199 / 1,656
呪いだよそれ!!
しおりを挟む
「漣よ姉上の名誉のために言っておくが、姉上は仕事を蔑ろにしているわけではないのだ」
ムキマッチョが真顔であたしに言ってきて、その後ろでムキマッチョのお姉さまが、うんうんと頷いている。
「と言うと?」
「我々神はエルフィアを作り、それぞれの土地を災害が起こらぬよう管理しておるのだ、人の世に法があるように、神の世界にも法がある、我々は人の世には手を出してはならんのだよ、我々が出を出すとすればエルフィアが滅びの道を歩み始めた時だな」
「そうなのよ、だからあの王族が非道な事をしても手が出せないのよ」
「知らずに生意気な事を言ってすいませんでした」
あたしはお姉さまに頭を下げる、勢いで言って相手の事を考えなかったあたしが悪い。
「ふふふ!貴女がやっぱりいいわ!改めて名乗りましょう!私は戦を司る女神メルヴィーラよ」
戦を司る・・・・・めっちゃ似合ってる!!
「フフフ!ありがとう誉め言葉としては最高ね」
「あ!心が読まれるんだった」
「そういうことね」
まあ隠すことでもないからいいか、でも神様にも柵ってあるんだね、もっとフリーダムだと思っていたよ。
「まあでも手が無い事もないから、今回はさっき試した事のお詫びも含めてそれを使う事にするわ」
え?何んとか出来るの?それは助かる!!
「アラビータの王族に神の祝福を与えるわ」
「え?」
メルヴィーラの話によれば過去にも地上に神から祝福は与えらえた事があるらしい。
その祝福を受けた者の中にはメイシェルの初代国王もいるらしい。
「でもそれじゃアラビータの国王が調子に乗って大陸制覇とか言い出しそうだけど?」
言い出しそうじゃなくて必ず行動すると思う、野心家らしいしね。
「普通はそうね、けど私が与える祝福は『アラビータの幸せ』という祝福よ」
うんうん!意味が分からん。
「この祝福はアラビータが他国に迷惑をかけるようなことをしたら激痛が襲い、逆にアラビータの国の民が幸せになれば味わった事のない快楽を得られるのよ、内政に力を入れればアラビータの民も幸せになれるでしょう」
・・・・・・・・・・それ祝福?・・・・・呪いじゃないの?・・・でもそれって抜け道があるよね。
「アラビータの民の幸せの為他国を攻める・・・・・なんて通らないから安心して」
おお!抜け道ないじゃん!祝福という名の天罰!激痛確定らしい!!
「国王が入れ替わったりしたら?」
「大丈夫、国王となった時点で祝福は受け継ぐようにしておくわ」
やっぱり祝福じゃなくて呪いだよそれ!!
「部下が勝手にやらかしたら?」
これも抜け道になるよね?
「フフフ・・・・私がそれを許すと思う?」
完璧に抜け道は無い・・・と言うか認めないらしい、ありがたい。
メルヴィーラが周りにいる神様を見まわしてから問いかける。
「さてと・・・・聞いていた通り私はこの子の為に地上の王族に祝福を与えたいと思う、反対の者はいるかしら?」
反対の声は上がらず、皆が楽しそうな顔で頷いていたのでOKらしい、
なのであたしは神様たち一人一人に頭を下げる、おかげでメイシェルに降りかかる悪意が減少するのだから。
あの子たちが巻き込まれるって事が無くなりそうで良かったよ。
「ありがとうございますメルヴィーラ様」
「お礼はいいわこれは貴方へのお詫びですもの、それにグリスナと話をするように気楽に話をしていいわ」
「わかったべさ」
なんか思いもしなかった所で、憂いが解決しちゃったよ!ありがたいね!
それにアラビータの王よ悪いが祝福を受けて幸せになっておくれ!君になら出来るはずだ!!
見たことのない王様の冥福を・・・違った!健闘を祈る。
ムキマッチョが真顔であたしに言ってきて、その後ろでムキマッチョのお姉さまが、うんうんと頷いている。
「と言うと?」
「我々神はエルフィアを作り、それぞれの土地を災害が起こらぬよう管理しておるのだ、人の世に法があるように、神の世界にも法がある、我々は人の世には手を出してはならんのだよ、我々が出を出すとすればエルフィアが滅びの道を歩み始めた時だな」
「そうなのよ、だからあの王族が非道な事をしても手が出せないのよ」
「知らずに生意気な事を言ってすいませんでした」
あたしはお姉さまに頭を下げる、勢いで言って相手の事を考えなかったあたしが悪い。
「ふふふ!貴女がやっぱりいいわ!改めて名乗りましょう!私は戦を司る女神メルヴィーラよ」
戦を司る・・・・・めっちゃ似合ってる!!
「フフフ!ありがとう誉め言葉としては最高ね」
「あ!心が読まれるんだった」
「そういうことね」
まあ隠すことでもないからいいか、でも神様にも柵ってあるんだね、もっとフリーダムだと思っていたよ。
「まあでも手が無い事もないから、今回はさっき試した事のお詫びも含めてそれを使う事にするわ」
え?何んとか出来るの?それは助かる!!
「アラビータの王族に神の祝福を与えるわ」
「え?」
メルヴィーラの話によれば過去にも地上に神から祝福は与えらえた事があるらしい。
その祝福を受けた者の中にはメイシェルの初代国王もいるらしい。
「でもそれじゃアラビータの国王が調子に乗って大陸制覇とか言い出しそうだけど?」
言い出しそうじゃなくて必ず行動すると思う、野心家らしいしね。
「普通はそうね、けど私が与える祝福は『アラビータの幸せ』という祝福よ」
うんうん!意味が分からん。
「この祝福はアラビータが他国に迷惑をかけるようなことをしたら激痛が襲い、逆にアラビータの国の民が幸せになれば味わった事のない快楽を得られるのよ、内政に力を入れればアラビータの民も幸せになれるでしょう」
・・・・・・・・・・それ祝福?・・・・・呪いじゃないの?・・・でもそれって抜け道があるよね。
「アラビータの民の幸せの為他国を攻める・・・・・なんて通らないから安心して」
おお!抜け道ないじゃん!祝福という名の天罰!激痛確定らしい!!
「国王が入れ替わったりしたら?」
「大丈夫、国王となった時点で祝福は受け継ぐようにしておくわ」
やっぱり祝福じゃなくて呪いだよそれ!!
「部下が勝手にやらかしたら?」
これも抜け道になるよね?
「フフフ・・・・私がそれを許すと思う?」
完璧に抜け道は無い・・・と言うか認めないらしい、ありがたい。
メルヴィーラが周りにいる神様を見まわしてから問いかける。
「さてと・・・・聞いていた通り私はこの子の為に地上の王族に祝福を与えたいと思う、反対の者はいるかしら?」
反対の声は上がらず、皆が楽しそうな顔で頷いていたのでOKらしい、
なのであたしは神様たち一人一人に頭を下げる、おかげでメイシェルに降りかかる悪意が減少するのだから。
あの子たちが巻き込まれるって事が無くなりそうで良かったよ。
「ありがとうございますメルヴィーラ様」
「お礼はいいわこれは貴方へのお詫びですもの、それにグリスナと話をするように気楽に話をしていいわ」
「わかったべさ」
なんか思いもしなかった所で、憂いが解決しちゃったよ!ありがたいね!
それにアラビータの王よ悪いが祝福を受けて幸せになっておくれ!君になら出来るはずだ!!
見たことのない王様の冥福を・・・違った!健闘を祈る。
156
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる