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狙ってやがったな!!
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「けほけほけほ!!」
爺さんのいきなり『賞金首』発言で思いっ切り吹き出しちまったよ!!
しかもこのジジイそれをニヤニヤしながら見てるし!!狙ってやがったな!!
「詳しく聞こうか」
やっと落ち着いたので爺さんを睨みながら聞いてみると、爺さんは気にせずに答えてくれた。
「国が【ドラクーン】関係者数人に賞金を掛けたそうだ、あと暗殺者に依頼も出したそうじゃ」
暗殺者って・・・いきなり物騒になって来たね。
「詳しいね?」
「昔馴染みが儂に復帰して依頼を受けてほしいといってきたからのう」
予想外の答えに視線を鋭くする。
「受けたの?」
「まさか、儂はもう復帰する気はないぞぃ、お主には絶対に勝てないし、他の人に手を出すことはないしこの街の領主を手にかければうちの孫が笑って過ごせなくなるからのぅ」
・・・・・・・・・ん?『この街の領主』?って事は・・・・・・
「もしかして暗殺の依頼ってあたし以外にも出てる?」
爺さんの言い方だと複数・・・・しかもレンスも暗殺対象になってるっぽいよね?
「うむ、サラッサルの領主とクルスラの街の領主も対象になっていたな」
つまりは南部が纏まったのが向こうには都合が悪いわけだ、だから重要人物を暗殺し烏合の衆にしたい訳だ。
「まったく・・・・・・・・・物騒な『世間話』だね、でも助かったよ」
あたしは爺さんに頭を下げる、爺さんが教えてくれなければ殺ていたかもしれないしね。
「儂は世間話をしただけじゃよ」
「そうだ爺さん」
「ん?なんじゃ?」
あたしは此処に来た目的を思い出した。
「酒が欲しい、いつもの奴と樽の奴があればそれもね」
あたしがニヤリとしながら言うと爺さんもニヤリとする。
「お嬢ちゃんはやはり面白いのぅ」
そう言いながら奥へと歩いて行った。
それを見送った後後ろに控えてる大人組がの方を向き口を開く。
「さっきの話を聞いていたね?皆に各領主様の護衛を頼みたい、誰が何処に行くかは皆で相談して、後
エルスさんとカロラの護衛も頼みたい」
首謀者を暗殺するのなら、【ドラクーン】の生命線の【カグヤ商会】の責任者であるエルスさんとカロラが狙われる可能性もあるからエルスさん達にも護衛は付けておいた方がいいと思う。
「レン様、それですとレン様の護衛が居なくなります、レン様も暗殺対象となっていますのでそれは同意する事が出来ません」
代表してシンがそう言ってきたけど、あたしは首を左右に振る。
「あたしは大丈夫だよ暗殺者ごときにあたしはやられないさ、それにアニマルズがいるしね」
アニマルズがいれば不意打ちとかも心配しなくて済むし、いざとなれば転移で逃げるからね。
「ですが」
「頼むよ」
やっと纏まって次のステップに行けたんだ此処で躓きたくはない。
「判りました」
「ありがとう」
渋々頷くシンを見ていたら爺さんが戻って来た。
「【アイテムボックス】持ちの誰かついて来てくれぬかのぅ、さすがに樽は運べんわ」
「シン頼めるかい?」
「畏まりました」
酒を受け取った後倉庫に戻りエルスさんと話をすることにした。
「って事でミズキが二人の護衛につくことになったんで出かけるときは一緒に行動してね」
「畏まりました、ですがやっと国も【ドラクーン】の事を脅威と認識し始めたのですね」
「まあライ―ドを落としたことが切っ掛けだと思うよ、本来ならライ―ドで【ドラクーン】を殲滅するつもりだったんだろうからね」
まさか一日もかからずに陥落するとは思わなかったんだろうさ。
「まさか一日で砦を落とすとは思いませんでした」
何で溜息をつきながら言うのかなカロラ?それに一日かかってないよ?5時間くらいしかかかってないよ?
爺さんのいきなり『賞金首』発言で思いっ切り吹き出しちまったよ!!
しかもこのジジイそれをニヤニヤしながら見てるし!!狙ってやがったな!!
「詳しく聞こうか」
やっと落ち着いたので爺さんを睨みながら聞いてみると、爺さんは気にせずに答えてくれた。
「国が【ドラクーン】関係者数人に賞金を掛けたそうだ、あと暗殺者に依頼も出したそうじゃ」
暗殺者って・・・いきなり物騒になって来たね。
「詳しいね?」
「昔馴染みが儂に復帰して依頼を受けてほしいといってきたからのう」
予想外の答えに視線を鋭くする。
「受けたの?」
「まさか、儂はもう復帰する気はないぞぃ、お主には絶対に勝てないし、他の人に手を出すことはないしこの街の領主を手にかければうちの孫が笑って過ごせなくなるからのぅ」
・・・・・・・・・ん?『この街の領主』?って事は・・・・・・
「もしかして暗殺の依頼ってあたし以外にも出てる?」
爺さんの言い方だと複数・・・・しかもレンスも暗殺対象になってるっぽいよね?
「うむ、サラッサルの領主とクルスラの街の領主も対象になっていたな」
つまりは南部が纏まったのが向こうには都合が悪いわけだ、だから重要人物を暗殺し烏合の衆にしたい訳だ。
「まったく・・・・・・・・・物騒な『世間話』だね、でも助かったよ」
あたしは爺さんに頭を下げる、爺さんが教えてくれなければ殺ていたかもしれないしね。
「儂は世間話をしただけじゃよ」
「そうだ爺さん」
「ん?なんじゃ?」
あたしは此処に来た目的を思い出した。
「酒が欲しい、いつもの奴と樽の奴があればそれもね」
あたしがニヤリとしながら言うと爺さんもニヤリとする。
「お嬢ちゃんはやはり面白いのぅ」
そう言いながら奥へと歩いて行った。
それを見送った後後ろに控えてる大人組がの方を向き口を開く。
「さっきの話を聞いていたね?皆に各領主様の護衛を頼みたい、誰が何処に行くかは皆で相談して、後
エルスさんとカロラの護衛も頼みたい」
首謀者を暗殺するのなら、【ドラクーン】の生命線の【カグヤ商会】の責任者であるエルスさんとカロラが狙われる可能性もあるからエルスさん達にも護衛は付けておいた方がいいと思う。
「レン様、それですとレン様の護衛が居なくなります、レン様も暗殺対象となっていますのでそれは同意する事が出来ません」
代表してシンがそう言ってきたけど、あたしは首を左右に振る。
「あたしは大丈夫だよ暗殺者ごときにあたしはやられないさ、それにアニマルズがいるしね」
アニマルズがいれば不意打ちとかも心配しなくて済むし、いざとなれば転移で逃げるからね。
「ですが」
「頼むよ」
やっと纏まって次のステップに行けたんだ此処で躓きたくはない。
「判りました」
「ありがとう」
渋々頷くシンを見ていたら爺さんが戻って来た。
「【アイテムボックス】持ちの誰かついて来てくれぬかのぅ、さすがに樽は運べんわ」
「シン頼めるかい?」
「畏まりました」
酒を受け取った後倉庫に戻りエルスさんと話をすることにした。
「って事でミズキが二人の護衛につくことになったんで出かけるときは一緒に行動してね」
「畏まりました、ですがやっと国も【ドラクーン】の事を脅威と認識し始めたのですね」
「まあライ―ドを落としたことが切っ掛けだと思うよ、本来ならライ―ドで【ドラクーン】を殲滅するつもりだったんだろうからね」
まさか一日もかからずに陥落するとは思わなかったんだろうさ。
「まさか一日で砦を落とすとは思いませんでした」
何で溜息をつきながら言うのかなカロラ?それに一日かかってないよ?5時間くらいしかかかってないよ?
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