レディース異世界満喫禄

日の丸

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不思議だ!!

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セレーナ・アルフィード  三王家の一つアルフィード家の次女で軍に勤める父や兄の手助けをする為に武と文両方をこなす才女で武に関しては槍を使い国に仕える騎士達と対等に渡り合る・・・・らしい。

今そのセレーナとプリシアが試合場で向き合っている。

まあプリシアにとっては運がいいって事になる、カナデと散々やり合ったんだ初戦が槍使いならば体をほぐすことが出来るだろう。







「プレシァーナ、強くなったその力楽しみだ」


「私は負けませんよ?負けたらこの後が地獄です」


真顔で言い切るプリシアの言葉に首をかしげる。

え?負けたらあたしがセレーナとやり合って、帰ってから『思いっきり』訓練するだけなんだけどそれのどこが地獄なんだろう?不思議だ!!


「では・・・・・・・始めてください!!」


審判役の男の声に二人が動き出す。


セレーナが思いっ切り踏み込み勢いをそのまま利用した突きを放つがもうそこにプリシアは居ない。

リズムを取るようなステップで一か所に留まらず常に動いている、今はセレーナを中心としその周りを円を描くように動いて様子を見ている。


「それがあの討伐者に教えてもらった事?なんか独特の動きね、でも!!」


様子見は終わりのようで先程よりも早い踏み込みでプレシアに迫り三段突き・・・違う五段突きをプレシアに放つ・・・・思ったよりも強いねあの子・・・・・でも・・・カナデの方が強い。

その五段突きをスウェーイングとステップですべて躱しきる、当然だ昨日の夜遅くまでカナデとやり合っていたんだそれよりも劣る相手に後れを取るわけがない。


「これを躱すの?、確かに強くなってるけどそれは回避だけね、じゃあ私のとっておきで倒すわ!」


先程よりも早い踏み込みで懐に張って突きをそのまま放つ。

とっておきって言いながら普通の突き・・・・おお!!槍の先が曲がるようにしてプレシアに向かっていく!!


バックステップで躱そうとした所に予期してない方向から槍先が向かって来たので『上』に思いっきり飛んで回避した。


「な!!」


プリシアの跳躍力に驚いたように突きを出した状態で固まるセレーナ、わかるよその気持ち!『天井に突き刺さり事件』を知らなければあたしもビビってると思うよ!!


着地しセレーナの懐に飛び込み軽くジャブによるワンツーと的確に当ててまた離れる、しっかりアウトボクシングをしている。


「セレーナ・・・驚いてる余裕はないわよ?スピードを上げるから」


そう言った途端プレシアが試合場から消えたように見えたのかセレーナが槍を構えながら辺りを

慌てて見渡している。

もちろん消えたわけではなく、プレシアが高速で動いているだけだ。

【アース】の影響による身体能力+アウトボクシングで此処まで速く動けるようになったのだけどまだまだだね。


「ぐ!何?どこから?痛い!」


しっかりと当てて、離れて、当ててを繰り返してるなかなかいい感じじゃん!

そしてプレシアが離れた場所で足を止める。


「本当に強いわプレシア、でも・・・まだあきらめない!!」


思いっきり踏み込んで力強い突きをプレシアに向けてを放つセレーナ。

その突きを動かず見ていたプレシアがもう少しで当たる・・・・・・・その距離で動いた。

腕を・・・【アース】を装備している腕を向かい来る槍先をつきだすようにして【アース】に当たる瞬間、外に弾くように捻り槍を外側に流す。


「な!!」


体が流され隙が出来て驚くセレーナの懐に飛び込み顎を打ち抜く。

そして言葉もなく倒れるセレーナとそれを見下ろすプレシア・・・・・・・・試合が終わった。


「勝者プレシァーナ様!」


良し!!!これで戦わなくて済む!!あ!勝利おめでとうプレシア!!

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