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何でそうなった!!
しおりを挟む「さて・・・話は聞いたねあんた等?この街があたし達の拠点となる、飯食ったら移動するよ?」
あたしたち二人の話し合いを見守っていた騎士達にそういうと急いで食事の戻る騎士達。
あたしはもう食べたのでアニマルズとドラゴンズ達と群れながら過ごす。
「本当にドラゴンを従魔にしているのですね、僕が触っても大丈夫ですか?」
「どうだいオレオ?」
小さくなったオレオがあたしの足元で寛いでいたので聞いてみるとこっちを見て浮き上がりレンスの前まで飛んでいく。
「いいらしいよ、優しくしてあげてね」
「はい」
恐る恐ると言う感じで触り始めるレンスを見た後に後ろに控えていたシンに視線を向ける。
「街に入って落ち着いたらエルスさんに会って来る、その間の対応は任せるね」
「畏まりました」
エルスさんに会って物資関係の事を頼まなきゃいけないので一度アズエルに戻るつもりだ。
・・・・・・・思ったよりも早くあの子達の顔を見ることが出来るね!
「あ!そうだ!」
もう一つ肝心な事を思い出してバーベキューを楽しんでいる騎士達に視線を向けて皆に聞こえるように声を掛ける。
「そのまま聞いておくれ!あんた等の中での部隊長決めて欲しい!出来れば二人!それとそれを支える副長も二人ね」
200人いるから100人で1部隊としてまとまってもらい様々な事をやって欲しいのだ。
あたしの言葉を聞き食事を急いで終わらせ離れた場所に集まり、話し合いを始めた騎士達をアニマルズとドラゴンズ達と戯れながら見ていると四人がその中から出てきてあたし達の方に歩いて来る。
どうやら決まったらしい。
こちらに向かって来たのが180㎝位の背でごつい体とごつい顔の青い髪を刈り上げた男、190㎝位の背で長い赤髪を背で縛っているかなり顔の良い男、それと黒髪をポニーテールにした150㎝位の背の女の子の四人だ。
「お待たせしました先ずは私から・・・・部隊長の一人として仲間から選ばれたガラム・ネイスターです」
180㎝位の背でごつい体とごつい顔の青い髪を刈り上げた男が跪いて挨拶をして来たのであたしは首を左右に振りながら口を開く。
「さっきも言ったけどあたしは同志としてあんた等を仲間にしたんだ立っておくれガラム、これからよろしくね」
「はっ!!でこいつが副官となるラリア・ガイガルです」
「よろしくお願いします!!」
160㎝位の背で青髪をボブにした顔の整った糸目の男が勢いよく頭を下げてきた。
「よろしくね、副官は大変だろうけど頑張ってね」
無茶な事を言うかもしれないからね!!
「はい!」
かなり元気な奴だ!良い事だね。
「次は私が・・・・私の名はアルベルト・サーリアです、部隊長として選ばれましたよろしくお願いします」
190㎝位の背で長い赤髪を背で縛っているかなり顔の良い男が微笑みながら言ってきた。
きっとその笑顔で数多の女性を惚れさせてきたんだろうね、でもあたしには効かないよ!!何故ならシンやライの方がいい男だからね!!
「よろしく、色々頼むと思うから頼むよ」
「畏まりました、そして私の副官が彼女になります」
アルベルトが黒髪をポニーテールにした150㎝位の背の女の子に向けると慌てたように頭を下げる。
「マリッサ・カールです!よろしくお願いします!」
この子も元気だね!良い事だよ!
「あの・・・・・・」
なんかマリッサがもじもじとしながらあたしを見てきたので首を傾げながら聞いてみる。
「なんだべ?」
「お姉さまと呼んでいいですか?」
何でさ!!何でそうなった!!
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