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それを言われると断れないじゃん!!
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「本当にごめんなさい!!」
デュナスをメイシェル王国に放置した後ライを回収して、アズエルの自宅に戻ってすぐにライに向かい頭を下げる。
「いきなりどうなされたのですかレン様?」
いきなりあたしが頭を下げたので驚くライ、それを見てシンが理由を耳打ちしていた。
「・・・・・・・・・そうですか・・・レン様・・・・私はとても悲しいです」
「う」
そりゃあそうだよね、あたしのために頑張ってくれたのに『忘れられて置いて行かれた』なんてショックだろう。
「ごめんなさい」
今あたしはこれしか言う資格はない。
「・・・・・・・・・・まあ冗談はこれくらいにしておきましょう、私は気にしておりませんよ、もしレン様がそれで納得しないのであれば【大地の最奥】での私がミス、それを忘れていただく、それでどうでしょうか?」
「あれはあたしのミスだよ、ライは悪くないよ」
あれはあたしの油断だライの責任じゃない、でもライは怒ってないようなので後で何かお詫びをしよう!と思っていたらミズキがエルスさんと共にリビングにやって来た。
「お帰りなさいレン様いくつか報告したい事がございます、お時間よろしいでしょうか?」
「うん」
多分連れてきた人たちに時間する事だと思うので聞いておかなきゃいけない。
「では報告させて頂きます、まずレン様が連れて来たカンヌさんとフローリアさんは【カグヤ商会】の従業員として働く事となりました」
え?カンヌ討伐者として復帰するんじゃなかったの?
「エルスさん彼女達がそれを望んだの?」
エルスさんが無理強いするとは思えないけど確認はしておいた方がいい。
「はい、カンヌさんも最初は討伐者として活動を再開しようかと思っていたらしいのですが『妹がいるのに危険な仕事はするべきではないのでは?』と悩んでいましたので【カグヤ商会】の従業員として誘ってみましたら妹さんと一緒に働きたいとおっしゃってくださいました」
確かに討伐者は危険を伴う仕事だしね、それにガイアスの砦攻略前に『妹の事を考えろ』って言ったのをしっかりと覚えていてくれたようで何よりだべさ。
「【カグヤ商会】に入って頂いた事で店の方の安全度も上がりますので助かりますわ」
エルミアさんが笑顔で言った言葉に思いっきり納得する。
どこにでも『厄介な客』はいるのでそういう客を相手する為にもカンヌの武力は有用なだろう。
「それと従業員寮が使えるようになりました、ですので皆さん明日より従業員寮から働きに出てもらう形となります」
もう出来たんだ?でもこれで安心して過ごせるね、良かったよ。
「あともう一つ、これはエミリア様からの願いとなります」
「ん?」
エミリアさん?何かあったのかな?
「【バウダック王国】に【カグヤ商会】の支店を出してほしいそうです」
「・・・・・・・・・・何で?」
いやいやいや!おかしいでしょ!!女王様自ら『支店を出してほしい』とか!!
「お三方が『王様会合』の帰りに【カグヤ商会】に寄られまして・・・エミリア様が店内を見学されて・・・・・そこで話題になったのです」
「・・・・・・・どんな話題?」
「ケイン様とアクス様が「「王都に【カグヤ商会】の支店がある」」・・・・と」
それだけで?ねえ?それだけで『支店を出して欲しい』ってことになるのエミリアさん!!
「まあ店の商品全てが素晴らしいとおっしゃってましたし、何より料理のレシピを【バウダック王国】に広めてあげたいとおっしゃってました」
むう!それを言われると断れないじゃん!!
「支店を出すとして人材は?」
「もちろんいますよ」
とてもいい笑顔で答えるエルスさん、さすが【カグヤ商会】の頭!!頼りになる!!
「エルスさんはどう思う?」
「望まれる事ですし、女王様直々の話と光栄な事ですから支店を増やしてもいいかと思います」
「任せていい?」
「もちろんです」
どうやら【カグヤ商会】の支店が増える事になるらしい。
デュナスをメイシェル王国に放置した後ライを回収して、アズエルの自宅に戻ってすぐにライに向かい頭を下げる。
「いきなりどうなされたのですかレン様?」
いきなりあたしが頭を下げたので驚くライ、それを見てシンが理由を耳打ちしていた。
「・・・・・・・・・そうですか・・・レン様・・・・私はとても悲しいです」
「う」
そりゃあそうだよね、あたしのために頑張ってくれたのに『忘れられて置いて行かれた』なんてショックだろう。
「ごめんなさい」
今あたしはこれしか言う資格はない。
「・・・・・・・・・・まあ冗談はこれくらいにしておきましょう、私は気にしておりませんよ、もしレン様がそれで納得しないのであれば【大地の最奥】での私がミス、それを忘れていただく、それでどうでしょうか?」
「あれはあたしのミスだよ、ライは悪くないよ」
あれはあたしの油断だライの責任じゃない、でもライは怒ってないようなので後で何かお詫びをしよう!と思っていたらミズキがエルスさんと共にリビングにやって来た。
「お帰りなさいレン様いくつか報告したい事がございます、お時間よろしいでしょうか?」
「うん」
多分連れてきた人たちに時間する事だと思うので聞いておかなきゃいけない。
「では報告させて頂きます、まずレン様が連れて来たカンヌさんとフローリアさんは【カグヤ商会】の従業員として働く事となりました」
え?カンヌ討伐者として復帰するんじゃなかったの?
「エルスさん彼女達がそれを望んだの?」
エルスさんが無理強いするとは思えないけど確認はしておいた方がいい。
「はい、カンヌさんも最初は討伐者として活動を再開しようかと思っていたらしいのですが『妹がいるのに危険な仕事はするべきではないのでは?』と悩んでいましたので【カグヤ商会】の従業員として誘ってみましたら妹さんと一緒に働きたいとおっしゃってくださいました」
確かに討伐者は危険を伴う仕事だしね、それにガイアスの砦攻略前に『妹の事を考えろ』って言ったのをしっかりと覚えていてくれたようで何よりだべさ。
「【カグヤ商会】に入って頂いた事で店の方の安全度も上がりますので助かりますわ」
エルミアさんが笑顔で言った言葉に思いっきり納得する。
どこにでも『厄介な客』はいるのでそういう客を相手する為にもカンヌの武力は有用なだろう。
「それと従業員寮が使えるようになりました、ですので皆さん明日より従業員寮から働きに出てもらう形となります」
もう出来たんだ?でもこれで安心して過ごせるね、良かったよ。
「あともう一つ、これはエミリア様からの願いとなります」
「ん?」
エミリアさん?何かあったのかな?
「【バウダック王国】に【カグヤ商会】の支店を出してほしいそうです」
「・・・・・・・・・・何で?」
いやいやいや!おかしいでしょ!!女王様自ら『支店を出してほしい』とか!!
「お三方が『王様会合』の帰りに【カグヤ商会】に寄られまして・・・エミリア様が店内を見学されて・・・・・そこで話題になったのです」
「・・・・・・・どんな話題?」
「ケイン様とアクス様が「「王都に【カグヤ商会】の支店がある」」・・・・と」
それだけで?ねえ?それだけで『支店を出して欲しい』ってことになるのエミリアさん!!
「まあ店の商品全てが素晴らしいとおっしゃってましたし、何より料理のレシピを【バウダック王国】に広めてあげたいとおっしゃってました」
むう!それを言われると断れないじゃん!!
「支店を出すとして人材は?」
「もちろんいますよ」
とてもいい笑顔で答えるエルスさん、さすが【カグヤ商会】の頭!!頼りになる!!
「エルスさんはどう思う?」
「望まれる事ですし、女王様直々の話と光栄な事ですから支店を増やしてもいいかと思います」
「任せていい?」
「もちろんです」
どうやら【カグヤ商会】の支店が増える事になるらしい。
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