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本当に堅物だこの人!!
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ライ―ド砦のあたしの部屋に戻った後外に出ながら大人組と打ち合わせをする。
「乗せて行ってもらえるようにドラゴンズに頼むからシンとカナデはそのまま各街へと向かい状況を説明して護衛をして」
爺さんの話からどれくらいたっているかわからない間に合えばいいのだけれど。
出来るだけ早く行ける等にドラゴンズに頼む、ドラゴンズには本当に申し訳ないよね今回は頼ってばかりだ。
「オレオ!」
小さいサイズになって日向ぼっこをしているドラゴンズのリーダー格であるオレオを呼ぶとあたしの元までパタパタと翼をはためかせ飛んできた・・・・・・・・・・すごく可愛いべよ!!
「悪いんだけど頼みたいことがあるんだ、シンとカナデを運んでもらいたいんだ、誰に頼むのかはオレオに任せるよ」
「グラァ!」
キチンとあたしのお言葉を理解しているらしく返事をして日向ぼっこをしている仲間の下に飛んで行って『クラァクラァ』と会話をした後に二頭を引き連れて飛んで戻って来た。
選ばれたのはタウラとジェミだったので頭を撫でながら話しかける。
「タウラ、ジェミ大変だけどお願いね?悪いんだけど少し急いでほしいんだ」
「「グラァ」」
うちの子達はみんないい子だべ、と思っていたらオレオはあたしの目の前まで飛んできて宙で停止したまま頭を向けてきたので少し笑いそうになった・・・・・・・・・可愛いんだけど!!
「オレオもありがとうね」
オレオの頭を撫でてあげると嬉しそうに目を細めるのでさらに撫でておいた。
「ではレン様行ってまいります、アリーヌ殿レン様をお願いします」
「任せなさい」
・・・・・・・・・・心配してくれるのは嬉しいけどもう少しあたしを信用してほしいべよ。
今のやり取りって『出張に行くお父さんが残っている妻に娘の事は任せた』って言っているっぽいよ!!
あたし達はシン達を見送った後に兵士達が集まる兵舎に向かいラッチさん達と今後の事を話すことにした。
今日の戦闘も無事に勝つ事が出来たみたいで、死者0怪我人多数らしい。
「ジャンヌ様お帰りなさいませ」
そう言って出迎えてくれたのはラッチさん・・・この人あたし達の仲間になってからあたしにこういう態度になったんだよね。
「ご苦労様、悪いんだけどガナムとアルベルト、ラリア、マリッサを呼んでもらえるかな?今後の話がしたい」
「畏まりました」
そう言って部屋を出ていくラッチさん。
因みにラリアとマリッサは仲間が増えた為に今は部隊長になっている、
暫くして4人を連れたラッチさんが戻ってきたので座ってもらい話を始める。
「ちょっと面白い話を仕入れてきたから今後の話をしたいと思うんだ」
その言葉に皆が真剣な顔になる。
「国があたしに賞金を懸けた」
無言ではあるけどそれぞれが怒りの顔になるのが判る。
「あと仲間になってくれた各領主とあたしに暗殺依頼も出されてる」
誰も何も言わないままだけどあたしはそのまま話続ける。
「でだ!一応各領主にはうちの子達を護衛につけた、間に合っていれば今後は心配しなくていいと思う、けどここはそうじゃない、それにここに居る皆は隊長格だから狙われる可能が高い」
ドラゴンズやアニマルズがいるから厳しいけど腕のいい暗殺者ならこの砦に入ることは出来るかもしれない。
「だからライ―ドの防衛対策を話し合いたいんだ」
あたしがそこまで言うとラッチさんが口を開く。
「でしたら見回りの人数を増やす事から始めてはいかかでしょうか?」
そう提案してくれたラッチさんを溜息をついて見る。
「あのねラッチさん、普通に話してほしいんだけど?敬語抜きで」
もう何回も言ってんだけどきいてくれないんだよね!!
「私は貴女に忠誠を誓いましたのでそれはできません、それと私に『さん』付けはしないでください」
本当に堅物だこの人!!因みにこのやり取りはもう10回はやってるべさ。
「乗せて行ってもらえるようにドラゴンズに頼むからシンとカナデはそのまま各街へと向かい状況を説明して護衛をして」
爺さんの話からどれくらいたっているかわからない間に合えばいいのだけれど。
出来るだけ早く行ける等にドラゴンズに頼む、ドラゴンズには本当に申し訳ないよね今回は頼ってばかりだ。
「オレオ!」
小さいサイズになって日向ぼっこをしているドラゴンズのリーダー格であるオレオを呼ぶとあたしの元までパタパタと翼をはためかせ飛んできた・・・・・・・・・・すごく可愛いべよ!!
「悪いんだけど頼みたいことがあるんだ、シンとカナデを運んでもらいたいんだ、誰に頼むのかはオレオに任せるよ」
「グラァ!」
キチンとあたしのお言葉を理解しているらしく返事をして日向ぼっこをしている仲間の下に飛んで行って『クラァクラァ』と会話をした後に二頭を引き連れて飛んで戻って来た。
選ばれたのはタウラとジェミだったので頭を撫でながら話しかける。
「タウラ、ジェミ大変だけどお願いね?悪いんだけど少し急いでほしいんだ」
「「グラァ」」
うちの子達はみんないい子だべ、と思っていたらオレオはあたしの目の前まで飛んできて宙で停止したまま頭を向けてきたので少し笑いそうになった・・・・・・・・・可愛いんだけど!!
「オレオもありがとうね」
オレオの頭を撫でてあげると嬉しそうに目を細めるのでさらに撫でておいた。
「ではレン様行ってまいります、アリーヌ殿レン様をお願いします」
「任せなさい」
・・・・・・・・・・心配してくれるのは嬉しいけどもう少しあたしを信用してほしいべよ。
今のやり取りって『出張に行くお父さんが残っている妻に娘の事は任せた』って言っているっぽいよ!!
あたし達はシン達を見送った後に兵士達が集まる兵舎に向かいラッチさん達と今後の事を話すことにした。
今日の戦闘も無事に勝つ事が出来たみたいで、死者0怪我人多数らしい。
「ジャンヌ様お帰りなさいませ」
そう言って出迎えてくれたのはラッチさん・・・この人あたし達の仲間になってからあたしにこういう態度になったんだよね。
「ご苦労様、悪いんだけどガナムとアルベルト、ラリア、マリッサを呼んでもらえるかな?今後の話がしたい」
「畏まりました」
そう言って部屋を出ていくラッチさん。
因みにラリアとマリッサは仲間が増えた為に今は部隊長になっている、
暫くして4人を連れたラッチさんが戻ってきたので座ってもらい話を始める。
「ちょっと面白い話を仕入れてきたから今後の話をしたいと思うんだ」
その言葉に皆が真剣な顔になる。
「国があたしに賞金を懸けた」
無言ではあるけどそれぞれが怒りの顔になるのが判る。
「あと仲間になってくれた各領主とあたしに暗殺依頼も出されてる」
誰も何も言わないままだけどあたしはそのまま話続ける。
「でだ!一応各領主にはうちの子達を護衛につけた、間に合っていれば今後は心配しなくていいと思う、けどここはそうじゃない、それにここに居る皆は隊長格だから狙われる可能が高い」
ドラゴンズやアニマルズがいるから厳しいけど腕のいい暗殺者ならこの砦に入ることは出来るかもしれない。
「だからライ―ドの防衛対策を話し合いたいんだ」
あたしがそこまで言うとラッチさんが口を開く。
「でしたら見回りの人数を増やす事から始めてはいかかでしょうか?」
そう提案してくれたラッチさんを溜息をついて見る。
「あのねラッチさん、普通に話してほしいんだけど?敬語抜きで」
もう何回も言ってんだけどきいてくれないんだよね!!
「私は貴女に忠誠を誓いましたのでそれはできません、それと私に『さん』付けはしないでください」
本当に堅物だこの人!!因みにこのやり取りはもう10回はやってるべさ。
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