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私だってめっちゃ驚いてるもん!!
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建物の中に入ると当然のことだが誰もおらず建物内は薄暗く少し埃っぽかった。
私はランプを少し持ち上げ明かりで周囲が確認できるようにし周囲を確認するとかなり研究資料らしき紙が床に乱雑に落ちている・・・・どうやらこの建物は研究施設みたいだった。
「フローリア、一応確認してくれ」
アンディさんが周囲を警戒しながらそう言って来たので私は頷いた後に周囲の確認をした後口を開く。
「何もなさそうだよ」
私はそう言った後足元に落ちている紙を手に取り目を通す。
「へぇ・・・・・・」
私の呟きを聞いたシアが私の所まで来て口を開く。
「どうしたのリア?」
そう聞いて来たので私は手に取った紙をシアに渡しながら口を開く。
「この研究施設は『魔法生物の生成』を研究していた場所らしい」
ここに入る前にアンディさんが『山の中に隠すように作られた場所ってのはヤバい魔法使いが研究をする事が多かったんだよ』っての正解だったみたみたいだね、5000年前も生物生成は禁忌とされる研究だったはずだし。
研究資料を見終わったシアも溜息をついてから口を開く。
「オリアニア様に報告してからまた忙しくなりそうね」
まあ生物生成は今の時代でも禁忌とされてるからね、つまりこの場所自体を『封印』するか『過去の資料』として国が管理するかでかなり揉めるだろう、しかもきまってから魔術師団が受け持つことになるだろうからね。
「頑張れ!!」
私は応援しかできないおけどね!!と思いながらシアにそう言うとシアがジト目で口を開く。
「今からでも魔術師団に入ってもいいのよ?」
「むーりー!!」
何で苦労すると判ってるのに入るの?私は自分の研究の為だけに能力を使いたいんだ!!
私は床に散らばってる紙を全部集め適当に目を通し始め、シアも周囲の確認し気になる所を調べ始める。
「・・・・・・・・・おいおい」
資料を読んでいて見逃すことの出来ない場所を見つけ冷や汗を流しながら思わずそう声を出してしまった。
私の言葉に全員が集まり私を見てその中のシアが口を開く。
「何か見つけたのリア?」
私は見逃せない事が書いてある資料をひらひらとさせながら口を開く。
「成功してる」
「え?何の事?」
私が『成功してる』といってもシアには通じなかった為わかりやすく伝わるようにもう一度口をにする。
「魔法生物の生成に成功してるんだってば、流石にもう生きてはいないだろうけどね」
その言葉を聞いていたシア達は目を見開き固まる。
その気持ちはわかる!!今まで行われてきた遺跡の調査の中で『魔法生物の生成の成功例』なんてのは出てこなかったのだからそりゃ驚くよね!!私だってめっちゃ驚いてるもん!!
私の言葉にシア私から資料を奪い取るように手に取り目を通して・・・深い溜息をついて口を開く。
「もう帰りたくなってきたわ」
泣きそうな顔でそう呟くシアに私は口を開く。
「ドンマイ!!」
この資料のせいでこの遺跡は第一級の危険遺跡になったのだからシアがへこむのは仕方ないよね。
「成功したのは2体のみたいだけどここにある施設を使えばもしかしたらがあるから下手にはできないね」
私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。
「ええ・・・この資料通りにはもう生成できなくても劣化版は生成できるかもしれないわ・・・・ここはしっかり帝国が管理しないと大変な事になる」
しかしここを見つけたのが犯罪者じゃなくて良かったね。
私はランプを少し持ち上げ明かりで周囲が確認できるようにし周囲を確認するとかなり研究資料らしき紙が床に乱雑に落ちている・・・・どうやらこの建物は研究施設みたいだった。
「フローリア、一応確認してくれ」
アンディさんが周囲を警戒しながらそう言って来たので私は頷いた後に周囲の確認をした後口を開く。
「何もなさそうだよ」
私はそう言った後足元に落ちている紙を手に取り目を通す。
「へぇ・・・・・・」
私の呟きを聞いたシアが私の所まで来て口を開く。
「どうしたのリア?」
そう聞いて来たので私は手に取った紙をシアに渡しながら口を開く。
「この研究施設は『魔法生物の生成』を研究していた場所らしい」
ここに入る前にアンディさんが『山の中に隠すように作られた場所ってのはヤバい魔法使いが研究をする事が多かったんだよ』っての正解だったみたみたいだね、5000年前も生物生成は禁忌とされる研究だったはずだし。
研究資料を見終わったシアも溜息をついてから口を開く。
「オリアニア様に報告してからまた忙しくなりそうね」
まあ生物生成は今の時代でも禁忌とされてるからね、つまりこの場所自体を『封印』するか『過去の資料』として国が管理するかでかなり揉めるだろう、しかもきまってから魔術師団が受け持つことになるだろうからね。
「頑張れ!!」
私は応援しかできないおけどね!!と思いながらシアにそう言うとシアがジト目で口を開く。
「今からでも魔術師団に入ってもいいのよ?」
「むーりー!!」
何で苦労すると判ってるのに入るの?私は自分の研究の為だけに能力を使いたいんだ!!
私は床に散らばってる紙を全部集め適当に目を通し始め、シアも周囲の確認し気になる所を調べ始める。
「・・・・・・・・・おいおい」
資料を読んでいて見逃すことの出来ない場所を見つけ冷や汗を流しながら思わずそう声を出してしまった。
私の言葉に全員が集まり私を見てその中のシアが口を開く。
「何か見つけたのリア?」
私は見逃せない事が書いてある資料をひらひらとさせながら口を開く。
「成功してる」
「え?何の事?」
私が『成功してる』といってもシアには通じなかった為わかりやすく伝わるようにもう一度口をにする。
「魔法生物の生成に成功してるんだってば、流石にもう生きてはいないだろうけどね」
その言葉を聞いていたシア達は目を見開き固まる。
その気持ちはわかる!!今まで行われてきた遺跡の調査の中で『魔法生物の生成の成功例』なんてのは出てこなかったのだからそりゃ驚くよね!!私だってめっちゃ驚いてるもん!!
私の言葉にシア私から資料を奪い取るように手に取り目を通して・・・深い溜息をついて口を開く。
「もう帰りたくなってきたわ」
泣きそうな顔でそう呟くシアに私は口を開く。
「ドンマイ!!」
この資料のせいでこの遺跡は第一級の危険遺跡になったのだからシアがへこむのは仕方ないよね。
「成功したのは2体のみたいだけどここにある施設を使えばもしかしたらがあるから下手にはできないね」
私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。
「ええ・・・この資料通りにはもう生成できなくても劣化版は生成できるかもしれないわ・・・・ここはしっかり帝国が管理しないと大変な事になる」
しかしここを見つけたのが犯罪者じゃなくて良かったね。
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