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もうこの話は酒の肴になってるんですよレティシア!!
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レティシアは先程も述べたが結界魔術と回復魔術を得意とする魔術師でSランク探索者なのだがその呼び名が彼女を表せてるとも言える人物だ。
その呼び名も『酔いどれ聖女』・・・・酒を愛し酒の為にお金を稼ぐ・・・・・そうやってるうちにSランク探索者になった変わり者で困った時にお酒をもって頼みに行けば大体聞いてくれるって程に酒好きなんだよね、だから今回もアインハルト兄さんの事を持ち出して今回の件を受けてもらえると思ってた。
「今回の件が落ち着いたら欲しい酒を教えてくれれば実家に連絡して取り寄せてもらう」
その言葉を聞きレティシアは満足そうに何度も頷く。
「ってかレティシア、500万リエン全部酒につぎ込むの?やりすぎじゃない?」
私がそう言うとレティシアが真剣な顔で口を開く。
「私の欲しいお酒1本でそんなに高いわけないじゃない。樽で頼むの!!500万リエンぶん!!」
「そうなんだ・・・・・・」
さすが【酔いどれ聖女】!!その名に偽りなし!!と思っていたらセスナさんが真剣な顔で口を開く。
「お待たせしました、手続きは終了しました。3人がそろっていれば安心だとは思いまずが無理はしないでくださいね」
「うん、ありがとう」
私達は急いでギルドを出てすぐさま外へと出る為にアグリの出入り口である門へといそぎそのままアグリを出た。
アグリを出ると活性化の事を聞いた探索者達が数多く森に向かい歩いていうのが見え、私達も探索者達を追うように歩き出す。
「私達が目指す元拠点は森に入って30分位歩いた所にある場所だよ、だから向かってる時に魔物達に襲われると思うからよろしく」
活性化してる場所に入るのだから襲われて当然なんだけど今回のメンバーなら別に恐れる必要はないからね。
私達は周囲を警戒しながら進み何度か魔物に襲われたが何の問題も無く倒しそのまま進んで目的地である元キルアスキルの拠点ににつく事が出来、アインハルト兄さんが驚いた顔で口を開く。
「なんだあの建物・・・・・・・」
アインハルト兄さんの視線の先には50人はよ入れるような石作りの建物・・・・・しかも屋根に当たる部分がなくなり建物の中が見える状態で建物の外も中も植物の蔦に覆われている建物・・・・・をみて物凄く驚いていた。
「おい【首狩り姫】よ話には聞いてたがお前さん無茶苦茶にやったな、聞くのと見るのは大違いだ」
何故かアゴットが顔を引き攣らせながらそう声をかけてきたので私は首を傾げて口を開く。
「だって仕方ないじゃん、魔術の検証をするのに屋根が邪魔だったんだよ」
だから魔術で建物の屋根を吹き飛ばした後にあの蔦を使った捕縛を検証したんだ。
「リア・・・・・君って子は・・・本当に面白いね」
・・・・・・・何でそんなに面白そうなおもちゃを見る目で私を見るのアインハルト兄さん?
「あはははは!!これは酒の肴になるわぁ!!流石リアちゃん!!」
もうこの話は酒の肴になってるんですよレティシア!!
「と・・・今はそれどころじゃないでしょ」
建物の周りにAランクの魔物であるコカトリスが12匹取り囲んでうろうろしていた。
「さすがシアとアインハルト兄さんの部下だね、あの建物の中で建物の周りに結界を張って今まで耐えてたんだね」
パニックを起こしてこの建物を捨てて外に飛び出していたら確実にコカトリスの集団に囲まれて殺されていた。
「まあ彼等は実戦経験も豊富だからね」
アインハルト兄さんは少し誇らしげにそう言うと私に視線を向けて口を開く。
「さてリア、彼等を助けよう」
そうだね、さっさとコカトリスを倒して彼等を助けよう!!
その呼び名も『酔いどれ聖女』・・・・酒を愛し酒の為にお金を稼ぐ・・・・・そうやってるうちにSランク探索者になった変わり者で困った時にお酒をもって頼みに行けば大体聞いてくれるって程に酒好きなんだよね、だから今回もアインハルト兄さんの事を持ち出して今回の件を受けてもらえると思ってた。
「今回の件が落ち着いたら欲しい酒を教えてくれれば実家に連絡して取り寄せてもらう」
その言葉を聞きレティシアは満足そうに何度も頷く。
「ってかレティシア、500万リエン全部酒につぎ込むの?やりすぎじゃない?」
私がそう言うとレティシアが真剣な顔で口を開く。
「私の欲しいお酒1本でそんなに高いわけないじゃない。樽で頼むの!!500万リエンぶん!!」
「そうなんだ・・・・・・」
さすが【酔いどれ聖女】!!その名に偽りなし!!と思っていたらセスナさんが真剣な顔で口を開く。
「お待たせしました、手続きは終了しました。3人がそろっていれば安心だとは思いまずが無理はしないでくださいね」
「うん、ありがとう」
私達は急いでギルドを出てすぐさま外へと出る為にアグリの出入り口である門へといそぎそのままアグリを出た。
アグリを出ると活性化の事を聞いた探索者達が数多く森に向かい歩いていうのが見え、私達も探索者達を追うように歩き出す。
「私達が目指す元拠点は森に入って30分位歩いた所にある場所だよ、だから向かってる時に魔物達に襲われると思うからよろしく」
活性化してる場所に入るのだから襲われて当然なんだけど今回のメンバーなら別に恐れる必要はないからね。
私達は周囲を警戒しながら進み何度か魔物に襲われたが何の問題も無く倒しそのまま進んで目的地である元キルアスキルの拠点ににつく事が出来、アインハルト兄さんが驚いた顔で口を開く。
「なんだあの建物・・・・・・・」
アインハルト兄さんの視線の先には50人はよ入れるような石作りの建物・・・・・しかも屋根に当たる部分がなくなり建物の中が見える状態で建物の外も中も植物の蔦に覆われている建物・・・・・をみて物凄く驚いていた。
「おい【首狩り姫】よ話には聞いてたがお前さん無茶苦茶にやったな、聞くのと見るのは大違いだ」
何故かアゴットが顔を引き攣らせながらそう声をかけてきたので私は首を傾げて口を開く。
「だって仕方ないじゃん、魔術の検証をするのに屋根が邪魔だったんだよ」
だから魔術で建物の屋根を吹き飛ばした後にあの蔦を使った捕縛を検証したんだ。
「リア・・・・・君って子は・・・本当に面白いね」
・・・・・・・何でそんなに面白そうなおもちゃを見る目で私を見るのアインハルト兄さん?
「あはははは!!これは酒の肴になるわぁ!!流石リアちゃん!!」
もうこの話は酒の肴になってるんですよレティシア!!
「と・・・今はそれどころじゃないでしょ」
建物の周りにAランクの魔物であるコカトリスが12匹取り囲んでうろうろしていた。
「さすがシアとアインハルト兄さんの部下だね、あの建物の中で建物の周りに結界を張って今まで耐えてたんだね」
パニックを起こしてこの建物を捨てて外に飛び出していたら確実にコカトリスの集団に囲まれて殺されていた。
「まあ彼等は実戦経験も豊富だからね」
アインハルト兄さんは少し誇らしげにそう言うと私に視線を向けて口を開く。
「さてリア、彼等を助けよう」
そうだね、さっさとコカトリスを倒して彼等を助けよう!!
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