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部下思いだね!!
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ユリアンが苦笑しながら口を開く。
「あのジャンプ力は【魔闘術】の1つだよ、前にゴブリン相手に素早く懐に飛び込んでたのを見てたでしょ?あれだよ?」
ん?どう言う事?と首を傾げるとユリアンが微笑みながら口を開く。
「あれは足の裏から【エアインパクト】を打ち出すの、打ち込むことによって私が弾き飛ばされることになるんだけど行きたい方向へ弾かれるように調整して【エアインパクト】を使うの」
なるほど・・・・あれは『飛ぶ』んじゃなくて『はじき飛ばされる』って感じなんだね。
でもそれを行きたい方向へと思いのままに調整できるのは凄いね。
「ならもしかしてウインドドラゴンを殴った時も?」
私がそう言うとユリアンが頷き口を開く。
「そう言う事ねあの時は【エアインパクト】が適切だと思ったから【エアインパクト】を使ったけど【ファイアーボール】と使ったりとか様々な魔術をインパクトの瞬間に打ち込む事が出来るわ」
「だからさっき『ウインドドラゴン相手に証明してあげる』っていったんだね」
そう言うとユリアンが胸を張り腕を組んで口を開く。
「理解した?」
私はその言葉に素直に頷き口を開く。
「理解したよ、絶対にユリアンにと喧嘩しちゃ駄目だって」
勝てる気がしません!!と思ってそう言ったら何故かユリアンが呆れた顔で口を開く。
「何言ってるのリア?貴女だってこれくらいできるでしょ?それに貴女には【魔法】があるんだから私よりも強いに決まってるじゃない」
は?
「確かに使えるし【魔法】もあるけど私はか弱い研究好きの乙女だよ?ユリアンに勝てる訳ないでしょ?」
そう言ったらユリアンは・・・・ニッコリと微笑んだ後に私に接近し両頬を掴み左右に引っ張る。
「いひゃいいひゃい!!」
いきなり何をするのさユリアン!!と思い痛みに耐えながらユリアンを睨むと、ユリアンが更にニッコリ微笑みながら口を開く。
「ねえリア?それは貴女と違って私が凶暴だと言ってるのかしら?私だって乙女よ?」
え?楽しそうにゴブリンを殴っていたの・・・と思ったら更に左右に引っ張られた。
「いひゃいいひゃい!!」
何も言ったないのになぜわかった!!
「もういいかしら?そろそろ出発したいのだけど?」
ユリアンと攻防していたらシアが呆れたような顔でそう声を掛けたのでユリアンは両頬から手を放す。
「それじゃあ行きましょう、リア?後でゆっくりを話をしましょう?」
ユリアンが微笑みながらそう言って来てけど私は両頬をさすりながら首を左右に振るという高等技術を使いそれを拒否する。
「リアも馬車に乗って?そろそろ出発しましょう」
シアにそう言われて私は馬車に乗り込む。
「あれ?そう言えば倒したウインドドラゴンは?」
一緒に乗り込んだシアにそう聞くとシアが微笑みながら口を開く。
「私の【ディメンションスペース】に入れたわ、アグリに行き次第ギルドに売って得たお金を戦ってくれた騎士や魔術師達に分配するわ」
それはいい案だ!命をかけて戦ったんだからその報酬はしっかりと貰わないと割に合わないと思うしね!!
「いい考えだね」
私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。
「でしょ?私もアグリに行ってからそんなふうに考えるようになったのよ、だからこの旅で倒した魔物は全部【ディメンションスペース】に入れていくつもりよ」
おお!さすが部隊長!部下思いだね!!
「あのジャンプ力は【魔闘術】の1つだよ、前にゴブリン相手に素早く懐に飛び込んでたのを見てたでしょ?あれだよ?」
ん?どう言う事?と首を傾げるとユリアンが微笑みながら口を開く。
「あれは足の裏から【エアインパクト】を打ち出すの、打ち込むことによって私が弾き飛ばされることになるんだけど行きたい方向へ弾かれるように調整して【エアインパクト】を使うの」
なるほど・・・・あれは『飛ぶ』んじゃなくて『はじき飛ばされる』って感じなんだね。
でもそれを行きたい方向へと思いのままに調整できるのは凄いね。
「ならもしかしてウインドドラゴンを殴った時も?」
私がそう言うとユリアンが頷き口を開く。
「そう言う事ねあの時は【エアインパクト】が適切だと思ったから【エアインパクト】を使ったけど【ファイアーボール】と使ったりとか様々な魔術をインパクトの瞬間に打ち込む事が出来るわ」
「だからさっき『ウインドドラゴン相手に証明してあげる』っていったんだね」
そう言うとユリアンが胸を張り腕を組んで口を開く。
「理解した?」
私はその言葉に素直に頷き口を開く。
「理解したよ、絶対にユリアンにと喧嘩しちゃ駄目だって」
勝てる気がしません!!と思ってそう言ったら何故かユリアンが呆れた顔で口を開く。
「何言ってるのリア?貴女だってこれくらいできるでしょ?それに貴女には【魔法】があるんだから私よりも強いに決まってるじゃない」
は?
「確かに使えるし【魔法】もあるけど私はか弱い研究好きの乙女だよ?ユリアンに勝てる訳ないでしょ?」
そう言ったらユリアンは・・・・ニッコリと微笑んだ後に私に接近し両頬を掴み左右に引っ張る。
「いひゃいいひゃい!!」
いきなり何をするのさユリアン!!と思い痛みに耐えながらユリアンを睨むと、ユリアンが更にニッコリ微笑みながら口を開く。
「ねえリア?それは貴女と違って私が凶暴だと言ってるのかしら?私だって乙女よ?」
え?楽しそうにゴブリンを殴っていたの・・・と思ったら更に左右に引っ張られた。
「いひゃいいひゃい!!」
何も言ったないのになぜわかった!!
「もういいかしら?そろそろ出発したいのだけど?」
ユリアンと攻防していたらシアが呆れたような顔でそう声を掛けたのでユリアンは両頬から手を放す。
「それじゃあ行きましょう、リア?後でゆっくりを話をしましょう?」
ユリアンが微笑みながらそう言って来てけど私は両頬をさすりながら首を左右に振るという高等技術を使いそれを拒否する。
「リアも馬車に乗って?そろそろ出発しましょう」
シアにそう言われて私は馬車に乗り込む。
「あれ?そう言えば倒したウインドドラゴンは?」
一緒に乗り込んだシアにそう聞くとシアが微笑みながら口を開く。
「私の【ディメンションスペース】に入れたわ、アグリに行き次第ギルドに売って得たお金を戦ってくれた騎士や魔術師達に分配するわ」
それはいい案だ!命をかけて戦ったんだからその報酬はしっかりと貰わないと割に合わないと思うしね!!
「いい考えだね」
私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。
「でしょ?私もアグリに行ってからそんなふうに考えるようになったのよ、だからこの旅で倒した魔物は全部【ディメンションスペース】に入れていくつもりよ」
おお!さすが部隊長!部下思いだね!!
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