172 / 1,656
【精霊樹】よりも豪華です!!
しおりを挟む
その部屋は前にいた部屋とは変わらかったが、部屋に控えていた司祭さんが違う、無事に転移できたようだ。
「さて皆さんこの神殿を出て街に向かいます、街で一度解散となりますが、宿の方は我々がとらせてもらいました、そこで一月お過ごしください、宿代は国が持ちますので」
おお!やった!ケイン太っ腹!!
「ただ、申し訳ないがアルセムを出ないでいただきたい、無いとは思うが『もしも』があった時声をかけようとしていなかったでは、困りますから」
「わかったべ」 「わかった」 「分かったわ」
あたし達は部屋を出て神殿の廊下を歩いて外に出ると、正面に聖都が見えた。
おおお!!見た目まんまローマなんだけど!!・・・・・あれ?神殿はパルテノンだったのに建物はローマ?混ざってる?・・・・・・・ここではこれが当たり前なんだろう、うん!気にしない!!
「皆さん街に向かいましょう」
フォートさんを先頭に街に向かって歩き出して約一時間ごに到着した。
「・・・・・・ねえ・・・・・ここに泊まるの?」
「・・・・・・・・らしいな」
「・・・・・・・場違い・・・・・」
【スカーレット】【ムーンライト】とあたし達皆で宿を見上げて固まっている。
その宿【聖者の宿】は・・・・・・見てすぐにわかるほどの高級宿だ!!
「ここにギンガとか入ったら大騒ぎになるんじゃ?」
「・・・・ありそうだよな」
「大丈夫ですよレン殿、きちんと確認しておきました、ギンガ殿も一緒に過ごせますよ」
「おお!それはありがたいべ!!」
ダメだったら宿探しをしなきゃならなかったからね!
「我々騎士団と巫女様は王城に向かい挨拶をして王城に滞在することになると思います、何かあれば王城に来てもらうしかないので、すみませんがよろしくお願いします」
そう言うと騎士達とアルナーが王城に向かい歩いて行く。
「・・・さて、あたし達も宿に入ろうか」
【聖者の宿】に入りふと見ると一人の執事風の従業員がこちらに歩いてきて一礼、そして話しかけてくる。
「いらっしゃいませ、メイシェル王国様の護衛隊の方々でございますね?お部屋はご用意してあります、こちらにどうぞ」
案内された部屋に入ると、かなり驚く・・・・・メイシェルで泊まった【精霊樹】よりも豪華です!!
この宿って上級貴族御用達とかなんじゃないのかな?それくらい豪華だ。
・・・・落ち着かないべよ!!あたしは小市民だからこういう雰囲気って苦手なんだよ!!
・・・・・よし!!出かけよう!!
「シン、ミズキ、今から転移で出かけて来るから留守番お願い、【スカーレット】【ムーンライト】があたしに会いに来たら寝てるとでも言っておいて」
「「畏まりました」」
「カナデは一緒に行こう、アルナーの護衛をしてもらっていたから一緒に過ごせなかったからね」
「はい!!」
「もちろんギンガとシリウス、、蒼天とコハクも一緒だよ」
「「ガウ!!」」 「クワッ「」 「クゥ!!」
「じゃあ後はよろしく!行ってきます」
「「いってらっしゃいませ」」
あたしはその言葉を聞いた後に転移した。
あたしが転移した先はメイシェルの王城、ケインのプライベートエリアだ。
「あれ?レンお姉ちゃん?」
ちょうどラクスが居た、ラッキー!
「ラクス、お父さんにあたしが来たって伝えてくれるかな?」
「分かった!」
てててと走って行くラクスを見送りしばらく待つと、ケインとクラウさんがラクスと共にやってきた。
「ありがとうねラクス、ギンガ達と遊んでおいで、それから新しく仲間になったコハクだよ仲良くしてあげてね」
「うん!!」
アニマルズとラクスが隣の部屋に向かったところで挨拶。
「久しぶりケインとクラウさん」
「うむ!元気そうで何よりだ!で?何かあったのか?」
「中間報告かな?今日聖都アルセムに入った」
「そうか、無事に着いたか」
「後、話をしておいた方がいいと思う事がある」
この国の為にもね。
「さて皆さんこの神殿を出て街に向かいます、街で一度解散となりますが、宿の方は我々がとらせてもらいました、そこで一月お過ごしください、宿代は国が持ちますので」
おお!やった!ケイン太っ腹!!
「ただ、申し訳ないがアルセムを出ないでいただきたい、無いとは思うが『もしも』があった時声をかけようとしていなかったでは、困りますから」
「わかったべ」 「わかった」 「分かったわ」
あたし達は部屋を出て神殿の廊下を歩いて外に出ると、正面に聖都が見えた。
おおお!!見た目まんまローマなんだけど!!・・・・・あれ?神殿はパルテノンだったのに建物はローマ?混ざってる?・・・・・・・ここではこれが当たり前なんだろう、うん!気にしない!!
「皆さん街に向かいましょう」
フォートさんを先頭に街に向かって歩き出して約一時間ごに到着した。
「・・・・・・ねえ・・・・・ここに泊まるの?」
「・・・・・・・・らしいな」
「・・・・・・・場違い・・・・・」
【スカーレット】【ムーンライト】とあたし達皆で宿を見上げて固まっている。
その宿【聖者の宿】は・・・・・・見てすぐにわかるほどの高級宿だ!!
「ここにギンガとか入ったら大騒ぎになるんじゃ?」
「・・・・ありそうだよな」
「大丈夫ですよレン殿、きちんと確認しておきました、ギンガ殿も一緒に過ごせますよ」
「おお!それはありがたいべ!!」
ダメだったら宿探しをしなきゃならなかったからね!
「我々騎士団と巫女様は王城に向かい挨拶をして王城に滞在することになると思います、何かあれば王城に来てもらうしかないので、すみませんがよろしくお願いします」
そう言うと騎士達とアルナーが王城に向かい歩いて行く。
「・・・さて、あたし達も宿に入ろうか」
【聖者の宿】に入りふと見ると一人の執事風の従業員がこちらに歩いてきて一礼、そして話しかけてくる。
「いらっしゃいませ、メイシェル王国様の護衛隊の方々でございますね?お部屋はご用意してあります、こちらにどうぞ」
案内された部屋に入ると、かなり驚く・・・・・メイシェルで泊まった【精霊樹】よりも豪華です!!
この宿って上級貴族御用達とかなんじゃないのかな?それくらい豪華だ。
・・・・落ち着かないべよ!!あたしは小市民だからこういう雰囲気って苦手なんだよ!!
・・・・・よし!!出かけよう!!
「シン、ミズキ、今から転移で出かけて来るから留守番お願い、【スカーレット】【ムーンライト】があたしに会いに来たら寝てるとでも言っておいて」
「「畏まりました」」
「カナデは一緒に行こう、アルナーの護衛をしてもらっていたから一緒に過ごせなかったからね」
「はい!!」
「もちろんギンガとシリウス、、蒼天とコハクも一緒だよ」
「「ガウ!!」」 「クワッ「」 「クゥ!!」
「じゃあ後はよろしく!行ってきます」
「「いってらっしゃいませ」」
あたしはその言葉を聞いた後に転移した。
あたしが転移した先はメイシェルの王城、ケインのプライベートエリアだ。
「あれ?レンお姉ちゃん?」
ちょうどラクスが居た、ラッキー!
「ラクス、お父さんにあたしが来たって伝えてくれるかな?」
「分かった!」
てててと走って行くラクスを見送りしばらく待つと、ケインとクラウさんがラクスと共にやってきた。
「ありがとうねラクス、ギンガ達と遊んでおいで、それから新しく仲間になったコハクだよ仲良くしてあげてね」
「うん!!」
アニマルズとラクスが隣の部屋に向かったところで挨拶。
「久しぶりケインとクラウさん」
「うむ!元気そうで何よりだ!で?何かあったのか?」
「中間報告かな?今日聖都アルセムに入った」
「そうか、無事に着いたか」
「後、話をしておいた方がいいと思う事がある」
この国の為にもね。
140
お気に入りに追加
1,280
あなたにおすすめの小説
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
【完結】巻き込まれたけど私が本物 ~転移したら体がモフモフ化してて、公爵家のペットになりました~
千堂みくま
ファンタジー
異世界に幼なじみと一緒に召喚された17歳の莉乃。なぜか体がペンギンの雛(?)になっており、変な鳥だと城から追い出されてしまう。しかし森の中でイケメン公爵様に拾われ、ペットとして大切に飼われる事になった。公爵家でイケメン兄弟と一緒に暮らしていたが、魔物が減ったり、瘴気が薄くなったりと不思議な事件が次々と起こる。どうやら謎のペンギンもどきには重大な秘密があるようで……? ※恋愛要素あるけど進行はゆっくり目。※ファンタジーなので冒険したりします。
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界転生は、0歳からがいいよね
八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。
神様からのギフト(チート能力)で無双します。
初めてなので誤字があったらすいません。
自由気ままに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる