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結果オーライ!!
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「へ?ちょ!!」
三体の炎のアンヌシアさんが其々違う動きであたしに攻撃をしてくる、炎の槍10本を放つ、五段突きをする、連続横凪をする、そして本体が思いっきり振り下ろしをかまして来る。
その全てを何とか躱しきったと思ったら四人に囲まれた状態になった。
いきなり四対一になるなんてそりゃないよ!!
「さっきので分かったと思うけど炎の分身体全てが其々の考えで動くわ、実力も私と同等ね」
アンヌシアさんと同等って師団長四人と同時に戦うって事?無理に決まってるじゃん!!
「さてレンちゃん、今度は勝たせてもらうわ」
その言葉と共にアンヌシアさんと分身体が炎の槍を10本作りあたしに向かい放った後あたしに向かい踏み込んでくる。
これはかなりヤバい!!
「嵐を纏え【風神】!【風神暴舞】!!」
「きゃ!!」
あたしは【風神】を地面に突き刺し【風神暴舞】を使う。
あたしを中心に【風神暴舞】の暴力的な風が全方向に広がっていき、アンヌシアさんと分身体を吹き飛ばしアンヌシアさんは小さな悲鳴を上げて、分身体と炎の槍は跡形もなく消えた。
よし!狙い通り!!
よろけながらもアンヌシアさんが立ち上がる、まああれくらいじゃ倒せないか。
「びっくりしたわ、その槍の力?」
「うんそうだよ、この子は『風』を操れるんだ」
何せ【風神】の名を冠するのだ、その名に偽りなしだべさ!!
「でもまだ私はやれるわ」
そう言ってまた分身体を作り出すアンヌシアさん。
むう!これじゃ何時まで経っても終わらないじゃん!なら大技を使いさっさと終わらせてやる!でも当てたらヤバいのでギリギリ当てないように驚かす感じでやった方がいいよね?
「嵐を纏え【風神】!」
アンヌシアさんの近くをぎりぎり通るコースを狙ってなげてやる!【風神暴舞】は近くを通るだけでもダメージを受けるからね!
「アンヌシアさん覚悟!!風神暴・・・・はっくしょん!!」
あああああ!いきなりくしゃみが出て狙いがずれた!!
かなりの轟音を立てながら【風神】は飛んでいき・・・・・・・第二師団本部の屋根をえぐりながら空の彼方へと飛んでいった・・・・・昔漫画で見た敵が吹き飛ばされて星になるシーンを思い出したよ!!
「ええっと・・・・・・・」
すんごい気まずいんだけど!!アンヌシアさんを始めとして此処に居る皆がえぐり取られた屋根を見て口を『ぽかーん』と開けたまま固まってこの訓練場の沈黙があたしに耐えられないよ!!
「レンちゃん・・・・・・」
「は、はひ」
アンヌシアさんの笑顔がとても怖いよ!!
「貴女の槍どうするの?勢いよく飛んで行って何処に行ったか分からないでしょ?あんな素敵な槍なのに」
あ!怒ってるんじゃなくて【風神】の心配をしてくれたんだ?
「ああそれは大丈夫、戻りな【風神】」
【風神】が手元に戻って来る。
「便利ね」
「だべ?」
自慢の子ですよ!!
「さてレンちゃん」
あ?やっぱり怒ってる!!
「この勝負私の負けよ」
「は?」
あれ?怒ってないの?あ!そう言えば戦っていたんだった!!
「あんなのうけたら死んでしまうわ、だから私の負け」
・・・・・・・・・・・・結果オーライ!!思ってたのとは違うけどね!!
「でも・・・・・・・・・・はぁぁぁぁ」
何で溜息・・・・・・ああ!!
「あのう・・・・・・修理代はあたしが出します」
やったのはあたしだしね!!まさか投げる瞬間くしゃみが出るとは思わなったよ!!
「違うのよ」
アンヌシアさんは溜息をつきながら首を振る。
「また貴女に負けちゃったわ、今回は勝つつもりだったのよ」
え?壊された屋根よりそっちなの?
三体の炎のアンヌシアさんが其々違う動きであたしに攻撃をしてくる、炎の槍10本を放つ、五段突きをする、連続横凪をする、そして本体が思いっきり振り下ろしをかまして来る。
その全てを何とか躱しきったと思ったら四人に囲まれた状態になった。
いきなり四対一になるなんてそりゃないよ!!
「さっきので分かったと思うけど炎の分身体全てが其々の考えで動くわ、実力も私と同等ね」
アンヌシアさんと同等って師団長四人と同時に戦うって事?無理に決まってるじゃん!!
「さてレンちゃん、今度は勝たせてもらうわ」
その言葉と共にアンヌシアさんと分身体が炎の槍を10本作りあたしに向かい放った後あたしに向かい踏み込んでくる。
これはかなりヤバい!!
「嵐を纏え【風神】!【風神暴舞】!!」
「きゃ!!」
あたしは【風神】を地面に突き刺し【風神暴舞】を使う。
あたしを中心に【風神暴舞】の暴力的な風が全方向に広がっていき、アンヌシアさんと分身体を吹き飛ばしアンヌシアさんは小さな悲鳴を上げて、分身体と炎の槍は跡形もなく消えた。
よし!狙い通り!!
よろけながらもアンヌシアさんが立ち上がる、まああれくらいじゃ倒せないか。
「びっくりしたわ、その槍の力?」
「うんそうだよ、この子は『風』を操れるんだ」
何せ【風神】の名を冠するのだ、その名に偽りなしだべさ!!
「でもまだ私はやれるわ」
そう言ってまた分身体を作り出すアンヌシアさん。
むう!これじゃ何時まで経っても終わらないじゃん!なら大技を使いさっさと終わらせてやる!でも当てたらヤバいのでギリギリ当てないように驚かす感じでやった方がいいよね?
「嵐を纏え【風神】!」
アンヌシアさんの近くをぎりぎり通るコースを狙ってなげてやる!【風神暴舞】は近くを通るだけでもダメージを受けるからね!
「アンヌシアさん覚悟!!風神暴・・・・はっくしょん!!」
あああああ!いきなりくしゃみが出て狙いがずれた!!
かなりの轟音を立てながら【風神】は飛んでいき・・・・・・・第二師団本部の屋根をえぐりながら空の彼方へと飛んでいった・・・・・昔漫画で見た敵が吹き飛ばされて星になるシーンを思い出したよ!!
「ええっと・・・・・・・」
すんごい気まずいんだけど!!アンヌシアさんを始めとして此処に居る皆がえぐり取られた屋根を見て口を『ぽかーん』と開けたまま固まってこの訓練場の沈黙があたしに耐えられないよ!!
「レンちゃん・・・・・・」
「は、はひ」
アンヌシアさんの笑顔がとても怖いよ!!
「貴女の槍どうするの?勢いよく飛んで行って何処に行ったか分からないでしょ?あんな素敵な槍なのに」
あ!怒ってるんじゃなくて【風神】の心配をしてくれたんだ?
「ああそれは大丈夫、戻りな【風神】」
【風神】が手元に戻って来る。
「便利ね」
「だべ?」
自慢の子ですよ!!
「さてレンちゃん」
あ?やっぱり怒ってる!!
「この勝負私の負けよ」
「は?」
あれ?怒ってないの?あ!そう言えば戦っていたんだった!!
「あんなのうけたら死んでしまうわ、だから私の負け」
・・・・・・・・・・・・結果オーライ!!思ってたのとは違うけどね!!
「でも・・・・・・・・・・はぁぁぁぁ」
何で溜息・・・・・・ああ!!
「あのう・・・・・・修理代はあたしが出します」
やったのはあたしだしね!!まさか投げる瞬間くしゃみが出るとは思わなったよ!!
「違うのよ」
アンヌシアさんは溜息をつきながら首を振る。
「また貴女に負けちゃったわ、今回は勝つつもりだったのよ」
え?壊された屋根よりそっちなの?
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