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なら良し!!
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取りあえずセレーナに中に入ってもらってリビングで向かい合うようにソファーに座る。
「セレーナ何であたしなんだ?この国にだって、凄腕の奴はいっぱいいるだろうに?」
「貴女は・・・・・いや・・お姉さまはこの国の誰よりも強いと思います、これはお姉さまを持ち上げてるわけではなく、私が戦い感じた事です、それに貴女が連れてきた討伐者が剣聖を倒したそうですが、その討伐者にも勝ってるそうですね?ならば師事を受けるべきはお姉さま・・・貴女しかいません」
「買い被りすぎだべさあたしよりも強いのはいっぱいいるよ、それにアンヌシアさんに勝てたのはまぐれだったんだよ」
「まぐれでも勝てる事がすごいのです、私にはそのまぐれも起きはしない」
真顔で真剣に答えるセレーナを見てため息をつく。
「それにあたしはここがホームじゃない、メイシェル王国のアズエルって街がホームなんだ、あんたの面倒は見られない」
そうなのだ本当はただ温泉に入りにこの国に来たのに、王位継承の儀を手伝ってしまってこんな事になってる。
「構わないですわ私がメイシェル王国に行きますわ」
迷わずに言い切るセレーナを思わずガン見してしまった。
「は?いやいやいや!!アンタ仕事してたよね?駄目だよいきなり辞めたら!他の人に迷惑がかかる!!」
いきなり辞められるほど迷惑な物はないって家のおとーちゃんが言ってたよ!!ちなみにリーマン歴20年の部長である。
「大丈夫、さっきの手紙見たでしょ?他国に行く可能性もあったからお父様にキチンと言ってあります、それに私はお父様の補佐しかしてませんでしたから、明確な仕事は任されていませんでした、ですので迷惑はかかりませんわ」
あたしは後ろで控えているエルスさんに視線を向けると、『仕方ありません』と言う風に肩を竦めて微笑んでる。
それを見て思いっきりため息をつく。
「セレーナ条件が四つある、一つあたしはギンガ達を家族として共に過ごしている、ギンガ達を蔑ろにしない事、二つあたしには兄弟がいる、その子達も蔑ろにしない事、三つ家を任せてる三人も同様に蔑ろにしない事、四つメイシェル王国で人を蔑ろにしない事」
先の三つはあたしが切れるし、最後の奴はメイシェル王国に居ずらくなる・・・・・というか住めなくなるかもしれないからね。
あたしの言った条件を聞き頷いて微笑むセレーナ。
「わかっておりますわ、私は選民意識はありませんし、あの狐さんなど可愛くて抱きしめたいくらいですから大丈夫ですわ」
「なら良し!!」
なんか流されるように弟子入りを容認してしまった・・・・・温泉入りに来たのに弟子が出来るとはこれ如何に?不思議だね!!
「それとあんたは王族だけど家に来たら王族扱いはしない、それでも来るかい?」
「もちろんですわ」
即答だった、それほど真剣に考え抜いたのだろう、きちんと鍛えないとね。
これからの事をセレーナと話をしているとまたノックがあり、カナデが対応に向かい・・・・皆が帰って来た、そうポーラやテレス、そしてシン達だ。
「レン様ただいま帰りました」
代表してシンが挨拶して来たので、笑顔で頷く。
「お帰り皆!何も起きなかったかい?怪我は?」
あたしの質問にテレスが笑顔で答えてくれる。
「何事もなく、怪我もございません、あったとすれば私とポーラが共に親から見合いを勧められて無理やり結婚させられそうになったという事でしょうか」
にこやかに話しているように見えたけど、これかなり怒ってるよ!!
「は?」
何でも久しぶりに帰って来た娘をもう他国に行かせないために自分の気に入っている男と結婚させるつもりだったらしいテレスとポーラの親が。
それを事前に見抜き、さっさと家を抜け出して合流しここに戻って来たらしい。
「私は結婚などしません」
「親の思い通りにはなりません」
そりゃそうだ!結婚するなら無理やりじゃなくて好きな人との方がいいよね!!
「セレーナ何であたしなんだ?この国にだって、凄腕の奴はいっぱいいるだろうに?」
「貴女は・・・・・いや・・お姉さまはこの国の誰よりも強いと思います、これはお姉さまを持ち上げてるわけではなく、私が戦い感じた事です、それに貴女が連れてきた討伐者が剣聖を倒したそうですが、その討伐者にも勝ってるそうですね?ならば師事を受けるべきはお姉さま・・・貴女しかいません」
「買い被りすぎだべさあたしよりも強いのはいっぱいいるよ、それにアンヌシアさんに勝てたのはまぐれだったんだよ」
「まぐれでも勝てる事がすごいのです、私にはそのまぐれも起きはしない」
真顔で真剣に答えるセレーナを見てため息をつく。
「それにあたしはここがホームじゃない、メイシェル王国のアズエルって街がホームなんだ、あんたの面倒は見られない」
そうなのだ本当はただ温泉に入りにこの国に来たのに、王位継承の儀を手伝ってしまってこんな事になってる。
「構わないですわ私がメイシェル王国に行きますわ」
迷わずに言い切るセレーナを思わずガン見してしまった。
「は?いやいやいや!!アンタ仕事してたよね?駄目だよいきなり辞めたら!他の人に迷惑がかかる!!」
いきなり辞められるほど迷惑な物はないって家のおとーちゃんが言ってたよ!!ちなみにリーマン歴20年の部長である。
「大丈夫、さっきの手紙見たでしょ?他国に行く可能性もあったからお父様にキチンと言ってあります、それに私はお父様の補佐しかしてませんでしたから、明確な仕事は任されていませんでした、ですので迷惑はかかりませんわ」
あたしは後ろで控えているエルスさんに視線を向けると、『仕方ありません』と言う風に肩を竦めて微笑んでる。
それを見て思いっきりため息をつく。
「セレーナ条件が四つある、一つあたしはギンガ達を家族として共に過ごしている、ギンガ達を蔑ろにしない事、二つあたしには兄弟がいる、その子達も蔑ろにしない事、三つ家を任せてる三人も同様に蔑ろにしない事、四つメイシェル王国で人を蔑ろにしない事」
先の三つはあたしが切れるし、最後の奴はメイシェル王国に居ずらくなる・・・・・というか住めなくなるかもしれないからね。
あたしの言った条件を聞き頷いて微笑むセレーナ。
「わかっておりますわ、私は選民意識はありませんし、あの狐さんなど可愛くて抱きしめたいくらいですから大丈夫ですわ」
「なら良し!!」
なんか流されるように弟子入りを容認してしまった・・・・・温泉入りに来たのに弟子が出来るとはこれ如何に?不思議だね!!
「それとあんたは王族だけど家に来たら王族扱いはしない、それでも来るかい?」
「もちろんですわ」
即答だった、それほど真剣に考え抜いたのだろう、きちんと鍛えないとね。
これからの事をセレーナと話をしているとまたノックがあり、カナデが対応に向かい・・・・皆が帰って来た、そうポーラやテレス、そしてシン達だ。
「レン様ただいま帰りました」
代表してシンが挨拶して来たので、笑顔で頷く。
「お帰り皆!何も起きなかったかい?怪我は?」
あたしの質問にテレスが笑顔で答えてくれる。
「何事もなく、怪我もございません、あったとすれば私とポーラが共に親から見合いを勧められて無理やり結婚させられそうになったという事でしょうか」
にこやかに話しているように見えたけど、これかなり怒ってるよ!!
「は?」
何でも久しぶりに帰って来た娘をもう他国に行かせないために自分の気に入っている男と結婚させるつもりだったらしいテレスとポーラの親が。
それを事前に見抜き、さっさと家を抜け出して合流しここに戻って来たらしい。
「私は結婚などしません」
「親の思い通りにはなりません」
そりゃそうだ!結婚するなら無理やりじゃなくて好きな人との方がいいよね!!
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