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すっかり忘れてた!!
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シルドニア王朝 それは今から5000年前に滅びた国家の一つでその時代の中心国だった為にその頃の遺跡が見つかると『シルドニア王朝の遺跡』と呼ばれる。
そしてその時代の特徴は【魔法文明】!!今は再現不可能と言われる【魔法】がシルドニア王朝時代には使われていたのだ!!
そして私達の使う【魔術】は【魔法】の劣化とも言われて威力は【魔術】の方が上と考えられてた。
そして研究者が様々な事を調べ出した答えが『シルドニア王朝が滅んだのは【魔術】の暴走で滅んだのではないか?』と結論を出した。
そんな遺跡がかなり状態のいい状態で発見されたんだから調査に参加しないという選択肢は無いよね!!
「オリアニア様?私は帝都近くで発見されたという話を聞いた事がありませんが?」
シアがそう言うとオリアニアさんが真剣な顔で口を開く。
「1月前に地震があってな、帝都近くのフラス山の岩盤が崩れてそこに横穴が出来たらしい、そこを探索者が調査したら見つかったそうだ」
なるほど!!
「私は依頼を受けてもいいけど一応ギルドを通して欲しい」
帝都のギルドには一度も顔を出してないけど規則は守っておかないと!!
「わかった、依頼を出しておくので後でギルドに顔を出しておいてくれ」
私はその言葉に頷きそれを見たオリアニアさんが話を続ける。
「調査隊の中にライナシアとサラサも入れる予定だからそのつもりで」
その言葉にシアが嬉しそうな顔になり頷き口を開く。
「わかりました、部下は連れて行っても?」
「20人選べ」
「はい」
どうやらシアも調査隊に入るらしい、まあシアは優秀な魔術師だから納得!!
「私も行きたがったが今は別件で動けないからしっかりとやれ」
「はい」
オリアニアさんはシアの事をかなり信用してるという事がこのやり取りでわかる。
「それじゃあ私はこれで失礼しますね」
私の用事は終わったので城を出て城下街へと行こうとそう言うとシアがオリアニアさんに視線を向けて口を開く。
「オリアニア様、今日はこれで失礼してもいいでしょうか?」
「うむ、遠征ご苦労だった、遠征参加者は一週間の休暇を許すのでゆっくりとするといい」
「ありがとうございます、皆も喜びます」
私達は訓練所から出て街へと向かうべく城の門へと歩き出した。
「リーーーアーーーーちゃん!!」
お城の廊下をシアと話しながら進んでいると後ろから物凄く懐かしい声が聞こえて来たと思ったら後ろから抱きしめられた。
「お母様?」
シアの驚いたような声で誰が抱きついて来たのか分かり抱きつかれた手を振りほどき振り返り口を開く。
「お久しぶりですセレーヌさん」
視界に入る女性は40代思えないような容姿・・・・・幼さを残す少女・・・違った美人さんで6年前に会った時とあまり変わっていなかった。
セレーヌさんは私の挨拶を聞き頬を膨らませた後口を開く。
「もう!違うでしょリアちゃん!!『セレーヌお姉ちゃん』でしょ!!」
・・・・・・・・・・・そう言えば6年前までそう呼ばされていたね!!すっかり忘れてた!!
「お母様何故ここに?」
シアが慌てて話を逸らそうと別の話題を言おうとそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「リリアにお茶会に誘われてさっきまでリリアといたのよ。そしたらシアちゃんがリアちゃんを連れて戻って来たと知らせが来たのよ。だから会いに来たの!!」
リリアさんって言うのはこの国の皇后様ね!
そしてその時代の特徴は【魔法文明】!!今は再現不可能と言われる【魔法】がシルドニア王朝時代には使われていたのだ!!
そして私達の使う【魔術】は【魔法】の劣化とも言われて威力は【魔術】の方が上と考えられてた。
そして研究者が様々な事を調べ出した答えが『シルドニア王朝が滅んだのは【魔術】の暴走で滅んだのではないか?』と結論を出した。
そんな遺跡がかなり状態のいい状態で発見されたんだから調査に参加しないという選択肢は無いよね!!
「オリアニア様?私は帝都近くで発見されたという話を聞いた事がありませんが?」
シアがそう言うとオリアニアさんが真剣な顔で口を開く。
「1月前に地震があってな、帝都近くのフラス山の岩盤が崩れてそこに横穴が出来たらしい、そこを探索者が調査したら見つかったそうだ」
なるほど!!
「私は依頼を受けてもいいけど一応ギルドを通して欲しい」
帝都のギルドには一度も顔を出してないけど規則は守っておかないと!!
「わかった、依頼を出しておくので後でギルドに顔を出しておいてくれ」
私はその言葉に頷きそれを見たオリアニアさんが話を続ける。
「調査隊の中にライナシアとサラサも入れる予定だからそのつもりで」
その言葉にシアが嬉しそうな顔になり頷き口を開く。
「わかりました、部下は連れて行っても?」
「20人選べ」
「はい」
どうやらシアも調査隊に入るらしい、まあシアは優秀な魔術師だから納得!!
「私も行きたがったが今は別件で動けないからしっかりとやれ」
「はい」
オリアニアさんはシアの事をかなり信用してるという事がこのやり取りでわかる。
「それじゃあ私はこれで失礼しますね」
私の用事は終わったので城を出て城下街へと行こうとそう言うとシアがオリアニアさんに視線を向けて口を開く。
「オリアニア様、今日はこれで失礼してもいいでしょうか?」
「うむ、遠征ご苦労だった、遠征参加者は一週間の休暇を許すのでゆっくりとするといい」
「ありがとうございます、皆も喜びます」
私達は訓練所から出て街へと向かうべく城の門へと歩き出した。
「リーーーアーーーーちゃん!!」
お城の廊下をシアと話しながら進んでいると後ろから物凄く懐かしい声が聞こえて来たと思ったら後ろから抱きしめられた。
「お母様?」
シアの驚いたような声で誰が抱きついて来たのか分かり抱きつかれた手を振りほどき振り返り口を開く。
「お久しぶりですセレーヌさん」
視界に入る女性は40代思えないような容姿・・・・・幼さを残す少女・・・違った美人さんで6年前に会った時とあまり変わっていなかった。
セレーヌさんは私の挨拶を聞き頬を膨らませた後口を開く。
「もう!違うでしょリアちゃん!!『セレーヌお姉ちゃん』でしょ!!」
・・・・・・・・・・・そう言えば6年前までそう呼ばされていたね!!すっかり忘れてた!!
「お母様何故ここに?」
シアが慌てて話を逸らそうと別の話題を言おうとそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「リリアにお茶会に誘われてさっきまでリリアといたのよ。そしたらシアちゃんがリアちゃんを連れて戻って来たと知らせが来たのよ。だから会いに来たの!!」
リリアさんって言うのはこの国の皇后様ね!
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