レディース異世界満喫禄

そうしよう！！

あの後フィルミナにギンガ達と一緒泊まれる宿を教えてもらい、二人と別れて教えてもらった【青海】に入り、部屋を取り落ち着く。

ミズキに紅茶を入れてもらいテーブルにあたし、シン、ミズキ、カナデで向かい合う感じで座る。


「さて、集めてきた情報を聞こうか」


「ではまず私から」


シンがまず教えてくれるようだ。


「私からはダンジョンに関する情報を、ウォルム全体には6か所、王都の近くには3ヶ所、Ｃランク推奨の【迷いの谷】Ｂランク推奨の【深海迷宮】Ａランク推奨の【闇の世界】があります」


一枚の地図を取り出して銀貨をを置きながらダンジョン名をよんでいく。

ふむ・・・・・・あまり王都から離れてないね、地図上など近く感じるだけかな？



「この三つって遠いの？」


「一番近くでＢランク推奨の【深海迷宮】ですね1時間くらいで着くと聞きました、一番遠いのがＣランク推奨の【迷いの谷】で4時間くらいだそうです」


なら明日は【深海迷宮】に行ってみようかな？・・・・まあ保留ってことで。


「では次に私が」


ミズキが立ち上がりあたしを見る。


「ここら辺の魔物に関してですがメイシェルと余り変わりません、ただ海が近いため海の魔物が多めかと」


そうか、メイシェル王国・・・あたしが居た王都とアズエルには海が無かったからそれ系の魔物いなくて当然だったよね！


「なるほど」


あとでギルドに行って魔物に関する資料を見せてもらおうかな？・・・・・そうしよう！！


「最後に私が」


カナデが立ち上がりあたしを見る。


「ついでに王都の噂とかも聞いてみました、その中で気になったのが二週間後に開かれる【闘神祭】です」


「何それ？」


「【闘神祭】とは一年に一度開かれる武闘大会ですね、武器あり魔法なしでトーナメント方式で開かれるそうです」


武闘大会ね・・・・コラーナさんがこの大会に出すためにあたしをウォルムに寄越した？ないな！

神様が地上の催し物に介入したがるとは思えないしなぁ。


「皆色々な情報を集めてくれてありがとう、助かったよ！で！明日取り敢えずエルフィに会いに行って明後日【深海迷宮】に行ってみようと思う」


ウォルムに来たんだしあの子に会っておかないとね！もしかしたらコラーナさんがエルフィに何か言ってるかもしれないしね。


「「「畏まりました」」」


その日の夕食は部屋で食べ、お風呂に入り皆でマッタリとしていてふと思い出す。


「あ！【迅雷】に【破壊不能】の付与しなくっちゃ！」


せっかく買ったんだ綺麗な状態を保たないとね！！【迅雷】を取り出してベッドの上に置いて深呼吸する。


「三人とも、もしぶっ倒れても気にしないでいいからね」


もう同じことを二回やって二回とも倒れてるからね！良しやるか！！

両手を【迅雷】に向け魔力を込め、付与魔法を使用する。


まずは【破壊不能】の付与・・・・・・・成功！後は何の魔法を付与しようかな？【迅雷】だから【雷】系かな？そうしよう！


じゃあ・・・・【雷魔法ＭＡＸ】の付与・・・・・・成功！！


「ふぅ・・・・・何とか成功したようだね！【鑑定】！」



迅雷　　　　　製作者　リュージュ・ノース


　　　　　　　雷属性魔法ＭＡＸ　　破壊不能


　　　　　　　サンダードラゴンのの牙、鱗、骨を素材として使いリュージュの手により打たれた刀


　　　　　　　レン専用　装備時　雷属性ダメージ半減　雷属性が弱点の敵にダメージ5倍





良し！いい感じだ！これでこの子も綺麗なままだ！・・・・・・・ん？



「はっくしょん！！」





またか！って思ったら意識がなくなった。