386 / 1,656
不思議だ!!
しおりを挟むセレーナ・アルフィード 三王家の一つアルフィード家の次女で軍に勤める父や兄の手助けをする為に武と文両方をこなす才女で武に関しては槍を使い国に仕える騎士達と対等に渡り合る・・・・らしい。
今そのセレーナとプリシアが試合場で向き合っている。
まあプリシアにとっては運がいいって事になる、カナデと散々やり合ったんだ初戦が槍使いならば体をほぐすことが出来るだろう。
「プレシァーナ、強くなったその力楽しみだ」
「私は負けませんよ?負けたらこの後が地獄です」
真顔で言い切るプリシアの言葉に首をかしげる。
え?負けたらあたしがセレーナとやり合って、帰ってから『思いっきり』訓練するだけなんだけどそれのどこが地獄なんだろう?不思議だ!!
「では・・・・・・・始めてください!!」
審判役の男の声に二人が動き出す。
セレーナが思いっ切り踏み込み勢いをそのまま利用した突きを放つがもうそこにプリシアは居ない。
リズムを取るようなステップで一か所に留まらず常に動いている、今はセレーナを中心としその周りを円を描くように動いて様子を見ている。
「それがあの討伐者に教えてもらった事?なんか独特の動きね、でも!!」
様子見は終わりのようで先程よりも早い踏み込みでプレシアに迫り三段突き・・・違う五段突きをプレシアに放つ・・・・思ったよりも強いねあの子・・・・・でも・・・カナデの方が強い。
その五段突きをスウェーイングとステップですべて躱しきる、当然だ昨日の夜遅くまでカナデとやり合っていたんだそれよりも劣る相手に後れを取るわけがない。
「これを躱すの?、確かに強くなってるけどそれは回避だけね、じゃあ私のとっておきで倒すわ!」
先程よりも早い踏み込みで懐に張って突きをそのまま放つ。
とっておきって言いながら普通の突き・・・・おお!!槍の先が曲がるようにしてプレシアに向かっていく!!
バックステップで躱そうとした所に予期してない方向から槍先が向かって来たので『上』に思いっきり飛んで回避した。
「な!!」
プリシアの跳躍力に驚いたように突きを出した状態で固まるセレーナ、わかるよその気持ち!『天井に突き刺さり事件』を知らなければあたしもビビってると思うよ!!
着地しセレーナの懐に飛び込み軽くジャブによるワンツーと的確に当ててまた離れる、しっかりアウトボクシングをしている。
「セレーナ・・・驚いてる余裕はないわよ?スピードを上げるから」
そう言った途端プレシアが試合場から消えたように見えたのかセレーナが槍を構えながら辺りを
慌てて見渡している。
もちろん消えたわけではなく、プレシアが高速で動いているだけだ。
【アース】の影響による身体能力+アウトボクシングで此処まで速く動けるようになったのだけどまだまだだね。
「ぐ!何?どこから?痛い!」
しっかりと当てて、離れて、当ててを繰り返してるなかなかいい感じじゃん!
そしてプレシアが離れた場所で足を止める。
「本当に強いわプレシア、でも・・・まだあきらめない!!」
思いっきり踏み込んで力強い突きをプレシアに向けてを放つセレーナ。
その突きを動かず見ていたプレシアがもう少しで当たる・・・・・・・その距離で動いた。
腕を・・・【アース】を装備している腕を向かい来る槍先をつきだすようにして【アース】に当たる瞬間、外に弾くように捻り槍を外側に流す。
「な!!」
体が流され隙が出来て驚くセレーナの懐に飛び込み顎を打ち抜く。
そして言葉もなく倒れるセレーナとそれを見下ろすプレシア・・・・・・・・試合が終わった。
「勝者プレシァーナ様!」
良し!!!これで戦わなくて済む!!あ!勝利おめでとうプレシア!!
144
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる