辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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鋭いねアインハルト兄さん!!

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アゴットが依頼ボードの方に歩いていくのを見送った後にアインハルト兄さんが私を見て口を開く。



「ねえリア?【首狩り姫】って何?」



「う」



お願いだからそんな可哀そうな物を見る目で見るのは止めて!!



「探索者登録した後半年間高ランクの魔物を狩りまくったんだよ」



私がそう言うとアインハルト兄さんは首を傾げて口を開く。



「それだけで【首狩り姫】なんて言われないだろう?」



なかなか鋭いねアインハルト兄さん!!



「その時狩りまくった魔物は倒すときに一撃で首を撥ねるようにしてたんだよ、体が無傷だと高値で買い取ってもらえたからね」



おかげでギルの内で【首狩り姫】とか大物しか狙わないから【ジャイアンとキリング】って言われてるんだよね、本当に可愛くない呼び名だよね!!



「これは・・・・君らしいと喜ぶべきか・・・・相変わらずと嘆くべきか分からないね」



私の話を聞いてアインハルト兄さんは苦笑しながらそう言ってきたので私も溜息をつき口を開く。



「早くマイホーム資金と研究資金が欲しかったんだよ、ほらサッサッと受付に行こう」



ここに来た目的をさっさと済ませてのんびりとしたいからね。



そう思い受付嬢のいる受付に行こうとした時ギルドの入口がいきなり騒がしくなったので視線を入口に向けると5人位の探索者達がギルドに飛び込んで来たらしく、その探索者達が周りの探索者に何かを言って、それを聞いたらしい奴等が騒ぎ出す。

そしてその騒ぎの中にいた一人が受付ににまで走って来て受付嬢に向かい口を開く。



「【悠久の森】の北側で魔物の活性化だそうだ!!」



魔物の活性化・・・・・【悠久の森】に棲む魔物達が活発化し森の外へと出て街や人を襲ったりする事を

そう呼ぶ。



「リアこれは依頼できる状況ではなくなったな」



アインハルト兄さんが真剣な顔でそう言って来たので私も頷き口を開く。



「今は依頼を受けられる状況じゃないと思うよ、アグリにいる探索者全員お祭り状態だからね」



「は?」



私の『お祭り状態』発言に口を傾げて私を見て来たので私は騒いでいる探索者の方向を指さしながら口を開く。



「あれを見てみ」



私が指差した先にはごっつい筋肉の塊の集団が集まっていて話をしており注意深く耳をすませばその会話がここまで聞こえた。



「お前等これから楽しい狩りの時間だ!!」



「お前等活性化だぞ!!!稼ぎ時だから下手うつなよ!!」



「【悠久の森】からわざわざで出てくれるんだからしっかりと素材として使わせてもらう!!」



「たまに珍しい魔物のいでてくるんだよなぁ・・・・・どんなのがいるか楽しみだ!!」



等々会話が聞こえアインハルト兄さんは何とも言えない顔で私の顔を見て口を開く。



「普通は『活性化』と聞くと覚悟を決めなきゃいけない筈なんだけど・・・・・アグリは違うみたいだね」



それを聞き私は苦笑しながら口を開く。



「アグリじゃ活性化はよく起きるからね、それとアグリにはSランク探索者が大勢いるのもあるかな?」



私を含めてアグリには9人のSランク探索者がいる、其々の分野でトップレベルの実力を持つ彼らが居るから皆は安心できるのだと思う。



「って事で私も少し動くからね、アインハルト兄さんはシアと合流してて」



私がそう言うとアインハルト兄さんが何かに気がつき真剣な顔で私に声を掛けて来た。



「リア・・・・・確かキルアスキルの拠点って【悠久の森】の中にあるんだったよね」



・・・・・・・・・あ!!!シアの部下とアインハルト兄さんの部下が元拠点に現場検証に行ってるんだった!!
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