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うまく行って良かったよ!!
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「さてと・・・・・そこのアンタ!」
あたしは正座する200人の前に腕を組み全体を見渡した後見覚えのある顔・・・・ここに来て最初に話をした騎士に声を掛ける。
「・・・・・・俺か?」
どうやらあたしが自分の事を言ったとは思ってなかったらしく、隣の騎士に教えられそう呟く。
「そうだアンタだよアンタに聞く、軍がこの街を襲う事にアンタは何も思わなかったのかい?」
騎士であるなら・・・いやこの国の人間であるなら普通同郷の人間を襲う事に嫌悪感を抱くと思うんだけどな?
「俺は・・・国に仕える騎士だ・・・・国が決定したことに従うのが当たり前なんだ」
普通はそうだろう、だが明らかに間違ってる時まで従うのは絶対に間違っている。
「あんた等の頭は飾りか!明らかに間違ってるのに何で間違ってると言わない!!何のためにその頭はある!アンタ等は国を民を家族を守るために騎士になったんじゃないのか!!」
「仕方ないだろ!上官の命令は絶対なんだ!!」
そう言い放つ男の真横に上空に待機させてある【サウザンドブレイブ】の一本を打ち込む。
「そんな軍はやめちまえ」
守るべきものを守らず手を出すなんざ【レインプトス王国】のグリフォンと同じだ。
「あんた等この国に大事な人がいるのなら、あたしにつきな、あたしは今の国王の・・・国のやり方に納得がいかない、だから国王を倒しに行く」
あたしの言葉に再び静まり返る騎士達。
「話中にすまないが・・・・・貴女に質問がある」
その沈黙を破るように一人の騎士があたしに声を掛けてきたのでその男に視線を向ける。
「俺達の・・・・・いや俺の治療をしてくれたのは君か?俺はさっきの貴女達との戦いでウインドドラゴンにやられ腕がちぎれたのが治っているのだが」
他の騎士達もそれに同意したように何度も頷きあたしを見るので頷く。
「あたしがやった、【回復魔法】が使えるからね」
仲間にしちまえって下心もあったしね!!
ん?何人か・・・・・・・いや半分くらいが正座をやめて跪つき頭を下げ始めたよ?
「貴女様は【神の巫女】様でしたか!!大変変失礼しました!!」
あ!そっち!でも後々なんか言われるから訂正せねば!!
「あたしは【神の巫女】じゃないよ?たまたま【回復魔法】が使えるだけだよ、それはさておきどうする?アンタ等このままあたし達と敵対するか?それともあたしと組んで本来の国を取り戻す為に戦うか?どっちにする?」
さあどう出るかね騎士さん達は?
「俺は貴女様と共に戦います!!」
沈黙の中一人の騎士が立ち上がり大声で言い放つのを皮切りにどんどん騎士達が立ち上がり・・・・そして全ての騎士が立ち上がってくれた。
「我等は貴女様の傘下に入ります、何なりとご命令を」
全ての騎士が今一度跪いて代表者って言うか一番位の高い騎士がそう言うと全員が『よろしくお願いします』と乱れる事無く声をそろえて言うのであたしは首を左右に振る。
「あたしが欲しいのは部下じゃない同士だよ、だから立ちな!あたしはあんた等と共に戦うんだ、よろしくね」
「「「「「「「応!!」」」」」
どうやら説得は成功したようだ、うまく行って良かったよ!!
それから暫く話をしているとレビィンが村人達を連れて合流した。
「お前凄いな」
「へ?」
開口一番そう言うレビィンを思わず見るとレビィンがあたしの後ろを見て口を開く。
「あの数相手に勝っちまうとか騎士達を説得したのも驚きだが、ウインドドラゴンを従魔にしてるなんて聞いた事が無い・・・・・・本当にすげえよお前は」
「いやぁ・・・それほどでも・・・・・・って何であたしがレンだと分かった!!」
今は蒼天の魔法で姿を変えてるんだけど!!
「いやいやいや!お前の従魔が周りにいる時点でわかるぞ?」
「あ」
それは盲点だった!!
「でもこれから【ドラクーン】として活動していくときはこの姿で行くよ」
「素晴らしい」
アンタはそれしか言えないのかステイル!!
あたしは正座する200人の前に腕を組み全体を見渡した後見覚えのある顔・・・・ここに来て最初に話をした騎士に声を掛ける。
「・・・・・・俺か?」
どうやらあたしが自分の事を言ったとは思ってなかったらしく、隣の騎士に教えられそう呟く。
「そうだアンタだよアンタに聞く、軍がこの街を襲う事にアンタは何も思わなかったのかい?」
騎士であるなら・・・いやこの国の人間であるなら普通同郷の人間を襲う事に嫌悪感を抱くと思うんだけどな?
「俺は・・・国に仕える騎士だ・・・・国が決定したことに従うのが当たり前なんだ」
普通はそうだろう、だが明らかに間違ってる時まで従うのは絶対に間違っている。
「あんた等の頭は飾りか!明らかに間違ってるのに何で間違ってると言わない!!何のためにその頭はある!アンタ等は国を民を家族を守るために騎士になったんじゃないのか!!」
「仕方ないだろ!上官の命令は絶対なんだ!!」
そう言い放つ男の真横に上空に待機させてある【サウザンドブレイブ】の一本を打ち込む。
「そんな軍はやめちまえ」
守るべきものを守らず手を出すなんざ【レインプトス王国】のグリフォンと同じだ。
「あんた等この国に大事な人がいるのなら、あたしにつきな、あたしは今の国王の・・・国のやり方に納得がいかない、だから国王を倒しに行く」
あたしの言葉に再び静まり返る騎士達。
「話中にすまないが・・・・・貴女に質問がある」
その沈黙を破るように一人の騎士があたしに声を掛けてきたのでその男に視線を向ける。
「俺達の・・・・・いや俺の治療をしてくれたのは君か?俺はさっきの貴女達との戦いでウインドドラゴンにやられ腕がちぎれたのが治っているのだが」
他の騎士達もそれに同意したように何度も頷きあたしを見るので頷く。
「あたしがやった、【回復魔法】が使えるからね」
仲間にしちまえって下心もあったしね!!
ん?何人か・・・・・・・いや半分くらいが正座をやめて跪つき頭を下げ始めたよ?
「貴女様は【神の巫女】様でしたか!!大変変失礼しました!!」
あ!そっち!でも後々なんか言われるから訂正せねば!!
「あたしは【神の巫女】じゃないよ?たまたま【回復魔法】が使えるだけだよ、それはさておきどうする?アンタ等このままあたし達と敵対するか?それともあたしと組んで本来の国を取り戻す為に戦うか?どっちにする?」
さあどう出るかね騎士さん達は?
「俺は貴女様と共に戦います!!」
沈黙の中一人の騎士が立ち上がり大声で言い放つのを皮切りにどんどん騎士達が立ち上がり・・・・そして全ての騎士が立ち上がってくれた。
「我等は貴女様の傘下に入ります、何なりとご命令を」
全ての騎士が今一度跪いて代表者って言うか一番位の高い騎士がそう言うと全員が『よろしくお願いします』と乱れる事無く声をそろえて言うのであたしは首を左右に振る。
「あたしが欲しいのは部下じゃない同士だよ、だから立ちな!あたしはあんた等と共に戦うんだ、よろしくね」
「「「「「「「応!!」」」」」
どうやら説得は成功したようだ、うまく行って良かったよ!!
それから暫く話をしているとレビィンが村人達を連れて合流した。
「お前凄いな」
「へ?」
開口一番そう言うレビィンを思わず見るとレビィンがあたしの後ろを見て口を開く。
「あの数相手に勝っちまうとか騎士達を説得したのも驚きだが、ウインドドラゴンを従魔にしてるなんて聞いた事が無い・・・・・・本当にすげえよお前は」
「いやぁ・・・それほどでも・・・・・・って何であたしがレンだと分かった!!」
今は蒼天の魔法で姿を変えてるんだけど!!
「いやいやいや!お前の従魔が周りにいる時点でわかるぞ?」
「あ」
それは盲点だった!!
「でもこれから【ドラクーン】として活動していくときはこの姿で行くよ」
「素晴らしい」
アンタはそれしか言えないのかステイル!!
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