーで護衛依頼を主に受けているって言っていたから適任だと思ったのだ!
「おい!【灼熱の魔女】だぞ!」
「あれ?今日は他のメンバ―が居ねえな【灼熱の魔女】一人ってのは珍しいな」
「あれが【灼熱の魔女】か・・・・・初めて見た」
・・・・・・・・・・・・・・・・そう言えばウォルムのギルドじゃ【灼熱の魔女】って言われてたんだよね・・・・・・・・・・・忘れてたべ!!!
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