レディース異世界満喫禄

日の丸

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だめだべ!!

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「次の場所はここ!魔法省です!!」



王城の右側にある建物へと案内された。


「魔法省とは国内でも高い能力や知識を持つ魔法使い達の集まりで主に騎士団と共にモンスター討伐や魔法の研究をしています、皆に分かりやすく言うと魔法省に努めている人は【宮廷魔術師】と言われている人達ですね」


おお!ファンタジー!!

アンヌシアさんの説明がわかりやすいため子供達も納得顔でうなずいているし。


「今から中に入りますが置いてあるも物の無暗に触らないようにしてくださいね」



「「「「「「「「はーい」」」」」」」」


建物に入ると受付がありそこに座っているのが・・・・・50センチ位のゴスロリ人形?


「レイちゃんこんにちわ、マスターいる?」


アンヌシアさんが人形に話しかけている。

ええ?人形に話しかけてと答えるわけがないじゃん・・・・と思っていたのだが!



「マスター部屋にいる」


「しゃべった!!」


「レイちゃんは魔法省で作られた魔法生物なのよ、まだレイちゃんのサイズまでしか成功はしていないらしいけど」


魔法ってそんなこともできるんだ・・・どれどれ・・・・ああ確かにできるね。

魔法生物を生み出すには錬金術MAXと光属性魔法MAXそして水属性魔法MAXがないとだめらしい。

あたしは【叡智の書】があるから簡単に分かるけどレイちゃんを作った人たちはそれがない・・・・本当にすごい人たちの集まりなんだろう。



「マスター素っ裸で寝てる」



ぶっ!!


「ただあまり知能が高くないのよ・・・・言わなくてもいい事までいうし」



アンヌシアさんも苦笑しながら歩き出す。


「まったくあの子は今日会いに行くから服は着なさいと言っておいたのに」



ちょっと待ってアンヌシアさん!その人露出が大好きとかいう事ですか?

だめだべ!!子供達の教育によくないべよ!!



「大丈夫よレンちゃんまずは私が部屋に入って支度をさせるから」



あたしの言いたいことが分かったのかそう答えてくれるアンヌシアさん。

でもかなり不安なんだよね、どんな人が出てくるのか・・・子供達の悪い影響が出なければいいけど。




「いやーごめんごめん昨日研究で、いいとこまで行ったんでテンション上がってぬいでしまってね?」


お酒を飲んで酔っ払うと脱ぐ人がいるって聞いたことあるけど・・・・テンション上がって脱ぐって初めて聞いたべさ・・・・・

目の前の20代の女性が魔法省のトップ、ライラック・ターンだそうだ。



「レンちゃんの話しは聞いてるよ、それに・・・・美しいねエレメンタルウルフは」



ギンガを優しい目で見つめてほめてくれる・・・・この人・・いい人!!


「全裸で抱き付きたいよ・・・・」


ちがった!!やばい人だよ!!


「と、冗談はここまでにして、魔法省にようこそ」



本当に冗談だよね?なんか目がマジだった気がするんだけど・・・・・・



「レンちゃんこれに触れてくれるかな?」



なんか白く丸いプレートを机の上に載せながらお願いされた。


「これは?」



「これはね魔法力を調べるプレートなんだ、グラマスから話は聞いたよ、ファイヤーストームを20発使ったって?私の知る限りそれだけの魔法を使って倒れない奴はいない、私も8発が限界、だからきみの魔法力をちょっと調べるんだ」


「まあ別にいいけど」


あたしはプレートに触って・・・・プレートが粉々に砕け散った。


・・・・・・・これ弁償しろとか言われるんだろうか?

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