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まずは先制!!
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食事を終えアニマルズとドラゴンズはのんびりと過ごしてもらい、あたし達は今後の事を話し合う事にした。
「【アラビータ】に入ったから王都まで空から向かった方がいいと思うんだ」
国境を越えるときに見たんだけど国境警備隊と第三師団が約5000、それに対して【アラビータ】の先行隊約1000ぐらいが戦闘は行わずににらみ合っている状態だった。
【アラビータ】が手を出さずに睨み合いになってるのは後続部隊を待っている為だろう。
「それでいいと思いますわ、では話し合いは此処までにいたしましょう、レン様お風呂の用意をいたしますので湯船を出していただけますか?」
「あいよ」
【アイテムボックス】から湯船を取り出してその場に置く。
「それと【アースウォール】」
湯船を取り囲むように壁を作った後椅子に座ると、カナデがお茶を入れてくれる。
「お疲れ様ですレン様、今しばらくお待ちください」
その後お風呂に入り、のんびりした後アニマルズとドラゴンズと共に眠りについた。
「レン様おはようございます」
起きてすぐにカナデがお茶を入れてくれたので、しっかり目が覚めるまでボケーっと過ごす。
「レン様、昨日のお客様が猪とシャドースネークを一匹持って来て下さいました」
「え?あの子来てるの?」
カナデの話にしっかりと目が覚めた。
「いいえ夜遅くに持って来て下さいました、レン様はお休みになられていましたのでその旨をお伝えしたらお土産を置いて帰ってしまわれました」
昨日のご飯のお礼を持って来てくれたのかな?やっぱりあの子はいい子だったね。
「ありがたく貰っておこう」
その後朝食を食べて全てを回収した後ドラゴンズ達が元のサイズに戻る。
「皆、今日もおねがいね?」
そう言いながらドラゴンズの背に乗り、空に舞い上がる。
「レン様、あれを!!」
空の旅を再開して約二時間後シンが指をさしながら言ってきたので、その方向を見てみると、30人くらいの旅人をウルフ系の魔物が15頭くらいが襲っているのが見えた。
「ドラゴンズは空で待機!他は降りるよ!後着地はカナデに任せる!!」
言い終わると同時にあたしはオレオの背から飛び降り【アイテムボックス】から日光を取り出す。
まずは先制!!
「【サウザンドブレイブ】!!」
狙いは旅人とウルフたちの間!少しでもウルフと旅人の距離を離す!!
轟音と共に大地に突き刺さる炎の剣を避けるように後ろに下がるウルフを見つつしっかりと着地をする。
「ミズキ、カナデ旅人さん達の守りを、他はあいつ等の殲滅だ」
「「「「畏まりました」」」」
さて行くよ!!って思って走ろうとしたらあたしの獲物がいなかった・・・・・・・・・・あれ?あたしのこのやる気はどうしたらいいのかな?ねえ?
アニマルズとシン達が張り切ったのですぐに戦闘は終了し、このやるせない気持ちを抱えたまま後ろでまとまっている旅人さん達の方に歩いて行く。
「大丈夫だった?」
その中の一人の若い女性に声を掛けると『ビクッ』として近くに居た老人の背に隠れた。
え?アタシ怖くないよ?何でそんなに怯えてるのさ?
「助けていただいたのに孫が失礼な態度をとって申し訳ない、一つだけお聞かせください」
そのお爺さんがあたしを真剣な目で見ながら言ってきたので首を傾げる。
「なんだべ?」
「貴女様の後ろに居る魔物は、貴女の従魔でしょうか?」
ああ!あたしに怯えていたんじゃなく、アニマルズに怯えていたんだね。
「この子達は賢いから人は襲わないよ、とってもいい子だから」
「そうでございますか、だそうだぞネネ?」
お爺さんの言葉に隠れていた女性があたしの前に立ち深々と頭を下げた。
「助けていただきありがとうございます!それと失礼な態度をとってごめんなさい!!」
「別に気にしてないからいいよ」
あ!ついでだからこの人達からここいら辺の情報を聞いておこう!!
「【アラビータ】に入ったから王都まで空から向かった方がいいと思うんだ」
国境を越えるときに見たんだけど国境警備隊と第三師団が約5000、それに対して【アラビータ】の先行隊約1000ぐらいが戦闘は行わずににらみ合っている状態だった。
【アラビータ】が手を出さずに睨み合いになってるのは後続部隊を待っている為だろう。
「それでいいと思いますわ、では話し合いは此処までにいたしましょう、レン様お風呂の用意をいたしますので湯船を出していただけますか?」
「あいよ」
【アイテムボックス】から湯船を取り出してその場に置く。
「それと【アースウォール】」
湯船を取り囲むように壁を作った後椅子に座ると、カナデがお茶を入れてくれる。
「お疲れ様ですレン様、今しばらくお待ちください」
その後お風呂に入り、のんびりした後アニマルズとドラゴンズと共に眠りについた。
「レン様おはようございます」
起きてすぐにカナデがお茶を入れてくれたので、しっかり目が覚めるまでボケーっと過ごす。
「レン様、昨日のお客様が猪とシャドースネークを一匹持って来て下さいました」
「え?あの子来てるの?」
カナデの話にしっかりと目が覚めた。
「いいえ夜遅くに持って来て下さいました、レン様はお休みになられていましたのでその旨をお伝えしたらお土産を置いて帰ってしまわれました」
昨日のご飯のお礼を持って来てくれたのかな?やっぱりあの子はいい子だったね。
「ありがたく貰っておこう」
その後朝食を食べて全てを回収した後ドラゴンズ達が元のサイズに戻る。
「皆、今日もおねがいね?」
そう言いながらドラゴンズの背に乗り、空に舞い上がる。
「レン様、あれを!!」
空の旅を再開して約二時間後シンが指をさしながら言ってきたので、その方向を見てみると、30人くらいの旅人をウルフ系の魔物が15頭くらいが襲っているのが見えた。
「ドラゴンズは空で待機!他は降りるよ!後着地はカナデに任せる!!」
言い終わると同時にあたしはオレオの背から飛び降り【アイテムボックス】から日光を取り出す。
まずは先制!!
「【サウザンドブレイブ】!!」
狙いは旅人とウルフたちの間!少しでもウルフと旅人の距離を離す!!
轟音と共に大地に突き刺さる炎の剣を避けるように後ろに下がるウルフを見つつしっかりと着地をする。
「ミズキ、カナデ旅人さん達の守りを、他はあいつ等の殲滅だ」
「「「「畏まりました」」」」
さて行くよ!!って思って走ろうとしたらあたしの獲物がいなかった・・・・・・・・・・あれ?あたしのこのやる気はどうしたらいいのかな?ねえ?
アニマルズとシン達が張り切ったのですぐに戦闘は終了し、このやるせない気持ちを抱えたまま後ろでまとまっている旅人さん達の方に歩いて行く。
「大丈夫だった?」
その中の一人の若い女性に声を掛けると『ビクッ』として近くに居た老人の背に隠れた。
え?アタシ怖くないよ?何でそんなに怯えてるのさ?
「助けていただいたのに孫が失礼な態度をとって申し訳ない、一つだけお聞かせください」
そのお爺さんがあたしを真剣な目で見ながら言ってきたので首を傾げる。
「なんだべ?」
「貴女様の後ろに居る魔物は、貴女の従魔でしょうか?」
ああ!あたしに怯えていたんじゃなく、アニマルズに怯えていたんだね。
「この子達は賢いから人は襲わないよ、とってもいい子だから」
「そうでございますか、だそうだぞネネ?」
お爺さんの言葉に隠れていた女性があたしの前に立ち深々と頭を下げた。
「助けていただきありがとうございます!それと失礼な態度をとってごめんなさい!!」
「別に気にしてないからいいよ」
あ!ついでだからこの人達からここいら辺の情報を聞いておこう!!
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