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一緒に居られるよ!!
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リリア様が笑っている陛下を啞然と見ていた私を見て口を開く。
「この方はこういう方なのよ、気に入った者にはお茶目になるというか・・・・いたずらっ子になるというか」
リリア様の言葉を聞き陛下が『ニヤリ』としながら口を開く。
「フローリア嬢の反応が面白かったのでついな・・・・・さて真面目な話に戻るが帝国は俺の名においてティファに関しては全てフローリア嬢に任せると確約する」
陛下の確約はありがたい!これで遺跡の真相を知りティファを存在に目をつけて狙う奴が表立っては出なくなる!本当にありがたい!!
「ありがとうございます、でも帝国にとってティファは手元に置いて起きたいのでは?」
国のトップとして国が発展する鍵かもしれないティファを手放すと判断した事に疑問を感じそう問いかける。
「理由はいくつかあるが其方が納得する理由として2つある・・・・・1つは今現在の帝国の技術ではティファの事に関する物は全く理解できない技術である事・・・・だから其方に預けティファに関する技術の解明を期待している」
ああ!私の性格を読んで預けるって事か、ティファと一階にいいる時に解明できるかもと考えたらしい。
「それともう一つの理由は其方が今大陸最強の実力者である其方に預ければティファは絶対に安全と確信してるからだ」
「え?」
私が大陸最強の実力者?なにをいってるのこのおっさ・・・・・皇帝陛下は?
「陛下?何で私が大陸最強ってなってるんですか?私はそんなに強くないですよ?」
私がそう言うと陛下がポカンとした顔をした後に真顔になり口を開く。
「其方は自分の強さをどれくらいと考えておる?」
陛下にそう聞かれて少し考えた後に口を開く。
「オリアニアさんより少し強いくらいかな?」
私がそう言うと陛下が右手の掌を顔に当てて深い溜息をつく。
「この大陸で其方に勝てる者はいないと思うぞ?魔術師の能力もトップクラス・・・そして強力な【魔法】も使う・・・・この大陸には【魔法】を使う者はいないからな、俺も報告を受けて我が耳を疑ったぞ」
ああ!そう言う事か!!
「でも表に出てないだけで【魔法】を使う人はいると思いますよ?私1人が使える特別な力って訳じゃないし」
陛下は私の言葉を聞き真剣な顔で頷いた後に口を開く。
「その通りだ、だからフローリア嬢にティファを預けるのだ、今現在帝国で一番の力を持つ其方にな」
まあ帝国で一番の実力ってのは言い過ぎな気もするけどティファと一緒に居ても何も言われないならそれでいいや!!
「まあわかりました、良かったねティファ!一緒に居られるよ!!」
そう言いながらティファの頭を撫でると目を細め『くにゃ!!』と鳴くティファを見て更に頭を撫でる。
「可愛いわねぇ」
目を細めて気持ちよさそうにしているティファを微笑みながら見ているリリア様がそう呟く。
「いい子ですよ、触ってみます?」
私がそう言うとリリア様が立ち上がり私の所まで来て恐る恐るという感じで手をのばして指先をティファの鼻先に向けるとティファが指の匂いを嗅いだ後に『くにゃ!!』と言って目を閉じたのでリリア様が頭を撫ではじめ・・・『本当に可愛いわ』と幸せそうに呟く。
「リリア様の事は気に入ったみたいですね」
私がそう言うとリリア様が首を傾げて口を開く。
「どう言う事かしら?」
その問いに私は苦笑しながら口を開く。
「何故かシアはこの子に嫌われてるんですよ」
そう言うとリリア様が微笑みながら口を開く。
「あの子落ち込んでるでしょ?」
やっぱり付き合いが長いから今のシアの状況をわかるらしい。
「この方はこういう方なのよ、気に入った者にはお茶目になるというか・・・・いたずらっ子になるというか」
リリア様の言葉を聞き陛下が『ニヤリ』としながら口を開く。
「フローリア嬢の反応が面白かったのでついな・・・・・さて真面目な話に戻るが帝国は俺の名においてティファに関しては全てフローリア嬢に任せると確約する」
陛下の確約はありがたい!これで遺跡の真相を知りティファを存在に目をつけて狙う奴が表立っては出なくなる!本当にありがたい!!
「ありがとうございます、でも帝国にとってティファは手元に置いて起きたいのでは?」
国のトップとして国が発展する鍵かもしれないティファを手放すと判断した事に疑問を感じそう問いかける。
「理由はいくつかあるが其方が納得する理由として2つある・・・・・1つは今現在の帝国の技術ではティファの事に関する物は全く理解できない技術である事・・・・だから其方に預けティファに関する技術の解明を期待している」
ああ!私の性格を読んで預けるって事か、ティファと一階にいいる時に解明できるかもと考えたらしい。
「それともう一つの理由は其方が今大陸最強の実力者である其方に預ければティファは絶対に安全と確信してるからだ」
「え?」
私が大陸最強の実力者?なにをいってるのこのおっさ・・・・・皇帝陛下は?
「陛下?何で私が大陸最強ってなってるんですか?私はそんなに強くないですよ?」
私がそう言うと陛下がポカンとした顔をした後に真顔になり口を開く。
「其方は自分の強さをどれくらいと考えておる?」
陛下にそう聞かれて少し考えた後に口を開く。
「オリアニアさんより少し強いくらいかな?」
私がそう言うと陛下が右手の掌を顔に当てて深い溜息をつく。
「この大陸で其方に勝てる者はいないと思うぞ?魔術師の能力もトップクラス・・・そして強力な【魔法】も使う・・・・この大陸には【魔法】を使う者はいないからな、俺も報告を受けて我が耳を疑ったぞ」
ああ!そう言う事か!!
「でも表に出てないだけで【魔法】を使う人はいると思いますよ?私1人が使える特別な力って訳じゃないし」
陛下は私の言葉を聞き真剣な顔で頷いた後に口を開く。
「その通りだ、だからフローリア嬢にティファを預けるのだ、今現在帝国で一番の力を持つ其方にな」
まあ帝国で一番の実力ってのは言い過ぎな気もするけどティファと一緒に居ても何も言われないならそれでいいや!!
「まあわかりました、良かったねティファ!一緒に居られるよ!!」
そう言いながらティファの頭を撫でると目を細め『くにゃ!!』と鳴くティファを見て更に頭を撫でる。
「可愛いわねぇ」
目を細めて気持ちよさそうにしているティファを微笑みながら見ているリリア様がそう呟く。
「いい子ですよ、触ってみます?」
私がそう言うとリリア様が立ち上がり私の所まで来て恐る恐るという感じで手をのばして指先をティファの鼻先に向けるとティファが指の匂いを嗅いだ後に『くにゃ!!』と言って目を閉じたのでリリア様が頭を撫ではじめ・・・『本当に可愛いわ』と幸せそうに呟く。
「リリア様の事は気に入ったみたいですね」
私がそう言うとリリア様が首を傾げて口を開く。
「どう言う事かしら?」
その問いに私は苦笑しながら口を開く。
「何故かシアはこの子に嫌われてるんですよ」
そう言うとリリア様が微笑みながら口を開く。
「あの子落ち込んでるでしょ?」
やっぱり付き合いが長いから今のシアの状況をわかるらしい。
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