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はいお約束いただきました!!
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「では行ってまいります」
ギルドに向かうシンを見送った後にあたしも借家を出た。
「さてと・・・適当に歩こうか」
今日は王都を探検・・・・じゃなくてどこに何があるかを確認するのだ!!
「へー貝を使ったアクセサリーとか如何にも海の都って感じだね」
露店で並べてあるアクセを見て考える・・・・メイシェルの皆のお土産にいいかも!!
「これと・・・これ・・・後これとこれもを下さい」
取り敢えず4個ほど買っておく、さてと次だ!
表通りは大体歩いたので裏通りを歩いてみる、裏通りにも様々な店がありなかなか面白い。
そしてメイシェルと同じように俗に言う『スラム』はウォルムにもなかった。
しばらく歩いていると一人の男・・・・・・チンピラっぽい男があたしの前に立ちはだかる。
「お嬢ちゃんこんな所を歩いているなんて暇そうだなぁ・・・・ちょっとお兄さんに付き合ってよ」
はいお約束いただきました!!行くわけないじゃん!
「断る!!」
「頼むよ!お嬢さんの手下をうちのガキどもに見せてぇんだよ」
「・・・・・・ん?手下?ガキども?」
チンピラお兄さんが必死に頷いて理由を話し出す。
「俺の実家・・・・・孤児院のガキどもにお嬢さんの従魔を見せてやりてぇんだ、いきなり声を掛けたのは悪いと思うし、個人的な理由で迷惑だとも思うが、付き合っちゃくれねぇか?」
何この人!見た目チンピラなのにめっちゃいい人じゃん!
「その前に自己紹介しなよ、怪しい奴について行く気はないよ」
チンピラさんが慌てたように頷く。
「俺はイデ・オンサって言うんだ、討伐者でBランクだ」
「あたしはレン、Aランカーだ、それで?何で孤児院?」
「さっきも言った通り、俺の過ごした孤児院のガキどもにあんたの従魔を見せてやりたいんだ、あいつ等王都から出る事なんて無いからな」
何だろう・・・・・言ってることはいい事なんだろうけど、見た目でその言葉が否定されてる気がする・・・・まあついて行って襲われたら返り討ちにしてやればいいか。
「わかったよ、行こう」
あたしはイデの後をついて行った。
「大きな犬だ!」
「馬さんもいる!」
「綺麗な鳥さん!!」
「可愛い狐さんもいるよ!!」
案内された孤児院に入ると10歳よりは下であろう子供達がギンガ達に群がり始めたので一度待ったをかける。
「はい!ストップ!」
あたしの言葉に子供達が止まりあたしの方を見る。
「この子達にさわってもいいけど、この子達が嫌がる事はやらないでね?あんた等も嫌がる事をやられたらいやな気持になるだろう?」
子供達がコクコクと頷く。
「じゃあ皆で遊ぼうか?」
「「「「「はーい」」」」」
子供達が嬉しそうにギンガに群がり始める、ほっこりするような光景だね。
「・・・・・あんたすげえな、ガキどもが素直に言う事聞いてやがる」
驚いたような顔であたしを見ているけど、別に驚くような事でもないよね?
「うちにも同じような歳の子がいるからね」
「なるほど」
納得したようにうなずくイデ、この人ここの出身だって言ってたよね?
「あんたここから仕事に行ってるの?面倒見ながら?」
「いや違うよ、ここの世話は院長と他の先生二人と13歳までのガキどもだ、本当は見習いとして働く年なんだが孤児ってだけで見習いにもなれやしねぇ・・・・つける仕事は、討伐者かただの下働きだけ・・・・まあ国のお陰で孤児が飢える事がないのはありがたい事なんだがな」
孤児院への支援はきちんとしているんだね、ナイスだよアクス!でも見習いかぁ・・・・そう言えばうちの子達の事を考えた時にそんな習慣を聞いたなぁ・・・・・・・見習いかぁ・・・・・・・
あたしは楽しそうにギンガ達に遊ぶ子供達を見ながらため息をついた。
「関わっちまったからなぁ・・・・」
あたしの横にいるイデを見るとニヤリとしながら子供達を見ていた・・・・・・これで微笑んでるんだろうなぁ。
ギルドに向かうシンを見送った後にあたしも借家を出た。
「さてと・・・適当に歩こうか」
今日は王都を探検・・・・じゃなくてどこに何があるかを確認するのだ!!
「へー貝を使ったアクセサリーとか如何にも海の都って感じだね」
露店で並べてあるアクセを見て考える・・・・メイシェルの皆のお土産にいいかも!!
「これと・・・これ・・・後これとこれもを下さい」
取り敢えず4個ほど買っておく、さてと次だ!
表通りは大体歩いたので裏通りを歩いてみる、裏通りにも様々な店がありなかなか面白い。
そしてメイシェルと同じように俗に言う『スラム』はウォルムにもなかった。
しばらく歩いていると一人の男・・・・・・チンピラっぽい男があたしの前に立ちはだかる。
「お嬢ちゃんこんな所を歩いているなんて暇そうだなぁ・・・・ちょっとお兄さんに付き合ってよ」
はいお約束いただきました!!行くわけないじゃん!
「断る!!」
「頼むよ!お嬢さんの手下をうちのガキどもに見せてぇんだよ」
「・・・・・・ん?手下?ガキども?」
チンピラお兄さんが必死に頷いて理由を話し出す。
「俺の実家・・・・・孤児院のガキどもにお嬢さんの従魔を見せてやりてぇんだ、いきなり声を掛けたのは悪いと思うし、個人的な理由で迷惑だとも思うが、付き合っちゃくれねぇか?」
何この人!見た目チンピラなのにめっちゃいい人じゃん!
「その前に自己紹介しなよ、怪しい奴について行く気はないよ」
チンピラさんが慌てたように頷く。
「俺はイデ・オンサって言うんだ、討伐者でBランクだ」
「あたしはレン、Aランカーだ、それで?何で孤児院?」
「さっきも言った通り、俺の過ごした孤児院のガキどもにあんたの従魔を見せてやりたいんだ、あいつ等王都から出る事なんて無いからな」
何だろう・・・・・言ってることはいい事なんだろうけど、見た目でその言葉が否定されてる気がする・・・・まあついて行って襲われたら返り討ちにしてやればいいか。
「わかったよ、行こう」
あたしはイデの後をついて行った。
「大きな犬だ!」
「馬さんもいる!」
「綺麗な鳥さん!!」
「可愛い狐さんもいるよ!!」
案内された孤児院に入ると10歳よりは下であろう子供達がギンガ達に群がり始めたので一度待ったをかける。
「はい!ストップ!」
あたしの言葉に子供達が止まりあたしの方を見る。
「この子達にさわってもいいけど、この子達が嫌がる事はやらないでね?あんた等も嫌がる事をやられたらいやな気持になるだろう?」
子供達がコクコクと頷く。
「じゃあ皆で遊ぼうか?」
「「「「「はーい」」」」」
子供達が嬉しそうにギンガに群がり始める、ほっこりするような光景だね。
「・・・・・あんたすげえな、ガキどもが素直に言う事聞いてやがる」
驚いたような顔であたしを見ているけど、別に驚くような事でもないよね?
「うちにも同じような歳の子がいるからね」
「なるほど」
納得したようにうなずくイデ、この人ここの出身だって言ってたよね?
「あんたここから仕事に行ってるの?面倒見ながら?」
「いや違うよ、ここの世話は院長と他の先生二人と13歳までのガキどもだ、本当は見習いとして働く年なんだが孤児ってだけで見習いにもなれやしねぇ・・・・つける仕事は、討伐者かただの下働きだけ・・・・まあ国のお陰で孤児が飢える事がないのはありがたい事なんだがな」
孤児院への支援はきちんとしているんだね、ナイスだよアクス!でも見習いかぁ・・・・そう言えばうちの子達の事を考えた時にそんな習慣を聞いたなぁ・・・・・・・見習いかぁ・・・・・・・
あたしは楽しそうにギンガ達に遊ぶ子供達を見ながらため息をついた。
「関わっちまったからなぁ・・・・」
あたしの横にいるイデを見るとニヤリとしながら子供達を見ていた・・・・・・これで微笑んでるんだろうなぁ。
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