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閑話 学生生活
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フローリアと初めて手出会ったのは魔術大学セルストーレの入学式が終った後。
「さて私のクラスは・・・・・え?」
入学式を終えてクラス表が掲示してある場所に行った時ここに居る訳の無い子供が歩いているのが見えた時だ。
その姿は有名な人形師は作った傑作が意思を持って歩いていると思ったくらい可愛い姿だった。
「何で子供が・・・もしかして入学式を見に来た親族とはぐれたのかしら?」
そう思いその子供に近づき声を掛けた。
「ねえ迷子なのかな?」
私がそう言うとその子は私を見上げて・・・口を開く。
「違うよ?私はこの大学の学生だよ、よろしく」
人形のように整った顔と青い瞳で私を見ながらそうハッキリと綺麗な声でそう言う。
「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」
その言葉を聞いた私だけじゃなく、離れた場所で見ていた生徒もそれを聞き驚く。
「私はAクラスだね」
その女の子は周りが驚きているのも気にせずにクラス表を見てそう呟いき子供が歩いていくのを見送ってから私を含めた残された人達が騒ぎ始めた。
「まじか・・・あんな子供までいるのかよ」
「ってか迷子だと思った」
「流石に冗談だろ?真に受けるなよ」
等々様々な事を言って盛り上がってる。
そんな中私はクラス表を見て自分の名を探し・・・・そして見つけた。
「Aクラス・・・」
あの子が『私はAクラスだね』って言ってた・・・という事は冗談じゃなければ一緒のクラスになる。
クラス表を見てすぐに私はワクワクしながらAクラスへと急いだ。
「ねえ君」
クラスに行ったらあの子は端に座ってボーっとしてたので声を掛ける。
「ん?あれさっきのお姉さん?」
私を見て驚く子供を見て微笑み口を開く。
「私はライナシア・ルナードよ、よろしくね同級生さん」
私がそう言うと女の子が微笑みながら口を開く。
「私はフローリア・ランズ・・・リアでいいよ」
この時からリアとの付き合いとなり大学生活の時間の大半を一緒に過ごす事になる。
リアは天才と言われる人間の部類でどのような事にも『何故?』と『どうして?』と疑問に思いそれを追求していく事が多く、下級魔術の【エアブレイド】の解明をし信じられないほどの威力を出すことに成功させ、それを他の人が使っても同じ威力が出せるようにまでした事もあった。
様々な事をリアと一緒に体験しながら過ごし・・・・卒業までのこり5か月という所で衝撃的な話を同級生であるキャミ―に聞いた。
「ねえシア聞いた?」
「ん?何を?」
1人廊下を歩いていたら後ろからキャミーが走って来て慌てながらそう聞いてきたので私は首を傾げながらそう聞くとキャミーが驚いた顔のまま話を続ける。
「リアがオリアニア様のお誘いを断ったみたいなの!!」
「え?」
オリアニア様・・・・オリアニア・ミぜル様はこの国の宮廷魔術師団の団長を務める人物でこの国の英雄でもある人だ。
私は魔術師団のスカウト担当者から声を掛けられ卒業後働くことが決まってるけど、まさかリアがオリアニア様直々に声をかけた事には驚いたけど納得も来た、が!!まさかリアがその誘いを断るとは思わなかった。
「ちょっと会って来る!!」
私は信じられなくて直接リアに聞きに行くべく走り出した。
「さて私のクラスは・・・・・え?」
入学式を終えてクラス表が掲示してある場所に行った時ここに居る訳の無い子供が歩いているのが見えた時だ。
その姿は有名な人形師は作った傑作が意思を持って歩いていると思ったくらい可愛い姿だった。
「何で子供が・・・もしかして入学式を見に来た親族とはぐれたのかしら?」
そう思いその子供に近づき声を掛けた。
「ねえ迷子なのかな?」
私がそう言うとその子は私を見上げて・・・口を開く。
「違うよ?私はこの大学の学生だよ、よろしく」
人形のように整った顔と青い瞳で私を見ながらそうハッキリと綺麗な声でそう言う。
「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」
その言葉を聞いた私だけじゃなく、離れた場所で見ていた生徒もそれを聞き驚く。
「私はAクラスだね」
その女の子は周りが驚きているのも気にせずにクラス表を見てそう呟いき子供が歩いていくのを見送ってから私を含めた残された人達が騒ぎ始めた。
「まじか・・・あんな子供までいるのかよ」
「ってか迷子だと思った」
「流石に冗談だろ?真に受けるなよ」
等々様々な事を言って盛り上がってる。
そんな中私はクラス表を見て自分の名を探し・・・・そして見つけた。
「Aクラス・・・」
あの子が『私はAクラスだね』って言ってた・・・という事は冗談じゃなければ一緒のクラスになる。
クラス表を見てすぐに私はワクワクしながらAクラスへと急いだ。
「ねえ君」
クラスに行ったらあの子は端に座ってボーっとしてたので声を掛ける。
「ん?あれさっきのお姉さん?」
私を見て驚く子供を見て微笑み口を開く。
「私はライナシア・ルナードよ、よろしくね同級生さん」
私がそう言うと女の子が微笑みながら口を開く。
「私はフローリア・ランズ・・・リアでいいよ」
この時からリアとの付き合いとなり大学生活の時間の大半を一緒に過ごす事になる。
リアは天才と言われる人間の部類でどのような事にも『何故?』と『どうして?』と疑問に思いそれを追求していく事が多く、下級魔術の【エアブレイド】の解明をし信じられないほどの威力を出すことに成功させ、それを他の人が使っても同じ威力が出せるようにまでした事もあった。
様々な事をリアと一緒に体験しながら過ごし・・・・卒業までのこり5か月という所で衝撃的な話を同級生であるキャミ―に聞いた。
「ねえシア聞いた?」
「ん?何を?」
1人廊下を歩いていたら後ろからキャミーが走って来て慌てながらそう聞いてきたので私は首を傾げながらそう聞くとキャミーが驚いた顔のまま話を続ける。
「リアがオリアニア様のお誘いを断ったみたいなの!!」
「え?」
オリアニア様・・・・オリアニア・ミぜル様はこの国の宮廷魔術師団の団長を務める人物でこの国の英雄でもある人だ。
私は魔術師団のスカウト担当者から声を掛けられ卒業後働くことが決まってるけど、まさかリアがオリアニア様直々に声をかけた事には驚いたけど納得も来た、が!!まさかリアがその誘いを断るとは思わなかった。
「ちょっと会って来る!!」
私は信じられなくて直接リアに聞きに行くべく走り出した。
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