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問題解決だね!!
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朝食を済ませて紅茶を飲んでいるときに、ふと気が付いた事がある。
「一か月後にまた王都まで来なきゃダメじゃん」
オーダーメイドの武器が一か月後にできるのだけれどあと2日後にはアズエルに帰るのだ、また馬車での移動で6日かけて王都に来るのはめんどくさい。
なにかいい方法ないかな?【考えてみる】・・・・・あったよ・・・・・さすがファンタジー!
「【テレポート】」
呟いた次の瞬間あたしは元ゴブリンの集落の前に立っていた。
魔法を使ったときここをイメージしたからね、この魔法は一度行ったところをイメージしながら使うとそこに瞬間移動するらしい。
これは便利だ!!いつでも好きなところに移動できるね!!
集落はきちんと壊されて魔物ももう棲んでいないようだね。
辺りを10分くらい歩いてそろそろ帰えることにする。
「【テレポート】」
【精霊樹】の部屋をイメージして魔法を使う。
部屋に戻ると子供達が大騒ぎをしていてフィーナがあわあわしていた。
「お姉さま!!」
あたしに気付いてフィーナが抱き付いてくる、そして他の子たちも泣きながら抱き付いてきた。
「皆どうしたのさ?」
なんか大袈裟な対応を不思議に思い聞いてみた。
「いきなりお姉さまが消えたって、シエラが泣きながら私の部屋に来て、私もくまなくこの部屋を調べていなかったんですもの!心配するに決まっているではありませんか!」
子供達も泣きながらこくこく頷きながら抱き付いてくる。
・・・・そうか子供達の目の前でいきなり消えたらそりゃびっくりするわ・・・・
しかも10分くらい帰って来なきゃなおさらだよね!
「ごめんよ皆」
ギンガも心配してくれたのか体を摺り寄せてくる。
「ギンガもごめんね」
ギンガを撫でながらあたしが何をしていたのか説明した。
「お姉さま・・・・本当に貴方はなんなんですか!転移魔法は失われた魔法の一つですよ!!」
フィーナに怒られた!!なんなんですかって言われても【叡智の書】のお陰でわかっただけだしね!
でも失われた魔法って・・・人前では使えないじゃん!転移した先で人にバッタリなんて、大騒ぎになるじゃん!!
使いたいけど使えない!・・・・そうだ!発想の転換だ!人に会ったら驚かれるんなら、人に会わなければいいじゃない!!ならば王都の端の方に小さな家を買ってそこに移動すればいいじゃない!!
お金もあるし!問題解決だね!!あとは・・・・・
「皆私が転移魔法使えるのは内緒にしておいてね」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
あれ?家ってどこで売ってるんだろう?この世界に不動産屋ってあるのだろうか?
「ねえフィーナ、中古住宅ってどこで販売してるの?」
「中古住宅ですか?それならギルドの商業部門で聞いた方が早いですね、商業部門は色んな商会が登録してありますからすぐに案内してくれると思います」
なら今日ギルドに行ってみるかな?そうすると子供たちは付き合わせるのもわるいしなぁ・・・・
うーむ・・・
「お姉さま今日は子供達と一緒にキリカとジンの身の回りの物の買い物を私がしてきます、なのでお姉さまは、お姉さまがしたいことをしてきてください」
「いいの?」
「はいこの宿のお礼と思ってください」
「助かるべさ」
出かける前にフィーナにお金を渡してをすギルドに向かうことにした。
「お金は多めに渡してあるから皆で楽しんでおいで」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
さてと!どういう家があるのかな?ちょっと楽しみだ!
「一か月後にまた王都まで来なきゃダメじゃん」
オーダーメイドの武器が一か月後にできるのだけれどあと2日後にはアズエルに帰るのだ、また馬車での移動で6日かけて王都に来るのはめんどくさい。
なにかいい方法ないかな?【考えてみる】・・・・・あったよ・・・・・さすがファンタジー!
「【テレポート】」
呟いた次の瞬間あたしは元ゴブリンの集落の前に立っていた。
魔法を使ったときここをイメージしたからね、この魔法は一度行ったところをイメージしながら使うとそこに瞬間移動するらしい。
これは便利だ!!いつでも好きなところに移動できるね!!
集落はきちんと壊されて魔物ももう棲んでいないようだね。
辺りを10分くらい歩いてそろそろ帰えることにする。
「【テレポート】」
【精霊樹】の部屋をイメージして魔法を使う。
部屋に戻ると子供達が大騒ぎをしていてフィーナがあわあわしていた。
「お姉さま!!」
あたしに気付いてフィーナが抱き付いてくる、そして他の子たちも泣きながら抱き付いてきた。
「皆どうしたのさ?」
なんか大袈裟な対応を不思議に思い聞いてみた。
「いきなりお姉さまが消えたって、シエラが泣きながら私の部屋に来て、私もくまなくこの部屋を調べていなかったんですもの!心配するに決まっているではありませんか!」
子供達も泣きながらこくこく頷きながら抱き付いてくる。
・・・・そうか子供達の目の前でいきなり消えたらそりゃびっくりするわ・・・・
しかも10分くらい帰って来なきゃなおさらだよね!
「ごめんよ皆」
ギンガも心配してくれたのか体を摺り寄せてくる。
「ギンガもごめんね」
ギンガを撫でながらあたしが何をしていたのか説明した。
「お姉さま・・・・本当に貴方はなんなんですか!転移魔法は失われた魔法の一つですよ!!」
フィーナに怒られた!!なんなんですかって言われても【叡智の書】のお陰でわかっただけだしね!
でも失われた魔法って・・・人前では使えないじゃん!転移した先で人にバッタリなんて、大騒ぎになるじゃん!!
使いたいけど使えない!・・・・そうだ!発想の転換だ!人に会ったら驚かれるんなら、人に会わなければいいじゃない!!ならば王都の端の方に小さな家を買ってそこに移動すればいいじゃない!!
お金もあるし!問題解決だね!!あとは・・・・・
「皆私が転移魔法使えるのは内緒にしておいてね」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
あれ?家ってどこで売ってるんだろう?この世界に不動産屋ってあるのだろうか?
「ねえフィーナ、中古住宅ってどこで販売してるの?」
「中古住宅ですか?それならギルドの商業部門で聞いた方が早いですね、商業部門は色んな商会が登録してありますからすぐに案内してくれると思います」
なら今日ギルドに行ってみるかな?そうすると子供たちは付き合わせるのもわるいしなぁ・・・・
うーむ・・・
「お姉さま今日は子供達と一緒にキリカとジンの身の回りの物の買い物を私がしてきます、なのでお姉さまは、お姉さまがしたいことをしてきてください」
「いいの?」
「はいこの宿のお礼と思ってください」
「助かるべさ」
出かける前にフィーナにお金を渡してをすギルドに向かうことにした。
「お金は多めに渡してあるから皆で楽しんでおいで」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
さてと!どういう家があるのかな?ちょっと楽しみだ!
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