レディース異世界満喫禄

日の丸

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呪いだよそれ!!

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「漣よ姉上の名誉のために言っておくが、姉上は仕事を蔑ろにしているわけではないのだ」


ムキマッチョが真顔であたしに言ってきて、その後ろでムキマッチョのお姉さまが、うんうんと頷いている。


「と言うと?」


「我々神はエルフィアを作り、それぞれの土地を災害が起こらぬよう管理しておるのだ、人の世に法があるように、神の世界にも法がある、我々は人の世には手を出してはならんのだよ、我々が出を出すとすればエルフィアが滅びの道を歩み始めた時だな」


「そうなのよ、だからあの王族が非道な事をしても手が出せないのよ」


「知らずに生意気な事を言ってすいませんでした」


あたしはお姉さまに頭を下げる、勢いで言って相手の事を考えなかったあたしが悪い。


「ふふふ!貴女がやっぱりいいわ!改めて名乗りましょう!私は戦を司る女神メルヴィーラよ」



戦を司る・・・・・めっちゃ似合ってる!!


「フフフ!ありがとう誉め言葉としては最高ね」


「あ!心が読まれるんだった」


「そういうことね」


まあ隠すことでもないからいいか、でも神様にも柵ってあるんだね、もっとフリーダムだと思っていたよ。


「まあでも手が無い事もないから、今回はさっき試した事のお詫びも含めてそれを使う事にするわ」


え?何んとか出来るの?それは助かる!!


「アラビータの王族に神の祝福を与えるわ」


「え?」


メルヴィーラの話によれば過去にも地上に神から祝福は与えらえた事があるらしい。

その祝福を受けた者の中にはメイシェルの初代国王もいるらしい。


「でもそれじゃアラビータの国王が調子に乗って大陸制覇とか言い出しそうだけど?」


言い出しそうじゃなくて必ず行動すると思う、野心家らしいしね。


「普通はそうね、けど私が与える祝福は『アラビータの幸せ』という祝福よ」


うんうん!意味が分からん。


「この祝福はアラビータが他国に迷惑をかけるようなことをしたら激痛が襲い、逆にアラビータの国の民が幸せになれば味わった事のない快楽を得られるのよ、内政に力を入れればアラビータの民も幸せになれるでしょう」



・・・・・・・・・・それ祝福?・・・・・呪いじゃないの?・・・でもそれって抜け道があるよね。


「アラビータの民の幸せの為他国を攻める・・・・・なんて通らないから安心して」


おお!抜け道ないじゃん!祝福という名の天罰!激痛確定らしい!!


「国王が入れ替わったりしたら?」


「大丈夫、国王となった時点で祝福は受け継ぐようにしておくわ」


やっぱり祝福じゃなくて呪いだよそれ!!


「部下が勝手にやらかしたら?」


これも抜け道になるよね?


「フフフ・・・・私がそれを許すと思う?」



完璧に抜け道は無い・・・と言うか認めないらしい、ありがたい。

メルヴィーラが周りにいる神様を見まわしてから問いかける。


「さてと・・・・聞いていた通り私はこの子の為に地上の王族に祝福を与えたいと思う、反対の者はいるかしら?」


反対の声は上がらず、皆が楽しそうな顔で頷いていたのでOKらしい、

なのであたしは神様たち一人一人に頭を下げる、おかげでメイシェルに降りかかる悪意が減少するのだから。

あの子たちが巻き込まれるって事が無くなりそうで良かったよ。


「ありがとうございますメルヴィーラ様」


「お礼はいいわこれは貴方へのお詫びですもの、それにグリスナと話をするように気楽に話をしていいわ」


「わかったべさ」


なんか思いもしなかった所で、憂いが解決しちゃったよ!ありがたいね!

それにアラビータの王よ悪いが祝福を受けて幸せになっておくれ!君になら出来るはずだ!!


見たことのない王様の冥福を・・・違った!健闘を祈る。

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