140 / 187
カッコいいと思った気持ちを返してほしいんだけど!!
しおりを挟む
「・・・・・・何をやってるのリア?」
【ディメンションスペース】から枕と布団を取り出して眠る用意をしていたら1階からシアが降りて来て私を見て呆れ顔でそう聞いて来た。
「ん?寝ようと思ってね」
私がそう言うとシアが思いっきり大きなため息をつきその後に口を開く。
「『寝ようと思って』って何でそうなったのよ?地下室を調べてたんじゃなかったの?」
シアの言葉に私は真剣な顔で口を開く。
「手掛かりにを得るために寝るんだよ、この地下室を見つけたきっかけは『夢』だったでしょ?だからもう一度寝てみようと思って」
私がそう言うとシアが真剣な顔で考え始め・・・・溜息をついて口を開く。
「そう言われると確かにとは思うわね、けどリアを知ってる私から見れば『絶対に眠むたいから寝る』って思ってるでしょ?」
「うん」
さっき仮眠をとるはずだったのにあの夢のお陰で寝る事が出来なくなってたからね。
「それに可能性としてはあるかもしれないじゃん?」
私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。
「なら私も隣で仮眠をとることにするわ、少し待ってて」
シアがそう言って1階に戻り・・・・・5分位して戻って来た。
「アンディ殿に伝えて来たわ、上にいる皆も仮眠をとることにするらしいわ」
まあ真面目な話で睡眠をとらないとしっかりと頭が回らなくなる事が多いからね、なので睡眠は大事!!
え?良く徹夜してるだろうって?あれは狙って徹夜してるんじゃなくてキリがいい所まで研究してから寝ようと思ってたら徹夜してたって奴なんだよ!
そんな事を考えていたらシアも布団の用意が終ったらしく微笑みながら口を開く。
「さあ寝ましょう、一応この階はディアナが眠らすに警戒してくれることになってるから安心してね」
シアの説明にディアナが微笑みながら口を開く。
「こういう時にこそ役に立たねばな、ゆっくり眠るといい」
おお!!カッコいいよディアナ!!
「助かるよ」
確かに調査中の遺跡で皆で寝るのは少し危険かもしれなからね、ほんとに助すかる。
「それじゃ休ませてもらうね」
私はそのまま布団に潜り込み目を閉じて・・・・・眠りに落ちた。
「んぁ?」
目を覚ますと地下室自体が暗くなっており何処に居るかを少し考えた後に地下室で寝たのを思い出して体を起こして周囲を見渡し確認する。
「おい」
私の視線の先には座った状態で剣を抱えながら眠るディアナがいた。
何が『こういう時にこそ役に立たねばな、ゆっくり眠るといい』だ!しっかりと寝てるじゃん!!
あの言葉を聞いた時カッコいいと思った気持ちを返してほしいんだけど!!
「まあいいか」
気持ちよさそうに寝てるから起こすのは可哀想だし危険もなさそうだからこのまま眠らせてあげよう!!
「んーー!」
伸びをしながら少し考え首を傾げる
「そう言えば夢は見なかったね・・・・・少し期待したんだけどな」
夢を見なかったから手掛かりは無いけど『調べる喜び』は減る事は無いと思えばいいかも!!と思い直して布団から出て【ディメンションスペース】に枕と布団を放り込み皆が起きないように周囲を調べ始める、
「まさかこの燭台が動かすと仕掛けが動くとか?」
べただけど冗談交じりに壁に取り付けられた燭台を下に押し込むように力を入れるとまさかの燭台が下へと動き『ゴゴゴゴゴゴゴ」と音を立てて燭台の隣の壁が横へと動いた。
【ディメンションスペース】から枕と布団を取り出して眠る用意をしていたら1階からシアが降りて来て私を見て呆れ顔でそう聞いて来た。
「ん?寝ようと思ってね」
私がそう言うとシアが思いっきり大きなため息をつきその後に口を開く。
「『寝ようと思って』って何でそうなったのよ?地下室を調べてたんじゃなかったの?」
シアの言葉に私は真剣な顔で口を開く。
「手掛かりにを得るために寝るんだよ、この地下室を見つけたきっかけは『夢』だったでしょ?だからもう一度寝てみようと思って」
私がそう言うとシアが真剣な顔で考え始め・・・・溜息をついて口を開く。
「そう言われると確かにとは思うわね、けどリアを知ってる私から見れば『絶対に眠むたいから寝る』って思ってるでしょ?」
「うん」
さっき仮眠をとるはずだったのにあの夢のお陰で寝る事が出来なくなってたからね。
「それに可能性としてはあるかもしれないじゃん?」
私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。
「なら私も隣で仮眠をとることにするわ、少し待ってて」
シアがそう言って1階に戻り・・・・・5分位して戻って来た。
「アンディ殿に伝えて来たわ、上にいる皆も仮眠をとることにするらしいわ」
まあ真面目な話で睡眠をとらないとしっかりと頭が回らなくなる事が多いからね、なので睡眠は大事!!
え?良く徹夜してるだろうって?あれは狙って徹夜してるんじゃなくてキリがいい所まで研究してから寝ようと思ってたら徹夜してたって奴なんだよ!
そんな事を考えていたらシアも布団の用意が終ったらしく微笑みながら口を開く。
「さあ寝ましょう、一応この階はディアナが眠らすに警戒してくれることになってるから安心してね」
シアの説明にディアナが微笑みながら口を開く。
「こういう時にこそ役に立たねばな、ゆっくり眠るといい」
おお!!カッコいいよディアナ!!
「助かるよ」
確かに調査中の遺跡で皆で寝るのは少し危険かもしれなからね、ほんとに助すかる。
「それじゃ休ませてもらうね」
私はそのまま布団に潜り込み目を閉じて・・・・・眠りに落ちた。
「んぁ?」
目を覚ますと地下室自体が暗くなっており何処に居るかを少し考えた後に地下室で寝たのを思い出して体を起こして周囲を見渡し確認する。
「おい」
私の視線の先には座った状態で剣を抱えながら眠るディアナがいた。
何が『こういう時にこそ役に立たねばな、ゆっくり眠るといい』だ!しっかりと寝てるじゃん!!
あの言葉を聞いた時カッコいいと思った気持ちを返してほしいんだけど!!
「まあいいか」
気持ちよさそうに寝てるから起こすのは可哀想だし危険もなさそうだからこのまま眠らせてあげよう!!
「んーー!」
伸びをしながら少し考え首を傾げる
「そう言えば夢は見なかったね・・・・・少し期待したんだけどな」
夢を見なかったから手掛かりは無いけど『調べる喜び』は減る事は無いと思えばいいかも!!と思い直して布団から出て【ディメンションスペース】に枕と布団を放り込み皆が起きないように周囲を調べ始める、
「まさかこの燭台が動かすと仕掛けが動くとか?」
べただけど冗談交じりに壁に取り付けられた燭台を下に押し込むように力を入れるとまさかの燭台が下へと動き『ゴゴゴゴゴゴゴ」と音を立てて燭台の隣の壁が横へと動いた。
147
お気に入りに追加
801
あなたにおすすめの小説

悪役令嬢らしいのですが、務まらないので途中退場を望みます
水姫
ファンタジー
ある日突然、「悪役令嬢!」って言われたらどうしますか?
私は、逃げます!
えっ?途中退場はなし?
無理です!私には務まりません!
悪役令嬢と言われた少女は虚弱過ぎて途中退場をお望みのようです。
一話一話は短めにして、毎日投稿を目指します。お付き合い頂けると嬉しいです。

私、パーティー追放されちゃいました
菜花
ファンタジー
異世界にふとしたはずみで来てしまった少女。幸いにもチート能力があったのでそれを頼りに拾ってもらった人達と働いていたら……。「調子に乗りやがって。お前といるの苦痛なんだよ」 カクヨムにも同じ話があります。

薄幸ヒロインが倍返しの指輪を手に入れました
佐崎咲
ファンタジー
義母と義妹に虐げられてきた伯爵家の長女スフィーナ。
ある日、亡くなった実母の遺品である指輪を見つけた。
それからというもの、義母にお茶をぶちまけられたら、今度は倍量のスープが義母に浴びせられる。
義妹に食事をとられると、義妹は強い空腹を感じ食べても満足できなくなる、というような倍返しが起きた。
指輪が入れられていた木箱には、実母が書いた紙きれが共に入っていた。
どうやら母は異世界から転移してきたものらしい。
異世界でも強く生きていけるようにと、女神の加護が宿った指輪を賜ったというのだ。
かくしてスフィーナは義母と義妹に意図せず倍返ししつつ、やがて母の死の真相と、父の長い間をかけた企みを知っていく。
(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)

ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。
小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。


辺境地で冷笑され蔑まれ続けた少女は、実は土地の守護者たる聖女でした。~彼女に冷遇を向けた街人たちは、彼女が追放された後破滅を辿る~
銀灰
ファンタジー
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる