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何だその罰ゲーム!!
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「・・・という訳だべ」
ケイン達の笑顔の重圧に負けてこれまでの事を三人に話した。
「・・・・・・・これはまずいな」
「うむ」
「・・そうね」
溜息と共にケインが呟けばアクスとエミリアも同意したように頷く。
えっ?何か不味い事やっとやっちゃたあたし?
「お前、貴族になりたいか?」
「は?」
ケインがなんか変な事を言い始めたよ?
「いきなり何さ?」
「お前の今回の働きならば叙爵の可能性が高い、しかも子爵か伯爵だな」
「はぁぁぁぁ?何それ!!いらないんだけど!!ケイン冗談はよしてよ!!」
そう言ってケインを見るが真顔のままこっちを見ている。
その隣にいるアクスが首を振って真顔で話し始める。
「レンよ、お前の能力はそれほどの物なのだ、俺だってお前の性格を知らなかったから男爵としてい我が国の重鎮となってもらうつもりだったのに、お前は断っただろう?」
そう言えばそう言う事もあったね、あれってマジに言ってたのか!!
アクスが言えばエミリアさんも頷いている。
「要するに【レインプトス王国】は人材不足になるから優秀なお前を囲う可能性が高いって事だ」
そう言われて納得した、あの国は内部を『掃除』する事で人材不足になる。
その上で伯爵を押し付けられた上で国の為に働けってこと?何だその罰ゲーム!!
「でも考えすぎって事は・・・・」
「王として人材不足を解消するために優秀な人材に叙爵させ重鎮とする・・・・よくある手だぞ?」
本物の王様が言うと説得力があるね!!
どうしよう!爵位とか押し付けられたくないよ!!そうだ!このまま【レインプトス王国】に帰らなければいいんじゃね?
「あ」
ミズキが宿でお留守番をしてるんだった!!サッと行ってサクッと帰ってこようかな?それがいい気がして来た。
「良し決めた!ミズキを回収してすぐにバックレる!!」
あたしが拳を握りそう宣言するけど、ケイン達はそれを見て溜息をつく。
「できたらいいな」
溜息をつきかわいそうな奴を見る目で見られたよ?何でさ!!
「え?」
「逃げられなかったら俺達を呼べ、話を付けてやる」
「大丈夫!バックレるから!!」
そうだよ!あたしあの国と無関係なんだからバックレても文句は言われない!!・・・・はず!!
「オーナーお料理お待ちどうさまです!」
リリナが頼んだ料理をカートに載せて来たので、其々の料理を受け取り食事を始める。
「じゃあ三人供時間が出来たら会いに行くよ」
食事が終わり家に帰る為に店を出ると、王族三人組も一所に出て来た。
「今度来るときはべへモス料理だな」
「うむ、未だにこの店の一番を決められないのにべへモス料理が増えるとなると議論が更に白熱することになるな」
おいあんた等あたしより食べのの話が最優先かい!!
「よく考えてみて?今ある料理にべへモスの肉を使ったら、更に料理が美味しくなるんじゃないかしら?」
「「「そうかもしんない!!」」」
三人の会話に思わずあたしも同意しちまった!!でもそれは思い付かなかったよ!あとでモンドに頼んで作ってもらおう!
「んじゃね!またね!皆うちに帰るよ」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
やっぱり家族団らんの時間はいいね、ささくれた心が癒されるよ!!
ケイン達の笑顔の重圧に負けてこれまでの事を三人に話した。
「・・・・・・・これはまずいな」
「うむ」
「・・そうね」
溜息と共にケインが呟けばアクスとエミリアも同意したように頷く。
えっ?何か不味い事やっとやっちゃたあたし?
「お前、貴族になりたいか?」
「は?」
ケインがなんか変な事を言い始めたよ?
「いきなり何さ?」
「お前の今回の働きならば叙爵の可能性が高い、しかも子爵か伯爵だな」
「はぁぁぁぁ?何それ!!いらないんだけど!!ケイン冗談はよしてよ!!」
そう言ってケインを見るが真顔のままこっちを見ている。
その隣にいるアクスが首を振って真顔で話し始める。
「レンよ、お前の能力はそれほどの物なのだ、俺だってお前の性格を知らなかったから男爵としてい我が国の重鎮となってもらうつもりだったのに、お前は断っただろう?」
そう言えばそう言う事もあったね、あれってマジに言ってたのか!!
アクスが言えばエミリアさんも頷いている。
「要するに【レインプトス王国】は人材不足になるから優秀なお前を囲う可能性が高いって事だ」
そう言われて納得した、あの国は内部を『掃除』する事で人材不足になる。
その上で伯爵を押し付けられた上で国の為に働けってこと?何だその罰ゲーム!!
「でも考えすぎって事は・・・・」
「王として人材不足を解消するために優秀な人材に叙爵させ重鎮とする・・・・よくある手だぞ?」
本物の王様が言うと説得力があるね!!
どうしよう!爵位とか押し付けられたくないよ!!そうだ!このまま【レインプトス王国】に帰らなければいいんじゃね?
「あ」
ミズキが宿でお留守番をしてるんだった!!サッと行ってサクッと帰ってこようかな?それがいい気がして来た。
「良し決めた!ミズキを回収してすぐにバックレる!!」
あたしが拳を握りそう宣言するけど、ケイン達はそれを見て溜息をつく。
「できたらいいな」
溜息をつきかわいそうな奴を見る目で見られたよ?何でさ!!
「え?」
「逃げられなかったら俺達を呼べ、話を付けてやる」
「大丈夫!バックレるから!!」
そうだよ!あたしあの国と無関係なんだからバックレても文句は言われない!!・・・・はず!!
「オーナーお料理お待ちどうさまです!」
リリナが頼んだ料理をカートに載せて来たので、其々の料理を受け取り食事を始める。
「じゃあ三人供時間が出来たら会いに行くよ」
食事が終わり家に帰る為に店を出ると、王族三人組も一所に出て来た。
「今度来るときはべへモス料理だな」
「うむ、未だにこの店の一番を決められないのにべへモス料理が増えるとなると議論が更に白熱することになるな」
おいあんた等あたしより食べのの話が最優先かい!!
「よく考えてみて?今ある料理にべへモスの肉を使ったら、更に料理が美味しくなるんじゃないかしら?」
「「「そうかもしんない!!」」」
三人の会話に思わずあたしも同意しちまった!!でもそれは思い付かなかったよ!あとでモンドに頼んで作ってもらおう!
「んじゃね!またね!皆うちに帰るよ」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
やっぱり家族団らんの時間はいいね、ささくれた心が癒されるよ!!
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