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貴様か!!また貴様の仕業かぁぁぁぁぁぁ!!
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「レン、今日はお城に行った後はどうするの?リュージュと一緒にお昼に行きましょうよ?」
中々魅力的なお誘いなんだけど今日中に残り二国も行っておきたいんだよね、なら明日に出来ないかな?
「フィルミナ、明日じゃダメかな?今日は行かなきゃいけない所があって無理そうなんだよ」
「いいわよ?リュージュには言っておくから明日リュージュの店に集合ね?」
良かったべ!明日の楽しみも出来た!!
「わかったよ、んじゃあたしは城に用事があるから行くね?」
「ええ、明日ね」
「あいよ」
あたしはフィルミナと別れて城に向かい、お城の入場門の所まで行くとそこを警備していた騎士さんがあたしにいきなり敬礼をした。
・・・・・・・・・・・・・・何でいきなり敬礼なんてするのさ?あたしこの国の兵士でもなければお偉いさんでもないよ?
「いらっしゃいませレン殿!陛下からあなたが来たらそのまま通すように言われております、どうぞお通りください」
・・・・・・・・・・・何か【ウォルム王国】でも顔パスになったんだけど?おかしくない?あたしはただの平民だべ?何でこんな事になってんの?アクスに問い詰め・・・・ちがった詳しく聞かないといけないね!!でもその前に気になる事があるんだよね。
「ねえ何であたしが『レン』だと気が付いたの?」
この騎士さんとは初対面のはずなんだけど、騎士さんはすぐにあたしだと確信して敬礼をしていたよね?
「ああその事ですか、少しお待ちくださいね」
騎士さんが詰所に走って行ってすぐに戻って来た。
「これですよ」
・・・・・・・・・・・・ルヴァァァァァァァン!!貴様か!!また貴様の仕業かぁぁぁぁぁぁ!!
騎士さんが持ってきたのはガラスの額縁に収められている姿絵・・・・そうあたしの姿絵だ。
前に見たのは日光を構えている姿絵だったけど、これはギンガと戯れている姿絵だ・・・・・しかも数倍美化されたあたしのね!!
あいつまだ描いてやがったのか!!これは一度アルセムに行ってぶん殴ってきた方がいいよね?いや殴りに行く!!
「わかったよ、で?通っていいんだよね?」
「もちろんです」
騎士さんに見送られるようにして進みだしてふと止まる。
「なあ騎士さん、アクスが何処に居るかが判んないんだけど、案内人って頼めるかな?」
三回くらいしか来てないから迷子になる自信があるんだよ!!
「お待ちください」
暫く待っていたら一人の女性を連れて戻って来たのでその人に案内してもらった。
「おおレンか!よく来たな!!」
ニコニコしながら執務室でやっていた作業を止めてあたしに笑いかけて来る。
「今回はありがとうね、お陰で無事に出られたよ」
「お前が我が国にしてくれた事に比べれば些細な事だ気にするな」
お礼を言った後世間話をした後に気になったことを聞く。
「アクス、何であたしを顔パス・・・警備している騎士達に通していいと言ったのさ?」
「ん?ケインも同じ事をやってると聞いたぞ?」
ケイン!余計な事を教えてんじゃないよ!!
「お前は信用できるからな、前から言ってるがこの国の恩人なんだから警戒する必要は無いだろう?」
「いや・・・そうだけどさ?あたしは平民だべ?部下になんか言われたりしないの?」
あたしの言葉に思いっきりアクスが笑う。
「俺の部下にお前を悪く言う奴はおらんよ、皆『ウォルムの厄災』を乗り越えた者達だからな」
ああ・・・そうか皆があたしを知ってるって訳だ。
「もう一つ聞きたい」
「ん?何だ?」
あたしが真顔になったのでアクスも構えるように真顔になる。
「あの絵は何処で手に入れた?」
「は?」
扱ってる場所に乗り込んで全て燃やしてやる!!
中々魅力的なお誘いなんだけど今日中に残り二国も行っておきたいんだよね、なら明日に出来ないかな?
「フィルミナ、明日じゃダメかな?今日は行かなきゃいけない所があって無理そうなんだよ」
「いいわよ?リュージュには言っておくから明日リュージュの店に集合ね?」
良かったべ!明日の楽しみも出来た!!
「わかったよ、んじゃあたしは城に用事があるから行くね?」
「ええ、明日ね」
「あいよ」
あたしはフィルミナと別れて城に向かい、お城の入場門の所まで行くとそこを警備していた騎士さんがあたしにいきなり敬礼をした。
・・・・・・・・・・・・・・何でいきなり敬礼なんてするのさ?あたしこの国の兵士でもなければお偉いさんでもないよ?
「いらっしゃいませレン殿!陛下からあなたが来たらそのまま通すように言われております、どうぞお通りください」
・・・・・・・・・・・何か【ウォルム王国】でも顔パスになったんだけど?おかしくない?あたしはただの平民だべ?何でこんな事になってんの?アクスに問い詰め・・・・ちがった詳しく聞かないといけないね!!でもその前に気になる事があるんだよね。
「ねえ何であたしが『レン』だと気が付いたの?」
この騎士さんとは初対面のはずなんだけど、騎士さんはすぐにあたしだと確信して敬礼をしていたよね?
「ああその事ですか、少しお待ちくださいね」
騎士さんが詰所に走って行ってすぐに戻って来た。
「これですよ」
・・・・・・・・・・・・ルヴァァァァァァァン!!貴様か!!また貴様の仕業かぁぁぁぁぁぁ!!
騎士さんが持ってきたのはガラスの額縁に収められている姿絵・・・・そうあたしの姿絵だ。
前に見たのは日光を構えている姿絵だったけど、これはギンガと戯れている姿絵だ・・・・・しかも数倍美化されたあたしのね!!
あいつまだ描いてやがったのか!!これは一度アルセムに行ってぶん殴ってきた方がいいよね?いや殴りに行く!!
「わかったよ、で?通っていいんだよね?」
「もちろんです」
騎士さんに見送られるようにして進みだしてふと止まる。
「なあ騎士さん、アクスが何処に居るかが判んないんだけど、案内人って頼めるかな?」
三回くらいしか来てないから迷子になる自信があるんだよ!!
「お待ちください」
暫く待っていたら一人の女性を連れて戻って来たのでその人に案内してもらった。
「おおレンか!よく来たな!!」
ニコニコしながら執務室でやっていた作業を止めてあたしに笑いかけて来る。
「今回はありがとうね、お陰で無事に出られたよ」
「お前が我が国にしてくれた事に比べれば些細な事だ気にするな」
お礼を言った後世間話をした後に気になったことを聞く。
「アクス、何であたしを顔パス・・・警備している騎士達に通していいと言ったのさ?」
「ん?ケインも同じ事をやってると聞いたぞ?」
ケイン!余計な事を教えてんじゃないよ!!
「お前は信用できるからな、前から言ってるがこの国の恩人なんだから警戒する必要は無いだろう?」
「いや・・・そうだけどさ?あたしは平民だべ?部下になんか言われたりしないの?」
あたしの言葉に思いっきりアクスが笑う。
「俺の部下にお前を悪く言う奴はおらんよ、皆『ウォルムの厄災』を乗り越えた者達だからな」
ああ・・・そうか皆があたしを知ってるって訳だ。
「もう一つ聞きたい」
「ん?何だ?」
あたしが真顔になったのでアクスも構えるように真顔になる。
「あの絵は何処で手に入れた?」
「は?」
扱ってる場所に乗り込んで全て燃やしてやる!!
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