レディース異世界満喫禄

日の丸

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あたしもっと頑張っちゃうよ!!

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「そう、そんな感じでリズムを取りながら常に上半身を左右に振る感じで」


あたしはプレシアにアウトボクサーの基本的な動きを目の前で実践して、その後にプリシアにもやってもらい気になる所を指摘し、修正して少しずつ形となって来たのだけれど・・・・・・


「ねえ何で皆も一緒にやってんのさ?」


そうなのだうちの子供達やフィーナまでも見よう見真似で体を動かしているのだ。


「それはもちろんネタ・・・・・強くなるためですわ!!」


笑顔でフィーナがが言ったけど最初にネタとか言って無かった?まあこの子は時々変な事を言い始めるから気にしない方があたしの為かな?・・・・うむ!気にしない!!


「僕は武器が無くなった時の為に覚えとこうとおもって!」


討伐者を志すガイルは自分の手札を増やしたいために参加しているようだね、色々考えてるんだねお姉さんは嬉しいよ!!


「「「「「「面白そうだから!!」」」」」」


他の子供達は遊び感覚で参加しているらしい、まあ今はあまり構ってあげられてないからいいけどね。


「じゃあ一緒にやっててもいいけど怪我は・・・・しても治せるからいいか・・・・プリシアはこの動きを出来るだけスムーズに出来るように頑張って、合格ラインまで来たら打撃系を教えるから」


あたしの言葉に不満顔になるプレシアを見て、仕方ないかと思い一つの提案をする。


「プレシア、、アンタあたしを攻撃してしてきな今まで覚えた技全部使って、あたしは攻撃せずに躱すだけにするから」


「わかったわ」


プリシアがあたしに向かって踏み込んできた。







「お姉さま綺麗・・・・・・」


「レンお姉ちゃん踊っているみたいで綺麗・・・」


プリシアの攻撃を床を滑るようなステップで躱してると外野が目をキラキラさせてそれそれの感想を言っていた。

うちの子供達もかなり受けている、子供達の【お姉ちゃん株】がどんどん上がってるみたいだね!良し!あたしもっと頑張っちゃうよ!!


「ハア、ハア、ハア、ハア」


約20分に及ぶ立ち合いで床に膝をついて息を切らしているプレシアと平然としているあたしが出来上がる。


「プレシア気が付いたかい?あたしが使っていた動き、アンタに教えた動きだよ?」


「・・・・あ!」


「このステップ・・・・・いや動きは攻撃にも回避にも使えるんだ、焦る気持ちも分かるけどあんた自身の為にもこれをしっかり覚えてほしい」


「頑張って覚えるわ」


物を覚えるのはやっぱり本人が、覚悟、必要性をしっかりと自覚しないと覚えないと思うんだ。


「お姉さまとても素敵でした!!」


フィーナが抱き付いて来てその後に子供達も抱き付いてきた。


「レンお姉ちゃんかっこよかった!」


「レンお姉ちゃんとても綺麗だったよ!!」


子供達が興奮しながらい褒めてくれた・・・・・ボクシング覚えておいてよかっった!!

【お姉ちゃん株】がまだまだ上がるようで嬉しい限りだよ!!


「皆様お昼ご飯にいたしましょう、食事が届きました」


エルスさんとカナデがテーブルセッティングをしてくれたのでそれぞれ好きな席につく。


「ではいただきます」


「「「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」」」


食事が終わり少し食休みをしてからまた練習を再開。


「レンお姉ちゃん、こんな感じでしたか?」


ガイルが自分なりに考えてあたしの前でやって見せる。


「そうだよつま先に力を籠めるとようにして・・・・そう」


ガイルの目がさっきと変わって絶対にモノにするって感じになってる、頑張れガイル!!


「・・・・あのレン・・・・これでいいのよね?」



あ!プレシアを放置してガイルに集中してた!!ごめんなさい!!
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