レディース異世界満喫禄

日の丸

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【精霊樹】よりも豪華です!!

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その部屋は前にいた部屋とは変わらかったが、部屋に控えていた司祭さんが違う、無事に転移できたようだ。


「さて皆さんこの神殿を出て街に向かいます、街で一度解散となりますが、宿の方は我々がとらせてもらいました、そこで一月お過ごしください、宿代は国が持ちますので」


おお!やった!ケイン太っ腹!!


「ただ、申し訳ないがアルセムを出ないでいただきたい、無いとは思うが『もしも』があった時声をかけようとしていなかったでは、困りますから」


「わかったべ」 「わかった」 「分かったわ」


あたし達は部屋を出て神殿の廊下を歩いて外に出ると、正面に聖都が見えた。

おおお!!見た目まんまローマなんだけど!!・・・・・あれ?神殿はパルテノンだったのに建物はローマ?混ざってる?・・・・・・・ここではこれが当たり前なんだろう、うん!気にしない!!


「皆さん街に向かいましょう」


フォートさんを先頭に街に向かって歩き出して約一時間ごに到着した。







「・・・・・・ねえ・・・・・ここに泊まるの?」


「・・・・・・・・らしいな」


「・・・・・・・場違い・・・・・」


【スカーレット】【ムーンライト】とあたし達皆で宿を見上げて固まっている。

その宿【聖者の宿】は・・・・・・見てすぐにわかるほどの高級宿だ!!


「ここにギンガとか入ったら大騒ぎになるんじゃ?」



「・・・・ありそうだよな」



「大丈夫ですよレン殿、きちんと確認しておきました、ギンガ殿も一緒に過ごせますよ」



「おお!それはありがたいべ!!」



ダメだったら宿探しをしなきゃならなかったからね!


「我々騎士団と巫女様は王城に向かい挨拶をして王城に滞在することになると思います、何かあれば王城に来てもらうしかないので、すみませんがよろしくお願いします」



そう言うと騎士達とアルナーが王城に向かい歩いて行く。



「・・・さて、あたし達も宿に入ろうか」



【聖者の宿】に入りふと見ると一人の執事風の従業員がこちらに歩いてきて一礼、そして話しかけてくる。


「いらっしゃいませ、メイシェル王国様の護衛隊の方々でございますね?お部屋はご用意してあります、こちらにどうぞ」


案内された部屋に入ると、かなり驚く・・・・・メイシェルで泊まった【精霊樹】よりも豪華です!!

この宿って上級貴族御用達とかなんじゃないのかな?それくらい豪華だ。

・・・・落ち着かないべよ!!あたしは小市民だからこういう雰囲気って苦手なんだよ!!

・・・・・よし!!出かけよう!!


「シン、ミズキ、今から転移で出かけて来るから留守番お願い、【スカーレット】【ムーンライト】があたしに会いに来たら寝てるとでも言っておいて」


「「畏まりました」」


「カナデは一緒に行こう、アルナーの護衛をしてもらっていたから一緒に過ごせなかったからね」


「はい!!」



「もちろんギンガとシリウス、、蒼天とコハクも一緒だよ」



「「ガウ!!」」 「クワッ「」 「クゥ!!」



「じゃあ後はよろしく!行ってきます」



「「いってらっしゃいませ」」



あたしはその言葉を聞いた後に転移した。



あたしが転移した先はメイシェルの王城、ケインのプライベートエリアだ。


「あれ?レンお姉ちゃん?」


ちょうどラクスが居た、ラッキー!


「ラクス、お父さんにあたしが来たって伝えてくれるかな?」


「分かった!」


てててと走って行くラクスを見送りしばらく待つと、ケインとクラウさんがラクスと共にやってきた。



「ありがとうねラクス、ギンガ達と遊んでおいで、それから新しく仲間になったコハクだよ仲良くしてあげてね」


「うん!!」


アニマルズとラクスが隣の部屋に向かったところで挨拶。



「久しぶりケインとクラウさん」


「うむ!元気そうで何よりだ!で?何かあったのか?」


「中間報告かな?今日聖都アルセムに入った」


「そうか、無事に着いたか」


「後、話をしておいた方がいいと思う事がある」




この国の為にもね。
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