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いざ実食!!
しおりを挟むエリンさんと別れて二日、やっと護衛旅初の街【ネスガルド】につくことが出来た。
「私はこれから【ネスガルド】の領主に会って来る、アンリよ一緒に来るか?」
【ネスガルド】に入り宿に向かうと思ったらディレスさんが領主に会いに行くと言い出したのであたしは
アンリを見る。
あたしはこの子がしたい事に付き合う事にしているからね。
「私はレンお姉ちゃんと街を回りたいです」
ディレスさんをしっかり見ながらはっきりと答えたアンリを見て頷き、そしてあたしに視線を向ける。
「レン、済まぬがこの子と共に街を回ってくれぬか?」
「もちろんいいよ」
元々アンリを護衛するために付き合うつもりだったからね。
「頼む、それと宿はもう取ってあるので疲れたら宿に戻るといい、宿の名は【精霊亭】だ」
「わかったべさ」
そう言うとディレスさんは入場門を警備していた守護隊の人に案内され領主の下に向かって行った。
「じゃあアンリ行こうか?」
「うん!」
ニコッと笑いアンリがあたしの手を握り歩き出す。
「ホットドック・・・・だと?」
屋台の中にホットドックが売ってる場所があったのだ!って事はソーセージがこの世界にはあるって事じゃん!!こっちに来てから見た事が無かったからないと思ってたし、ソーセージの存在をすっかり忘れていたよ。
でもあると分かった以上買わなきゃいけないよね!!
「ねえアンリ、あれ食べてみない?」
ホットドックの屋台を指さしつつアンリに聞いてみる。
「うん!!」
って事でアニマルズも分も買って道の端によりいざ実食!!
「うまい!!」
「おいしい」
柔らかいパンを噛んですぐにパリッとした歯ごたえ・・・・肉汁が口に広がり・・・・気がつけば無くなっていた。
「此処のホットドックは当たりだね」
周りを見ればアンリやアリーヌ、それにアニマルズがもっと食べたそうな顔をしているのでもう一度屋台に並び人数分買う事にする。
「お?さっきのお姉さんじゃないか、、気に入ってくれたんだ?」
この屋台をやっているお姉さんが嬉しそうに言ってきたので頷く。
「とても美味しかったんでもう一個食べたいと思って!この街ってソーセージとかが名産なんですか?」
ついでだから名産の情報ももらっちゃおう!と思い聞いてみる。
「そうだよ、この街には昔【渡り人】の残したソーセージが名産品だね、うちのホットドックに使ってるソーセージは私が考えに考えた特別ブレンドの物だよ」
此処のソーセージはこのお姉さんの努力の結晶って訳だ納得だ。
「って事で50個ください」
「「は?」」
屋台のお姉さんとアンリの声がハモり二人で固まった。
だってさ?こんなに美味しいんだもん此処に居ないエルスさんが達や家の子供達、それからギンガ達にも食べさせてあげたいじゃん?50個じゃ足りないかな?あ!ここで食べる分があるから増やさないと!!
「えーーっと・・・少し時間をもらわないと出来ないわよ?」
「ごめん!60個にして」
「「増えた!!」」
あたしの追加にまたも固まる二人、何で驚くのかな?
「もちろん待つよ!!作ったらすぐに渡して?【アイテムボックス】に入れるから」
10個は此処で皆で食べるとして後は【アイテムボックス】行だべ!!
そしておねえさんが必死で作ってくれて、最初の10個は此処で皆で食べ、残りは【アイテムボックス】に入れた。
「さすがに疲れたわ」
げっそりとしたお姉さんにお代を渡す。
「多いわよ?」
「気にしないで、こんなに美味しい物を、急いで大量に作ってくれたんだもの、手間賃だと思って」
あたしがニヤリとし言いうと、お姉さんも笑いながら頷く。
「ありがとう」
お礼を言いたいのはこっちだべさ!!
【ネスガルド】に着いて早々にいい事があった、他に何かいい物はあるのかな?楽しみだ!!!
「私はこれから【ネスガルド】の領主に会って来る、アンリよ一緒に来るか?」
【ネスガルド】に入り宿に向かうと思ったらディレスさんが領主に会いに行くと言い出したのであたしは
アンリを見る。
あたしはこの子がしたい事に付き合う事にしているからね。
「私はレンお姉ちゃんと街を回りたいです」
ディレスさんをしっかり見ながらはっきりと答えたアンリを見て頷き、そしてあたしに視線を向ける。
「レン、済まぬがこの子と共に街を回ってくれぬか?」
「もちろんいいよ」
元々アンリを護衛するために付き合うつもりだったからね。
「頼む、それと宿はもう取ってあるので疲れたら宿に戻るといい、宿の名は【精霊亭】だ」
「わかったべさ」
そう言うとディレスさんは入場門を警備していた守護隊の人に案内され領主の下に向かって行った。
「じゃあアンリ行こうか?」
「うん!」
ニコッと笑いアンリがあたしの手を握り歩き出す。
「ホットドック・・・・だと?」
屋台の中にホットドックが売ってる場所があったのだ!って事はソーセージがこの世界にはあるって事じゃん!!こっちに来てから見た事が無かったからないと思ってたし、ソーセージの存在をすっかり忘れていたよ。
でもあると分かった以上買わなきゃいけないよね!!
「ねえアンリ、あれ食べてみない?」
ホットドックの屋台を指さしつつアンリに聞いてみる。
「うん!!」
って事でアニマルズも分も買って道の端によりいざ実食!!
「うまい!!」
「おいしい」
柔らかいパンを噛んですぐにパリッとした歯ごたえ・・・・肉汁が口に広がり・・・・気がつけば無くなっていた。
「此処のホットドックは当たりだね」
周りを見ればアンリやアリーヌ、それにアニマルズがもっと食べたそうな顔をしているのでもう一度屋台に並び人数分買う事にする。
「お?さっきのお姉さんじゃないか、、気に入ってくれたんだ?」
この屋台をやっているお姉さんが嬉しそうに言ってきたので頷く。
「とても美味しかったんでもう一個食べたいと思って!この街ってソーセージとかが名産なんですか?」
ついでだから名産の情報ももらっちゃおう!と思い聞いてみる。
「そうだよ、この街には昔【渡り人】の残したソーセージが名産品だね、うちのホットドックに使ってるソーセージは私が考えに考えた特別ブレンドの物だよ」
此処のソーセージはこのお姉さんの努力の結晶って訳だ納得だ。
「って事で50個ください」
「「は?」」
屋台のお姉さんとアンリの声がハモり二人で固まった。
だってさ?こんなに美味しいんだもん此処に居ないエルスさんが達や家の子供達、それからギンガ達にも食べさせてあげたいじゃん?50個じゃ足りないかな?あ!ここで食べる分があるから増やさないと!!
「えーーっと・・・少し時間をもらわないと出来ないわよ?」
「ごめん!60個にして」
「「増えた!!」」
あたしの追加にまたも固まる二人、何で驚くのかな?
「もちろん待つよ!!作ったらすぐに渡して?【アイテムボックス】に入れるから」
10個は此処で皆で食べるとして後は【アイテムボックス】行だべ!!
そしておねえさんが必死で作ってくれて、最初の10個は此処で皆で食べ、残りは【アイテムボックス】に入れた。
「さすがに疲れたわ」
げっそりとしたお姉さんにお代を渡す。
「多いわよ?」
「気にしないで、こんなに美味しい物を、急いで大量に作ってくれたんだもの、手間賃だと思って」
あたしがニヤリとし言いうと、お姉さんも笑いながら頷く。
「ありがとう」
お礼を言いたいのはこっちだべさ!!
【ネスガルド】に着いて早々にいい事があった、他に何かいい物はあるのかな?楽しみだ!!!
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