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ちょっと嬉しいかも!!
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次の日【スカーレット】【ムーンライト】めが先行して出発した後の待ち時間に昨日の刺客達の話を聞いておこうと思い、フォートさんと話をすべく彼の許へと向かう。
「フォートさん、おはよう」
「おはようございますレン殿」
「で?どうだったかな?」
「やはり依頼人の名は知らず、重要な情報はありませんでした」
「そうなんだ?」
あまり期待はしてなかったけど、チョットだけがっかりだ、下っ端ぽかったからしかたないね。
「そろそろ移動を始めましょう、今日もよろしくお願いします」
「こっちもよろしく、お互い頑張ろう」
「はい」
移動を始めて2時間、たまに単体の魔物に遭遇するだけで進んでいたのだが、【スカーレット】【ムーンライト】達の戦闘後らしき場所を数か所通り、犠牲になった商人達の馬車があったり血痕の後があったりと、かなりやるせない気持ちになりながらの移動となった。
そして今日のキャンプ地に到着したんだけど、【スカーレット】【ムーンライト】の面々がグッタリとしていた。
「皆お疲れさん、どうしたの?」
「今日は置き土産5か所だった」
「しかも犠牲者出ていたし」
うんざりと言った感じでガルトとウルザがため息交じりに言い放つ。
「本当にご苦労様、今から食事作るからゆっくりしていて」
さてと何を作ろうかな?皆かなり疲れてるからスタミナが付くのがいいよね?肉を使って・・・・・スタミナ丼にしよう!後・・・・味噌汁と・・・・あ!屋台で買った串焼きも出しておこう!!
今日のメニューは決まったので、シンとミズキに手伝ってもらって作り、皆に食べてもらう。
食事の後の報告会を聞くためにフオートさんの居るテントに集まる。
「今日の置き土産は五か所、その内三か所に被害が出ていてよ」
ため息をつきながらガルトはその様子を語りだす。
「大体の魔物の構成はゴブリンとオークだった、数は50から100、俺たちが現場に着いた時には食い散らかせられた後だった、発見次第殲滅して、弔って移動をを再開、それを繰り返してキャンプ地に到着し、ここに50くらいのオーガが居たのでそれも殲滅した」
かなり内容が濃いよね、そりゃ疲れるわけだ!!
「ご苦労様でした、今日は特にすごいですね」
「だろ?うんざりしたよ」
流石にAランカー!これだけの仕事をしながら『うんざりしたよ』で済ませたよ!!
「ガルト、今日は頑張ったんだから一番にお風呂入りなよ」
あたしは外に湯船を出した後、ウルザとアルナーのテントまで行ってアルナーに一つお願いをする。
「アルナー今日の一番風呂、ウルザ達でいい?」
「もちろんいわよ?じゃその間に足技を教えようか?」
「お願い」
ウルザ達がお風呂に入っている時にアルナーかえあ指導を受け型を見せてもらう。
・・・・・基本の型は二つね、なるほど。
「これが私の家に伝わってる足技の型の全てね、暫くはこの型を基本にして、慣れた頃に次を教えるから」
「ありがとう、助かるよ」
取り敢えず教えてもらった型を目を、つぶり思い浮かべながら今までのスタイルに併せて軽くシャドーをしてみる。
多分10分くらいシャドーをやっていたところで、アルナーのついた溜息で動きを止める。
「どうしたの?アルナー?」
「明日時間があったら上位の技を教えるわ」
「え?暫くは基本じゃなかったの?」
「基本はもういいわ、明日教えるよ(私だって基本の型で半年使ったのにレンには必要ないなんて悔しくて言えないじゃない)」
「え?なに?」
なんか視線を外した後言った気がしたけど聞き取れなかった。
「何でもない、ほらウルザ達がお風呂から出たから私が入ってもいい?」
「もちろん」
アルナーがお風呂に向かうのを見送った後、シャドーを再開する。
明日新しい技を覚えることが出来る、ちょっと嬉しいかも!!
向こうで爺さんに叩き込まれていたころにはこんな感覚は無かった、多分生き残るための手札が増えることが嬉しいんだと思う。
向こうで覚えた技は向こうではあまり必要じゃなかったからね。
明日が楽しみだ!!
「フォートさん、おはよう」
「おはようございますレン殿」
「で?どうだったかな?」
「やはり依頼人の名は知らず、重要な情報はありませんでした」
「そうなんだ?」
あまり期待はしてなかったけど、チョットだけがっかりだ、下っ端ぽかったからしかたないね。
「そろそろ移動を始めましょう、今日もよろしくお願いします」
「こっちもよろしく、お互い頑張ろう」
「はい」
移動を始めて2時間、たまに単体の魔物に遭遇するだけで進んでいたのだが、【スカーレット】【ムーンライト】達の戦闘後らしき場所を数か所通り、犠牲になった商人達の馬車があったり血痕の後があったりと、かなりやるせない気持ちになりながらの移動となった。
そして今日のキャンプ地に到着したんだけど、【スカーレット】【ムーンライト】の面々がグッタリとしていた。
「皆お疲れさん、どうしたの?」
「今日は置き土産5か所だった」
「しかも犠牲者出ていたし」
うんざりと言った感じでガルトとウルザがため息交じりに言い放つ。
「本当にご苦労様、今から食事作るからゆっくりしていて」
さてと何を作ろうかな?皆かなり疲れてるからスタミナが付くのがいいよね?肉を使って・・・・・スタミナ丼にしよう!後・・・・味噌汁と・・・・あ!屋台で買った串焼きも出しておこう!!
今日のメニューは決まったので、シンとミズキに手伝ってもらって作り、皆に食べてもらう。
食事の後の報告会を聞くためにフオートさんの居るテントに集まる。
「今日の置き土産は五か所、その内三か所に被害が出ていてよ」
ため息をつきながらガルトはその様子を語りだす。
「大体の魔物の構成はゴブリンとオークだった、数は50から100、俺たちが現場に着いた時には食い散らかせられた後だった、発見次第殲滅して、弔って移動をを再開、それを繰り返してキャンプ地に到着し、ここに50くらいのオーガが居たのでそれも殲滅した」
かなり内容が濃いよね、そりゃ疲れるわけだ!!
「ご苦労様でした、今日は特にすごいですね」
「だろ?うんざりしたよ」
流石にAランカー!これだけの仕事をしながら『うんざりしたよ』で済ませたよ!!
「ガルト、今日は頑張ったんだから一番にお風呂入りなよ」
あたしは外に湯船を出した後、ウルザとアルナーのテントまで行ってアルナーに一つお願いをする。
「アルナー今日の一番風呂、ウルザ達でいい?」
「もちろんいわよ?じゃその間に足技を教えようか?」
「お願い」
ウルザ達がお風呂に入っている時にアルナーかえあ指導を受け型を見せてもらう。
・・・・・基本の型は二つね、なるほど。
「これが私の家に伝わってる足技の型の全てね、暫くはこの型を基本にして、慣れた頃に次を教えるから」
「ありがとう、助かるよ」
取り敢えず教えてもらった型を目を、つぶり思い浮かべながら今までのスタイルに併せて軽くシャドーをしてみる。
多分10分くらいシャドーをやっていたところで、アルナーのついた溜息で動きを止める。
「どうしたの?アルナー?」
「明日時間があったら上位の技を教えるわ」
「え?暫くは基本じゃなかったの?」
「基本はもういいわ、明日教えるよ(私だって基本の型で半年使ったのにレンには必要ないなんて悔しくて言えないじゃない)」
「え?なに?」
なんか視線を外した後言った気がしたけど聞き取れなかった。
「何でもない、ほらウルザ達がお風呂から出たから私が入ってもいい?」
「もちろん」
アルナーがお風呂に向かうのを見送った後、シャドーを再開する。
明日新しい技を覚えることが出来る、ちょっと嬉しいかも!!
向こうで爺さんに叩き込まれていたころにはこんな感覚は無かった、多分生き残るための手札が増えることが嬉しいんだと思う。
向こうで覚えた技は向こうではあまり必要じゃなかったからね。
明日が楽しみだ!!
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