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これからの事だべ!!
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エルスさんの【カグヤ商会】の店を出しましょう発言にあたしは思いっきり首を傾げていた。
そしてそんなあたしを見てエルスさんが話を続ける。
「レン様が私に物資関係の話を持って来たのは『ウォルムの厄災』の時の支援物資の時の事を当てにしての事だと思います」
「うん」
この話を・・・いやレンスに『物資に関しては何とかなる』と言ったのは『ウォルムの厄災』の時にエルスさんが手配し、ウォルムの各村へと支援物資を配ったことがあるから大丈夫だと思ったのだ。
「あの時はメイシェルの王都で伝手を使い物資を集めましたが今回はそれが使えません」
「はえ?」
え?もしかしてあたしの計画いきなり終了?やべえ・・・レンスになんて言おう?
「え?何で使えないの?」
あたしの質問にエルスさんが真剣な顔で答えてくれた。
「私の使った伝手は私が王宮で働いた時に得た伝手なのです」
「え?それが何で使えないの?」
王宮御用達の店から物資を買ったって事でしょ?品切れとかってのはあり得ないよね?
「お忘れですか?今は戦時です、国の方が優先されます」
あ!!そう言う事か!!確かに無理だね!!
「そこで先程の話の戻るのですが、ケネスダスに店を出す・・・・正確には新しい形の【カグヤ商会】の店をです」
「新しい形?」
え?新しい形って?もしかして従業員が皆着ぐるみを着て接客をするとか?・・・・・・・・ちょっと見てみたいかも!!
「はい今までの【カグヤ商会】は衣服とレシピの販売を専門としてきました、ですがケネスダスに出す店は食糧、衣服、薬、武器関係・・・・・・所謂総合商会として店を出すのです」
違ったよ!!
「別に今までの【カグヤ商会】でもよくない?」
あたしの言葉にエルスさんが首を左右に振る。
「レン様の今回の頼みに答えられる為にはそうした方がいいのです、許可して頂けますか?」
「エルスさんが必要だと思うんだよね?」
「はい」
エルスさんは間違ったことは絶対にしない人だ、ならばOKしかないでしょう!!
「わかったべ、頼める?」
「畏まりました、三日下さい話を纏めて見せます」
なんかエルスさんがやる気になってる!!頼もしいけどちょっと怖い!!
「んじゃ一度ケネスダスに行こうかエルスさん」
物資置き場に一緒に行って場所を確認してもらった方がいいし、一度行けばエルスさんに渡してある【転移の腕輪】を使いいつでも来れるようになるからね。
「畏まりました」
ん?あれ?そう言えば・・・・・・
「ねえエルスさん、確かもう店を任せられる人っていないんじゃなかった?」
確か【エルセア王国】に店を出す時に『任せられる人はもういない』と言ってた気がするんだけど?
「はい、店を出しても任せられる者が育っていません、ですから私、テレス、ポーラが交代でケネスダスの店を受け持ちます」
「え?いいの?家の事だけでもかなり忙しいんじゃないの?」
「大丈夫ですよ、子供達も半数の子達は見習いや討伐者となりましたからかなり手が空きますので」
ああそっか、でもなんか悪い気がするね。
「大丈夫ですよレン様、営業しつつ、きちんと教育はしていきます、数か月で任せられる人間が育ちますよ」
「わかったべ、大変だろうけど頼みます」
あたしは三人に頭を下げる。
「頭をお上げ下さいレン様、私達は貴女に仕えているのです、ですからお気になさらず」
エルスさんがそう言うとテレスが頷く。
「そうですレン様、貴女にお仕えして、色々な体験が出来て退屈しなくてすみますわ」
ねえテレスそれは喜んでいるんだよね?遠回しに貶してはいないよね?
「私は毎日が楽しいですよレン様」
ありがとうポーラ!!
「んじゃさんの皆で一度ケネスダスにいこうか」
「「「畏まりました」」」
何とかなりそうでよかったよ。
そしてそんなあたしを見てエルスさんが話を続ける。
「レン様が私に物資関係の話を持って来たのは『ウォルムの厄災』の時の支援物資の時の事を当てにしての事だと思います」
「うん」
この話を・・・いやレンスに『物資に関しては何とかなる』と言ったのは『ウォルムの厄災』の時にエルスさんが手配し、ウォルムの各村へと支援物資を配ったことがあるから大丈夫だと思ったのだ。
「あの時はメイシェルの王都で伝手を使い物資を集めましたが今回はそれが使えません」
「はえ?」
え?もしかしてあたしの計画いきなり終了?やべえ・・・レンスになんて言おう?
「え?何で使えないの?」
あたしの質問にエルスさんが真剣な顔で答えてくれた。
「私の使った伝手は私が王宮で働いた時に得た伝手なのです」
「え?それが何で使えないの?」
王宮御用達の店から物資を買ったって事でしょ?品切れとかってのはあり得ないよね?
「お忘れですか?今は戦時です、国の方が優先されます」
あ!!そう言う事か!!確かに無理だね!!
「そこで先程の話の戻るのですが、ケネスダスに店を出す・・・・正確には新しい形の【カグヤ商会】の店をです」
「新しい形?」
え?新しい形って?もしかして従業員が皆着ぐるみを着て接客をするとか?・・・・・・・・ちょっと見てみたいかも!!
「はい今までの【カグヤ商会】は衣服とレシピの販売を専門としてきました、ですがケネスダスに出す店は食糧、衣服、薬、武器関係・・・・・・所謂総合商会として店を出すのです」
違ったよ!!
「別に今までの【カグヤ商会】でもよくない?」
あたしの言葉にエルスさんが首を左右に振る。
「レン様の今回の頼みに答えられる為にはそうした方がいいのです、許可して頂けますか?」
「エルスさんが必要だと思うんだよね?」
「はい」
エルスさんは間違ったことは絶対にしない人だ、ならばOKしかないでしょう!!
「わかったべ、頼める?」
「畏まりました、三日下さい話を纏めて見せます」
なんかエルスさんがやる気になってる!!頼もしいけどちょっと怖い!!
「んじゃ一度ケネスダスに行こうかエルスさん」
物資置き場に一緒に行って場所を確認してもらった方がいいし、一度行けばエルスさんに渡してある【転移の腕輪】を使いいつでも来れるようになるからね。
「畏まりました」
ん?あれ?そう言えば・・・・・・
「ねえエルスさん、確かもう店を任せられる人っていないんじゃなかった?」
確か【エルセア王国】に店を出す時に『任せられる人はもういない』と言ってた気がするんだけど?
「はい、店を出しても任せられる者が育っていません、ですから私、テレス、ポーラが交代でケネスダスの店を受け持ちます」
「え?いいの?家の事だけでもかなり忙しいんじゃないの?」
「大丈夫ですよ、子供達も半数の子達は見習いや討伐者となりましたからかなり手が空きますので」
ああそっか、でもなんか悪い気がするね。
「大丈夫ですよレン様、営業しつつ、きちんと教育はしていきます、数か月で任せられる人間が育ちますよ」
「わかったべ、大変だろうけど頼みます」
あたしは三人に頭を下げる。
「頭をお上げ下さいレン様、私達は貴女に仕えているのです、ですからお気になさらず」
エルスさんがそう言うとテレスが頷く。
「そうですレン様、貴女にお仕えして、色々な体験が出来て退屈しなくてすみますわ」
ねえテレスそれは喜んでいるんだよね?遠回しに貶してはいないよね?
「私は毎日が楽しいですよレン様」
ありがとうポーラ!!
「んじゃさんの皆で一度ケネスダスにいこうか」
「「「畏まりました」」」
何とかなりそうでよかったよ。
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