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いい気味だ!!
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「おれのゆうことがきけないのか!」
その声が聞こえてきたのはグラマスとの話が終わりロビーで待ってもらっていた皆と合流しようと思ってた時だ。
「平民がデッシター子爵家にさからうのか!!」
なんか子供が騒いでいるけど・・・あれ?絡まれてるのはガイルじゃね?
「早くその犬をよこすのだ!!」
まてやこら!!ギンガをよこせだと?
あたし達はいそいでみんなのもとに向かう。
「レンお姉ちゃん!」
レイラとアリスがあたしのうしろに隠れながら手を握ってくる。
うちの子たちまで怯えさせてその上ギンガを奪うと?・・・・死にたいのかこの小僧。
「おい小僧うちの兄妹に何してくれてんだ?」
「なんだきさま!このデッシター子爵が子・コザッコさまにさからうのか!」
「なあ小僧お前、親から人のものはとってはなりませんと教わらなかったのか?」
「ちちうえを、ばかにするな!」
えええ?会話になってないよ!何で今の会話で『馬鹿にされた』になるの?
「どうしたコザッコ?」
「ちちうえ!こいつらがちちうえを侮辱したのです!」
「なに?平民がこのザッコ・デッシター子爵を侮辱だと?」
「それに私にあの犬を献上しろと言っても聞かぬのです!!」
「ふざけるな!平民は貴族の命令を聞いていればいいのだ!早くその犬をよこせ!!」
うゎあこの親子殺したくなってきた・・・・
「ねえアストレイ・・・・こいつら殺してもいい?」
「まあまて、今のブロードにあることを頼んだからそれが終わってからだ」
ブロードがギンガのもとに歩いていき首に巻き付けてあるアズエルの紋章を見せながら貴族親子に話しかける。
「お待ちください子爵様この犬・・・・別の貴族様の紋章を身に着けています、これ以上騒ぎが大きくなった場合子爵様が困ることになりますよ」
「ふん!そんな田舎貴族の紋章なんぞしらぬ!!早く犬をよこせ!」
うっわ!アストレイって侯爵家だったよね?たしか子爵よりもかなり上の・・・・・
はっ!!アストレイがめっちゃおこってる。
あたしの怒りがアストレイのお陰でひっこんだ・・・怖くて。
「ほう!!我がアズエル侯爵家は田舎貴族だというのだな?デッシター子爵?」
貴族親子の後ろからアストレイが声をかけながらギンガの方に歩いていく。
「え?あ?アストレイ候?」
ああ・・やっぱりアストレイがいるって気が付いてなかったんだね。
「我が家の大切な家族によくもまあ色々言ってくれましたな?しかも田舎貴族とまで」
貴族親子は真っ青な顔で何も言えず震えは始めている。
おおお!いい気味だ!!なるほど・・・暴力じゃなく権力による攻撃ということなのだね!
「よろしい、デッシター子爵、その喧嘩買わしてもらおうか」
「ひっ!!お許しください!!アストレイ候!!」
土下座までし始めた。
「まず私の知り合いの商人は全員、貴公と取引はさせぬ」
土下座しながら震え始めた・・・・アストレイ・・・怖いわ・・・
「アストレイ候の知り合いの商人とは・・・王都ではほとんど買い物ができなくなるのではないか?」
ドルクさんがボソッと呟く。
どんだけ顔が利くのよアストレイ!
「あとは・・・おいおい考えるとしよう」
アストレイ・・・・怒らせると怖い人!
でも・・・そんな人があたしの為に色々て気を使ってくれているという事が、ありがたくそして、とても嬉しく感じる。
その声が聞こえてきたのはグラマスとの話が終わりロビーで待ってもらっていた皆と合流しようと思ってた時だ。
「平民がデッシター子爵家にさからうのか!!」
なんか子供が騒いでいるけど・・・あれ?絡まれてるのはガイルじゃね?
「早くその犬をよこすのだ!!」
まてやこら!!ギンガをよこせだと?
あたし達はいそいでみんなのもとに向かう。
「レンお姉ちゃん!」
レイラとアリスがあたしのうしろに隠れながら手を握ってくる。
うちの子たちまで怯えさせてその上ギンガを奪うと?・・・・死にたいのかこの小僧。
「おい小僧うちの兄妹に何してくれてんだ?」
「なんだきさま!このデッシター子爵が子・コザッコさまにさからうのか!」
「なあ小僧お前、親から人のものはとってはなりませんと教わらなかったのか?」
「ちちうえを、ばかにするな!」
えええ?会話になってないよ!何で今の会話で『馬鹿にされた』になるの?
「どうしたコザッコ?」
「ちちうえ!こいつらがちちうえを侮辱したのです!」
「なに?平民がこのザッコ・デッシター子爵を侮辱だと?」
「それに私にあの犬を献上しろと言っても聞かぬのです!!」
「ふざけるな!平民は貴族の命令を聞いていればいいのだ!早くその犬をよこせ!!」
うゎあこの親子殺したくなってきた・・・・
「ねえアストレイ・・・・こいつら殺してもいい?」
「まあまて、今のブロードにあることを頼んだからそれが終わってからだ」
ブロードがギンガのもとに歩いていき首に巻き付けてあるアズエルの紋章を見せながら貴族親子に話しかける。
「お待ちください子爵様この犬・・・・別の貴族様の紋章を身に着けています、これ以上騒ぎが大きくなった場合子爵様が困ることになりますよ」
「ふん!そんな田舎貴族の紋章なんぞしらぬ!!早く犬をよこせ!」
うっわ!アストレイって侯爵家だったよね?たしか子爵よりもかなり上の・・・・・
はっ!!アストレイがめっちゃおこってる。
あたしの怒りがアストレイのお陰でひっこんだ・・・怖くて。
「ほう!!我がアズエル侯爵家は田舎貴族だというのだな?デッシター子爵?」
貴族親子の後ろからアストレイが声をかけながらギンガの方に歩いていく。
「え?あ?アストレイ候?」
ああ・・やっぱりアストレイがいるって気が付いてなかったんだね。
「我が家の大切な家族によくもまあ色々言ってくれましたな?しかも田舎貴族とまで」
貴族親子は真っ青な顔で何も言えず震えは始めている。
おおお!いい気味だ!!なるほど・・・暴力じゃなく権力による攻撃ということなのだね!
「よろしい、デッシター子爵、その喧嘩買わしてもらおうか」
「ひっ!!お許しください!!アストレイ候!!」
土下座までし始めた。
「まず私の知り合いの商人は全員、貴公と取引はさせぬ」
土下座しながら震え始めた・・・・アストレイ・・・怖いわ・・・
「アストレイ候の知り合いの商人とは・・・王都ではほとんど買い物ができなくなるのではないか?」
ドルクさんがボソッと呟く。
どんだけ顔が利くのよアストレイ!
「あとは・・・おいおい考えるとしよう」
アストレイ・・・・怒らせると怖い人!
でも・・・そんな人があたしの為に色々て気を使ってくれているという事が、ありがたくそして、とても嬉しく感じる。
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