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足止めをする!!
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「いただき・・・」
「すいません!!レンさんはいらっしゃいますか?」
宿に戻り食事をしようと鹿肉の香草焼きを頼み食べようとした所に新人討伐者と分かるような少年が駆けつけてきた。
「・・・・・・・・どうしたの?」
フォークを握ったまま少年に訪ねると勢いよく頭を下げてから話し出す。
「はい!Aランクモンスターが群れで来ました!お手数ですがお力をお貸しください!とのことです!」
Aランクモンスターが群れって・・・やべえべよ!!
「すぐいく!、この街に他のAランカーはいないの?」
「います!もうAランクモンスターと戦ってます!!」
なら急がねば!!くそう!!美味しそうな香草焼きだったのに!!八つ当たりしてやる!!
「で?Aランクモンスターの群れって何が来たの?」
「ヘルハウンドです!」
・・・・・・知らん!!そうだ!【叡智の書】!!頼みますよ【叡智の書】さん!!
あった、向こうの馬並みにデカい犬で一匹ではAランクモンスター下位しての強さはあるが、この魔物の厄介な所は群れで行動する所でAランクモンスター上位並みとなる。
・・・・・・・・・・すごく厄介だべ!!
街の出入り口に走り、あたしの姿を見た守護隊が出入り口の鉄の門を開けてくれたのでそのまま駆け抜ける。
そして20匹位いるデカい犬と戦ってる5人パーティーが見えた。
「【サウザンドブレイブ】!」
取り合えす牽制を兼ねて【サウザンドブレイブ】を叩きこむ、その間に戦っていたパーティーも戦列を組みなおしているようだ。
でもヘルハウンドはすべての【サウザンドブレイブ】を躱した、なら足止めの為の魔法・・・・・良し!
「足止めをする!!」
あたしは叫んだ後【コキュートス】を使い犬の足を止めようとして・・・・・・犬の・・・・・・・・・いや、ヘルハウンド20体の氷の彫刻が出来上がった。
「・・・・・・あれ?」
足止めのつもりだったのに勝っちゃったよ?・・・どうしよう・・・・どうしたらいい?この何とも言えない空気・・・・・・よし!気にしない!!
「助かったよ、さすがに20匹は死ぬかと思ったよ」
戦っていたパーティーメンバーがあたしの所にきて、その中のリーダー的な20代の男性が頭を下げてきた。
「足止めのつもりが倒しちまったんだ、頭を上げとくれ」
「ぶっ!!足止めのつもりって・・・・」
魔法使いっぱい女性が腹を抱えて笑い出し、それを見た他のメンバーもそれにつられて笑い出している。
「俺達は此処をホームにしているAランクパーティー【暁の光】だ理由はどうあれ助かったよ」
「礼は受け取ったよ、で?他にモンスターは?」
辺りを見回して彫刻以外は見当たらなかった。
「ヘルハウンドが出てきて他のモンスターは森に逃げ帰ったからな、暫くは大丈夫・・・・・だと思いたいな、疲れたし」
リーダーさんがそう言うとパーティーメンバー全員が頷く。
「そっか、じゃああたしは戻るよ、飯を食う直前に呼ばれたから腹ペコなんだべ」
くそう!!あの香草焼き冷めちゃったじゃないか!!でも美味しをうだったから食べるけどね!!
「じゃあ俺達も行くよ、そろそろ交代だし皆お腹が空いてるからね」
またも全員頷くので6人でさっきの宿に戻った。
「お?さっきのお嬢ちゃんじゃないか?待ってな今新しいの作って来てやるから」
宿のおやっさんがあたしを見ておくに向かっていく、おお!どうやら熱々のを食べることが出来るようだね!!
やっぱり食べるなら作りたてが一番だからね!!
「すいません!!レンさんはいらっしゃいますか?」
宿に戻り食事をしようと鹿肉の香草焼きを頼み食べようとした所に新人討伐者と分かるような少年が駆けつけてきた。
「・・・・・・・・どうしたの?」
フォークを握ったまま少年に訪ねると勢いよく頭を下げてから話し出す。
「はい!Aランクモンスターが群れで来ました!お手数ですがお力をお貸しください!とのことです!」
Aランクモンスターが群れって・・・やべえべよ!!
「すぐいく!、この街に他のAランカーはいないの?」
「います!もうAランクモンスターと戦ってます!!」
なら急がねば!!くそう!!美味しそうな香草焼きだったのに!!八つ当たりしてやる!!
「で?Aランクモンスターの群れって何が来たの?」
「ヘルハウンドです!」
・・・・・・知らん!!そうだ!【叡智の書】!!頼みますよ【叡智の書】さん!!
あった、向こうの馬並みにデカい犬で一匹ではAランクモンスター下位しての強さはあるが、この魔物の厄介な所は群れで行動する所でAランクモンスター上位並みとなる。
・・・・・・・・・・すごく厄介だべ!!
街の出入り口に走り、あたしの姿を見た守護隊が出入り口の鉄の門を開けてくれたのでそのまま駆け抜ける。
そして20匹位いるデカい犬と戦ってる5人パーティーが見えた。
「【サウザンドブレイブ】!」
取り合えす牽制を兼ねて【サウザンドブレイブ】を叩きこむ、その間に戦っていたパーティーも戦列を組みなおしているようだ。
でもヘルハウンドはすべての【サウザンドブレイブ】を躱した、なら足止めの為の魔法・・・・・良し!
「足止めをする!!」
あたしは叫んだ後【コキュートス】を使い犬の足を止めようとして・・・・・・犬の・・・・・・・・・いや、ヘルハウンド20体の氷の彫刻が出来上がった。
「・・・・・・あれ?」
足止めのつもりだったのに勝っちゃったよ?・・・どうしよう・・・・どうしたらいい?この何とも言えない空気・・・・・・よし!気にしない!!
「助かったよ、さすがに20匹は死ぬかと思ったよ」
戦っていたパーティーメンバーがあたしの所にきて、その中のリーダー的な20代の男性が頭を下げてきた。
「足止めのつもりが倒しちまったんだ、頭を上げとくれ」
「ぶっ!!足止めのつもりって・・・・」
魔法使いっぱい女性が腹を抱えて笑い出し、それを見た他のメンバーもそれにつられて笑い出している。
「俺達は此処をホームにしているAランクパーティー【暁の光】だ理由はどうあれ助かったよ」
「礼は受け取ったよ、で?他にモンスターは?」
辺りを見回して彫刻以外は見当たらなかった。
「ヘルハウンドが出てきて他のモンスターは森に逃げ帰ったからな、暫くは大丈夫・・・・・だと思いたいな、疲れたし」
リーダーさんがそう言うとパーティーメンバー全員が頷く。
「そっか、じゃああたしは戻るよ、飯を食う直前に呼ばれたから腹ペコなんだべ」
くそう!!あの香草焼き冷めちゃったじゃないか!!でも美味しをうだったから食べるけどね!!
「じゃあ俺達も行くよ、そろそろ交代だし皆お腹が空いてるからね」
またも全員頷くので6人でさっきの宿に戻った。
「お?さっきのお嬢ちゃんじゃないか?待ってな今新しいの作って来てやるから」
宿のおやっさんがあたしを見ておくに向かっていく、おお!どうやら熱々のを食べることが出来るようだね!!
やっぱり食べるなら作りたてが一番だからね!!
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