レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
543 / 1,656

この国からバックレる!!

しおりを挟む
ノック音の後エミットさんの声が聞こえたのでミズキがドアを開け中に誘う。



「どうぞエミット様」



ああああああああ!ミズキに囲い込みの事を話して無かったから中にエミリアさんを入れちゃったよ!!!

でもほら囲い込みに来たって事じゃないかもしれないから。



「話は聞いてるよ大活躍だったらしいな?今日来たのは軍部を預かる者として此処に来た」



どうやらケインが予想したような事は起きないようだねホッとしたよ。

あたしの向い側にあるソファーにエミットさんが座った所で、ミズキがテーブルに紅茶を置く。



「で?どうしたのさ?」



「礼を言いに来た、聞けばガイアスの砦にいる兵を殺さず捕らえてくれたそうだな」



「うん」



上に従って後戻りできない奴もいそうだったし、今回の侵入作戦が一番被害が出ないと考えてそれを受講した。



「軍では上級兵士はともかく下級兵士は上に従わなければならぬ・・・・・が軍内部での暗黙の掟、みたいのがあるからな、レンのお陰で個々に面談して国に尽くす者か反発する者かを確認することが出来る、それだけでも救える命はある、助かった」



まあいきなりガイアスの砦に居る全ての兵士を死刑!ってものも軍的に大打撃なんだろう、それを回避するために、個々の面談って事だろう。



「ここいら辺はもう大丈夫っぽいけど王都から離れた所は大丈夫なの?」



「東側は大丈夫だ、ディレス殿が王都に向かってくる時に確認しながら来たと言っていたからな」



って事は問題は西側って事か、確かアンデュー・ティネスを送り込んで来たなんちゃら伯爵ってのが【グリフォン】の幹部っぽかったよね?まああたしには関係ないけどね!!



「エミットさん、あたしはガイアスの砦に戻るよ」



「え?もう奪還作戦は終わったのだから王都で過ごすんじゃないの?」



「部下を置いて来たからね、部下に用事があるんだよ」



そう!行くか行かないかを聞いてさっさとこの国からバックレる!!



「そうか、レイオスは連れて行くか?」



「いいや?あたしのパーティーだけで行く」



その方が気楽でいい。



「わかった兄上には伝えておく、今回は本当にありがとう」



「役に立てて良かったよ、デュナスさんによろしく言っておいて」



王都からガイアスの砦までの移動時間約四日のんびりと行こう!あたしこっちに飛ばされてから働き過ぎだと思うんだ!

エミットさんを見送った後あたし達は王都を出てガイアスの砦に向かいのんびりと歩ていく。



「なんか忘れてる気がするんだけど・・・・・」



何を忘れてるんだっけ?大事な事の気がするんだよね・・・・・まあそのうちに思い出すだろう!

流石に【グリフォン】がここら辺の盗賊共を戦力として組み込んだ為か盗賊共が出ないまま旅は何も起きる事無く無事に終わった。



「まあ一週間かそこらで変わる訳も無し」



ガイアスの砦は王都に行く前と変わらず聳え立ち、その姿をあたしは見上げながらブツやいてしまった。



「レン様が帰ってこられた!開門せよ!!早く!!」



・・・・・・・うん・・・・・なんかあたしに対する皆の態度が変わった気がする・・・・喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・・・・・・・・・・・どっちだべ?

なんて現実逃避気味に考えていたら門の守りを任されているであろう兵士達が急いで出てきて並んだ後敬礼をして・・・・「「「「「お帰りなさいませレン様!!!」」」」・・・と声をそろえて言い放った。



「・・・・・・・・・ただいま」



ねえ皆で隠れて挨拶の練習をしてたの?息ぴったりだったよ!!



しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀
ファンタジー
 雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。  場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する

影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。 ※残酷な描写は予告なく出てきます。 ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。 ※106話完結。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

処理中です...