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何で跪いたままなのさ!!
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「レン様・・・・私達は貴女様に仕ええてはいけないのですか?」
あたしの『それはやめてってば!!』宣言に涙目になるカナデに何と言っていいのかを考えて・・・・答える。
「アンタ等の事は仕えてくれている従者じゃなくて家族と思ってるんだよ、だから忠誠とか全てをささげるとかはいらないんだよ、もちろんエルスさんやポーラ、テレスやアリーヌの事も家族だと思ってるよ」
あたしがこっちに来て出会った皆、その中であたしと共に過ごしてくれる家族達・・・・とてもありがたくあたしの宝だ、そんな人たちからは忠誠とか命をささげるとかは言われたくない。
「だからこそ、そんな事は言わないでおくれ」
そんな事を言って時にアニマルズがあたしに群がってきて体をすり寄せて来るので思いっきり撫でてあげる。
「大丈夫だよギンガもシリウスも蒼天もスレイプもガイアもリーンも、今ここには居ないコハクもあたしの自慢の家族だよ」
ギンガ達を撫でながら言うと覆いかぶさるようにしてあたしの頬を舐めまわし始める。
「こら皆!くすぐったいってば」
「・・・・・・・・・・・かしこまりました」
いやいやいや!!わかってないよね?何で跪いたままなのさ!!
「我々は幸せです」
シンがとても嬉しそうに呟くとこの部屋に居る皆が頷く。
それからしばらくは皆でお茶を楽しんだ。
三日後・・・・・宿にお城からの使者が来た。
「プレシァーナ様お城にお越しください」
使者が頭を下げて訪問目的を述べ、プレシアが頷く。
「行きましょうそれとお供を連れて行きます、問題ありませんね?」
「はい」
やり取りの後あたしの方に振り向き微笑む。
「ついて来てくれますかレン?」
「いいの?女王に会うんでしょ?平民のあたしがいたらまずくない?」
「貴女に居てほしいのです」
真顔で言い切るプレシアを見て溜息をつき頷いた。
「分かったよ、ミズキついて来て、あとは悪いけどお留守番だよ、ギンガ達もね」
流石に国のトップに会うのにアニマルズは連れて行けない。
あああ!ギンガ達がしょんぼりしてるよ!本当にごめん!!
「帰ってきたら遊ぼうね」
ギンガ達を撫でた後に使者と共に外に出て、用意してあった馬車に乗り込む。
「ようこそいらっしゃいましたプレシァーナ様、女王様がお待ちです」
使者に案内されて両脇を騎士が守る扉の前で止まり、守ってる騎士がプレシアを見て扉を開ける。
プレシアが最初に入り、続いてあたしが部屋に入る。
部屋はかなり広く中央に大きめのソファーがあり窓側にテーブルと椅子が置いてあり書類の山が出来ている。
ソファーには先客・・・セレーナとジェシーが座っていた・・・・そしてその正面には一人の女性が座っている。
歳は30後半と言った所かな?赤い髪を背中までのストレート、少し顔色が悪いが勝気な視線を座りながらプレシアとあたしに向けている。
その視線に気が付きプレシアが膝をつき頭を下げ、その女性に挨拶を述べる。
「エルミア女王様、お呼びによりプレシァーナ・モーリッツ参りました」
プレシアの言葉に女性は頷きソファーを指さす。
「座れ」
「はい」
プレシアが開いているスペースに座り、今回【バイダスターナ】に参加した者達がな何で座っていることになる。
「今回の【バイダスターナ】はご苦労であった、そなたらの頑張りは聞いている、結果を言う前に労わせておくれ・・・・・皆とても優劣だったと、そなたらはこれからの【バウダック王国】支えるべき人材である、これからもこの国の為・・・いやこの国に暮らす人々の為に力を貸してほしい」
あれ?セレーナは国を出るような事を言っていたような?これはセレーナの弟子入りは無くなったのかな?
ふと視線を向けると、セレーナが思いっきり汗を流しているように見える・・・・あの子倒れんじゃないのかな?
あたしの『それはやめてってば!!』宣言に涙目になるカナデに何と言っていいのかを考えて・・・・答える。
「アンタ等の事は仕えてくれている従者じゃなくて家族と思ってるんだよ、だから忠誠とか全てをささげるとかはいらないんだよ、もちろんエルスさんやポーラ、テレスやアリーヌの事も家族だと思ってるよ」
あたしがこっちに来て出会った皆、その中であたしと共に過ごしてくれる家族達・・・・とてもありがたくあたしの宝だ、そんな人たちからは忠誠とか命をささげるとかは言われたくない。
「だからこそ、そんな事は言わないでおくれ」
そんな事を言って時にアニマルズがあたしに群がってきて体をすり寄せて来るので思いっきり撫でてあげる。
「大丈夫だよギンガもシリウスも蒼天もスレイプもガイアもリーンも、今ここには居ないコハクもあたしの自慢の家族だよ」
ギンガ達を撫でながら言うと覆いかぶさるようにしてあたしの頬を舐めまわし始める。
「こら皆!くすぐったいってば」
「・・・・・・・・・・・かしこまりました」
いやいやいや!!わかってないよね?何で跪いたままなのさ!!
「我々は幸せです」
シンがとても嬉しそうに呟くとこの部屋に居る皆が頷く。
それからしばらくは皆でお茶を楽しんだ。
三日後・・・・・宿にお城からの使者が来た。
「プレシァーナ様お城にお越しください」
使者が頭を下げて訪問目的を述べ、プレシアが頷く。
「行きましょうそれとお供を連れて行きます、問題ありませんね?」
「はい」
やり取りの後あたしの方に振り向き微笑む。
「ついて来てくれますかレン?」
「いいの?女王に会うんでしょ?平民のあたしがいたらまずくない?」
「貴女に居てほしいのです」
真顔で言い切るプレシアを見て溜息をつき頷いた。
「分かったよ、ミズキついて来て、あとは悪いけどお留守番だよ、ギンガ達もね」
流石に国のトップに会うのにアニマルズは連れて行けない。
あああ!ギンガ達がしょんぼりしてるよ!本当にごめん!!
「帰ってきたら遊ぼうね」
ギンガ達を撫でた後に使者と共に外に出て、用意してあった馬車に乗り込む。
「ようこそいらっしゃいましたプレシァーナ様、女王様がお待ちです」
使者に案内されて両脇を騎士が守る扉の前で止まり、守ってる騎士がプレシアを見て扉を開ける。
プレシアが最初に入り、続いてあたしが部屋に入る。
部屋はかなり広く中央に大きめのソファーがあり窓側にテーブルと椅子が置いてあり書類の山が出来ている。
ソファーには先客・・・セレーナとジェシーが座っていた・・・・そしてその正面には一人の女性が座っている。
歳は30後半と言った所かな?赤い髪を背中までのストレート、少し顔色が悪いが勝気な視線を座りながらプレシアとあたしに向けている。
その視線に気が付きプレシアが膝をつき頭を下げ、その女性に挨拶を述べる。
「エルミア女王様、お呼びによりプレシァーナ・モーリッツ参りました」
プレシアの言葉に女性は頷きソファーを指さす。
「座れ」
「はい」
プレシアが開いているスペースに座り、今回【バイダスターナ】に参加した者達がな何で座っていることになる。
「今回の【バイダスターナ】はご苦労であった、そなたらの頑張りは聞いている、結果を言う前に労わせておくれ・・・・・皆とても優劣だったと、そなたらはこれからの【バウダック王国】支えるべき人材である、これからもこの国の為・・・いやこの国に暮らす人々の為に力を貸してほしい」
あれ?セレーナは国を出るような事を言っていたような?これはセレーナの弟子入りは無くなったのかな?
ふと視線を向けると、セレーナが思いっきり汗を流しているように見える・・・・あの子倒れんじゃないのかな?
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