レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
上 下
164 / 1,656

お風呂は最高なんですよ!!

しおりを挟む
「まあその他の話はあとにしよう、テントとかの準備があるでしょう?終わったら連絡して、夕飯も用意してあるから」


「本当に助かります」


歩いていくフォートさんを見送った後配膳の用意をした後に皆で食事をはじめをる。

ギンガとシリウスには肉大盛りで、あたしも猪のステーキを食べよう・・・・・美味い!牛肉とは違う癖のない食べ応え!これはやはりもっと猪を確保しておいた方がいいかな?後でギンガたちに頼んでおこう!!

そして猪汁も作っておいたのでそれもいただく・・・・・やはりうまい!!猪料理にハズレなし!!

後で家の子達にも食べさせてあげよう、喜んでくれるかな?

その後に騎士達にもステーキを配り食べてもらった後にフォートさん、ガルト、ウルザで集まり今日の報告会をすることにする。



「今日先行して初めての魔物との遭遇であの刺客達が襲われていた所だった、魔物はゴブリンだけ、10分くらいで殲滅、そのあと刺客達と少し話してから移動を開始そてそのあともう一回魔物と遭遇、殲滅したあとキャンプ地に到着したら魔物が群がっていたのでそれも殲滅ししといた」


「今日も凄いですね・・・・置き土産は?」


「処理しといた」


「ありがとうございます、今日はレン殿おかげで被害がありませんでしたし、とても助かりました」


「それも仕事の内だべよ、気にしないで」


「はい」


「まあ報告はこれで終わりかな?」


「わかりました、後はゆっくりしてください」


「あいよ」


その場に湯船を置いてアルナー達のいる場所に戻りお風呂の用意をして・・・・・・・・模擬戦をやることになった・・・・・・なぜだ!!


「レン様、キチンと二人決めておきました!!よろしくお願いいたします!!」



「あたしはお風呂に入りたかったんだけど?」



「大丈夫です!ひと汗かいた後のお風呂は格別ですよ!!」



何よ!その『仕事の後のビ-ルは格別だ!』みたいないい方は!!

模擬戦をしなくてもお風呂は最高なんですよ!!



「わかったよ、ただ今日はいつもと戦いのスタイルを変えるからね、文句は聞かないよ?」


「わかりました」


広場の中央で騎士と向かい合う相手は剣を持ち、あたしは無手で。


「レン様、さっきの話はそれですか?」


「そう、あたしは武器は使わない」


「わかりました、行きます!!」



昨日アルナーから教わった型は二つ、一つ目は攻撃の型【焔】、二つ目は移動の型【旋】だ。

特徴的なのは二つ目、【旋】は向こうで言うなら古武術の移動における独特の足捌きだった、これには【縮地】もあり、防御方面の足さばきも含まれる。

簡単に言うとあたしが酔っぱらいに使ったことのある剣を持った手に蹴りを入れる、みたいな感じの技がある・・・・らしい?まだ教えてもらってないから聞いた感じでそう思った。

その二つの基本の型を使いつつ、しばらくやってなかった無手での戦いをやってみようと思う。


振り下ろされてくる剣をギリギリで横によけその剣を左足で踏みつけて地面に固定し右足でハイキックを騎士の顔に放つ!


「やべっ」


騎士が剣を離してバックステップし、手をあたしに向けてて【ウォーターボール】を使い距離を開けその後に連発して【ウオーターボール】を打ってくる。

それを最小限の動きでかわしながら近いていき、踏み込んで騎士の胸倉を掴み背負い投げをする。

地面にたたきつけられる瞬間にちょっと上に持ち上げダメージがないように地面に置く。


「参りました、さすがレン様!無手でもお強い!!」


あたしは元々格闘術しかできなかったんだけどね、誰も信じてくれないだろうけど!!

その後の騎士も練習相手になってもらいかなり満足できた、・・・・・ん?満足?・・・・違うべよ!!あたしは模擬戦をしたくなかったんだよ!!何で満足してんだよ!!

はっ!!もしかしてメイシェルの騎士達の脳筋的な考えが移ったのか?いやじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

伯爵令嬢の秘密の知識

シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います

登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」 「え? いいんですか?」  聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。  聖女となった者が皇太子の妻となる。  そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。  皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。  私の一番嫌いなタイプだった。  ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。  そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。  やった!   これで最悪な責務から解放された!  隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。  そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。

「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。

桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。 「不細工なお前とは婚約破棄したい」 この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。 ※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。 ※1回の投稿文字数は少な目です。 ※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。 表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。 ❇❇❇❇❇❇❇❇❇ 2024年10月追記 お読みいただき、ありがとうございます。 こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。 1ページの文字数は少な目です。 約4500文字程度の番外編です。 バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`) ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑) ※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

王太子様に婚約破棄されましたので、辺境の地でモフモフな動物達と幸せなスローライフをいたします。

なつめ猫
ファンタジー
公爵令嬢のエリーゼは、婚約者であるレオン王太子に婚約破棄を言い渡されてしまう。 二人は、一年後に、国を挙げての結婚を控えていたが、それが全て無駄に終わってしまう。 失意の内にエリーゼは、公爵家が管理している辺境の地へ引き篭もるようにして王都を去ってしまうのであった。 ――そう、引き篭もるようにして……。 表向きは失意の内に辺境の地へ篭ったエリーゼは、多くの貴族から同情されていたが……。 じつは公爵令嬢のエリーゼは、本当は、貴族には向かない性格だった。 ギスギスしている貴族の社交の場が苦手だったエリーゼは、辺境の地で、モフモフな動物とスローライフを楽しむことにしたのだった。 ただ一つ、エリーゼには稀有な才能があり、それは王国で随一の回復魔法の使い手であり、唯一精霊に愛される存在であった。

強制力がなくなった世界に残されたものは

りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った 令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達 世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか その世界を狂わせたものは

処理中です...