レディース異世界満喫禄

もっふー！ああ癒される！！

「それとあたしの店、三か月後くらいに始まる予定になったんだ」


「ほう？確かに店を作ると帰りに話していたな？やはり旅で食べた料理を出すのか？」


「うん、ピザ、カレー、ハンバーグと料理長の得意料理何品かだと思う」


「開店したら食べに行こう、今から楽しみにしている」


「レンお姉ちゃん、私も楽しみです！」


「その時はよろしく！」



しばらく話をして、マリーナがギンガと蒼天と遊んで、3時間くらいして帰ることにした。


「またな」



「レンお姉ちゃん、また遊びに来てください」



「うん今度来るときはあの子たちも連れてくるよ」



領主の館を出て街の方に歩いていき、アクセサリー・・・指輪を何点か買ってその後レンベルショップに向かう。



「こんにちわーケニスさん、魔糸が欲しいんだけどあるかな？」



「いらっしゃいレンちゃん、魔糸ならあるよ」



「それと魔石とかはありますか？」



「魔石はランクＣまでならあるよ」



この世界でモンスター討伐をしてモンスターの体内でたまに魔石と呼ばれる石が取れることがある。

魔石には魔力が宿っており、魔力が高いほど高いランクがつけられ、高値で取引される。

魔石の魔力を使い魔道具の動力源にしたり、魔力そのものをほかのアイテムに移す【付属魔法】に使われたりと多岐にわたり使用されるため珍しいという物でもないのだ。


「ならＣランクのを10個頂戴」


「分かった」


「そう言えば、うちの子たちがお世話になっているようで助かるべさ」


「別にいいよ、うちの子たちも喜んでるし、それと事情は聞いている、困ったことがあればうちに来な」



「ありがとう」



この世界に来て、いい人達に会う事の方が多い気がする、とてもありがたいことだ。

ケニスさんとしばらく話したたあと後宿屋に戻り部屋でのんびりギンガと蒼天達とたわむれる。

久々のもふもふタイム！！もっふー！ああ癒される！！

アニマルセラピーって本当にいいわぁ・・・・・



モフタイムを終わらせてテーブルの上に今日買ってきた指輪と魔石、そして魔糸をおいてこれからする作業の為、必要な情報が欲しいと【考える】。

ふむふむ・・・・なるほど、まず魔石を使い【付与魔法】の一つ【魔力付与】を使ってっと・・・それからメインの魔法を付与するのね・・・・よしできた！！



「【鑑定】」



収納の指輪　アイテム収納の魔法が付与された指輪

　　　　　　収納量は一キロまで　　自動サイズ調整



おお！！できた！！これに魔糸をいれてっと・・・・完成！！


あたしが作りたかったのはカレンの魔糸を使うための魔道具の指輪版！カレンの魔道具は握りこんで使うタイプだからほかの武器は持てない、もしも接近戦で魔道具が使えなくなったらアウトなのだ。

その分指輪にしておけば武器を使うこともできるようになる、安全性が上がるのだ。



買ってきた指輪に全て付与を終えてのんびり紅茶を飲んでいるところで子供達が帰ってきた。今日も楽しめたようでなによりだ。

来週から見習い修行を始める子もいるから今は楽しんでほしい。



食事の後今度は黒い布を取り出して取りあえず手袋を作る。

その後に魔石を使い【魔力付与】を行い最後にクリエイトアースを付与してみる。



「【鑑定】」



地の欠片　　　自動サイズ調整

　　　　　　　大地に手をつき魔力を込めると地中にある鉄を集め剣を作ることが出来る

　　　　　　　手放した剣は地にかえる



思っていたのが出来たよ！！でもやっぱり使う魔石のランクが低いとそれなりの効果しか付与できないことが分かった。


なんかいろいろ作っていたら、楽しくなって来たべさ！！