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笑いの波が収まるまでまって!!
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「レンお姉ちゃん久しぶりです!」
エルフィが抱き付いできてので、受け止めた後頭を撫でる。
「久しぶりエルフィ、元気にしていた?」
あたしを見上げて笑顔で頷き横に座っているシリウス達を見てまた笑顔になる。
「シリウスちゃん達も久しぶり!」
「「ガウ」」 「クウ!」 「クワッ」
ああもう!みんな可愛いな!
【アイテムボックス】から熊の縫いぐるみと着ぐるみは入っている袋を取り出してエルフィに渡す。
「これお土産だよ」
「ありがとうレンお姉ちゃん!」
くくく!これでエルフィも天使の仲間入りだ!覚悟はいいかあたし!
「やっぱり可愛いわぁ・・・・・」
「えへへへ」
タイラント姿となったエルフィをレイナさんと共に褒めまくりほっこりした後に話し合いを再開。
「エルフィ神託とかあった?アルナーは神託があったってあわあわしてたけど」
タイラントが頷く、違ったエルフィが頷く。
「はい任期と結婚に関しての神託がありました」
それだけ?コラーナさんがエルフィに何か伝えてると思ったんだけどなぁ・・・・・・まあいいか。
「そっか、あ!あたし暫くはウォルムにいるんだ、時間が空いた時ご飯でも食べに行こう」
「はい!嬉しいです!」
それから暫くエルフィと過ごして、またねって別れた。
「取り敢えずギルドに行って海の魔物に関する情報を調べるよ」
「「「「畏まりました」」」」
ギルドに入ると賑やかだった人々が口をつぐみ遠巻きにあたし達を見ている・・・・・・動物園のパンダになった気分だべさ!
そのまま受付まで行き空いている受付嬢に話をかけるとかなりビビった対応を取られた。
「いいいいいい依頼でしょうか?そそそれとも何かありましたでございましょうか?」
所々変だよそれ?吹き出しそうになったのは内緒だ。
「海の魔物に関することを知りたいんだけど、資料ってある?」
ビクッとした後コクコク頷き上の階を指さす。
「ににに二階の資料室にありまぅぅぅぅぅぅ」
「ぶっ!!」
だめだ!我慢できんかった!
受付嬢が涙目であたしを見てるけど、今この笑いの波が収まるまでまって!!
「ふぅ・・・・・いやごめん、あなたの態度が面白くってさ、そんなに怖がらないでよ」
安心させようと笑顔で言ったら、顔を赤くしてコクコク頷いているので大丈夫そうだ。
「あたしはレン、暫くはウォルムにいるからよろしくね」
「私はキャリー・タタットです、失礼な態度をとってすいませんでした」
頭を下げて謝ってきたので笑いながら手をひらひらさせる。
「失礼な態度をとったのはあたしも同じさ、あんたの事を笑ったからね、だからそれでチャラだ」
「はい!」
「二階の資料室だね?」
「はい!キチンと姿絵まで描いてある奴ですから参考になると思います」
それはありがたいね、なら行ってみるか。
「じゃあまたね」
「はい」
あたしは二階に上がるべく階段を目指して歩き始める。
「おい今の見たか?そんなに危ない奴じゃなかったぞ?」
「やっぱり噂は噂か」
おお?なんか悪い噂がこれで消えるかな?
「ばっか!昨日俺は現場に居たんだぞ?めっちゃヤバかったんだって!」
「あーはいはい」
よし!これは思いもしなかった奇跡が起きたよ!このまま悪い噂よ消えておくれ!
「でも二つ名はかっこいいよな・・・・【黒の暴風】なんて」
何処がかっこいいのさ!あんたらのセンスがあたしにはわかんないわ!!
ツッコみそうになったけどここでツッコんだらまた悪い噂が立つ・・・我慢だ!!
エルフィが抱き付いできてので、受け止めた後頭を撫でる。
「久しぶりエルフィ、元気にしていた?」
あたしを見上げて笑顔で頷き横に座っているシリウス達を見てまた笑顔になる。
「シリウスちゃん達も久しぶり!」
「「ガウ」」 「クウ!」 「クワッ」
ああもう!みんな可愛いな!
【アイテムボックス】から熊の縫いぐるみと着ぐるみは入っている袋を取り出してエルフィに渡す。
「これお土産だよ」
「ありがとうレンお姉ちゃん!」
くくく!これでエルフィも天使の仲間入りだ!覚悟はいいかあたし!
「やっぱり可愛いわぁ・・・・・」
「えへへへ」
タイラント姿となったエルフィをレイナさんと共に褒めまくりほっこりした後に話し合いを再開。
「エルフィ神託とかあった?アルナーは神託があったってあわあわしてたけど」
タイラントが頷く、違ったエルフィが頷く。
「はい任期と結婚に関しての神託がありました」
それだけ?コラーナさんがエルフィに何か伝えてると思ったんだけどなぁ・・・・・・まあいいか。
「そっか、あ!あたし暫くはウォルムにいるんだ、時間が空いた時ご飯でも食べに行こう」
「はい!嬉しいです!」
それから暫くエルフィと過ごして、またねって別れた。
「取り敢えずギルドに行って海の魔物に関する情報を調べるよ」
「「「「畏まりました」」」」
ギルドに入ると賑やかだった人々が口をつぐみ遠巻きにあたし達を見ている・・・・・・動物園のパンダになった気分だべさ!
そのまま受付まで行き空いている受付嬢に話をかけるとかなりビビった対応を取られた。
「いいいいいい依頼でしょうか?そそそれとも何かありましたでございましょうか?」
所々変だよそれ?吹き出しそうになったのは内緒だ。
「海の魔物に関することを知りたいんだけど、資料ってある?」
ビクッとした後コクコク頷き上の階を指さす。
「ににに二階の資料室にありまぅぅぅぅぅぅ」
「ぶっ!!」
だめだ!我慢できんかった!
受付嬢が涙目であたしを見てるけど、今この笑いの波が収まるまでまって!!
「ふぅ・・・・・いやごめん、あなたの態度が面白くってさ、そんなに怖がらないでよ」
安心させようと笑顔で言ったら、顔を赤くしてコクコク頷いているので大丈夫そうだ。
「あたしはレン、暫くはウォルムにいるからよろしくね」
「私はキャリー・タタットです、失礼な態度をとってすいませんでした」
頭を下げて謝ってきたので笑いながら手をひらひらさせる。
「失礼な態度をとったのはあたしも同じさ、あんたの事を笑ったからね、だからそれでチャラだ」
「はい!」
「二階の資料室だね?」
「はい!キチンと姿絵まで描いてある奴ですから参考になると思います」
それはありがたいね、なら行ってみるか。
「じゃあまたね」
「はい」
あたしは二階に上がるべく階段を目指して歩き始める。
「おい今の見たか?そんなに危ない奴じゃなかったぞ?」
「やっぱり噂は噂か」
おお?なんか悪い噂がこれで消えるかな?
「ばっか!昨日俺は現場に居たんだぞ?めっちゃヤバかったんだって!」
「あーはいはい」
よし!これは思いもしなかった奇跡が起きたよ!このまま悪い噂よ消えておくれ!
「でも二つ名はかっこいいよな・・・・【黒の暴風】なんて」
何処がかっこいいのさ!あんたらのセンスがあたしにはわかんないわ!!
ツッコみそうになったけどここでツッコんだらまた悪い噂が立つ・・・我慢だ!!
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