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お風呂に入りたい!!
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宿にとまる手続きをしたら女の子が口を開く。
「お食事はどうされますか?今からですと簡単なものになりますが」
3人で見つめ合って頷く。
「お部屋ですが2階の201,202,203をお使いください、鍵はこれです」
そう言ってカウンターから鍵を差し出してきたので私は203とかいてある鍵を受け取る。
「あとここはお風呂は入れますか?」
旅では途中寄った街や村で水浴びをして汚れを流し、旅中は体を拭く事しかできなかったからお風呂に入りたい!!
「もちろんあります、お風呂はこの通路を進んで右の部屋です、ですが1人でしか入れませんので話し合って順番をお決めになりお入りください、。今日他のお客様はいらっしゃらないのでゆっくりと入れますよ」
それは嬉しいね!!っていうかやっぱり他のお客さんがいなかったのね!!
それを聞いた後皆で話し合ってマリーさん、私、フィーリアさんの順番でお風呂に入ことが決まった。
そしてゆっくりとお風呂に入りその後に晩御飯を食べたんだけどそれが物凄く美味しかった。
「これで『簡単な物』?普通に美味いんだけど」
マリーさんやフィーリアさんも驚きながらも食べ、そしてその日の夜は旅から解放されたからか疲れが一気に来たからか分からないけど思いっきり寝た。
「・・・・・・・ん?あれ?ここは・・・・あ!そうか・・・・アグリに着いたんだった」
見慣れない天井を見ながら思い出して体を起しお腹が減ったので宿の食堂へを向かうと、マリーさんとフィーリアさんが寛いでいた。
「おはようマリーさん、フィーリアさん」
そう言いながら食堂へ入ると2人は挨拶をしてくれた。
「お泊りになったお客さんですね」
ボケーっとしていると後ろからそう声を掛けられ振り向くと昨日の女の子じゃなくて30代の青い髪を背中まで伸ばした綺麗な女性が立っていた。
「うん」
「お食事はどうされます?」
「食べる、お腹が減ったんで」
笑顔でキッチンへと入って行く女性を見送ると昨日聞いた声が私にかけられた。
「お目覚めになられたのですね、お食事は?」
昨日の女の子が廊下から入って来ながらそう聞いてきたので私は口を開く。
「さっき頼んだよ」
「お母さんに頼んだんですね、でしたら少しお待ちください」
あ!あの人この子の母親だったんだね。
私達は料理が出来上がるまでこれからの話をして過ごす事にした。
「うっま!!」
出て来た料理・・・鳥肉のソテーを食べておもわずそう言ってしまった。
鳥肉自体は普通なんだけどソテーにかかってるソースがめっちゃ美味い!鶏肉を引き立ててる!!
「決めた!」
私は食事を終わらせた後に受付にいる女の子に声を掛ける。
「ねえ、この宿に長期で部屋を取りたいんだけど可能かな?」
拠点をここにして活動しようと思う、ご飯は美味しいしお客さんがあまりいないって事は静かに過ごせるって事だからね。
「可能ですがいいんですか?」
「うん」
そう言うと女の子は憂いそうに頭を下げて口を開く。
「ありがとうございます!!では今の部屋でいいですか?」
「うん、えっと・・・・」
この子の名前を気ていなかったのでどう呼んでいいか分からず言い淀んでいると女の子がそれに気がつき口を開く。
「私はクレア・リーシェルと申します。それをさっき会ったのは私の母でライラ・リーシェルです、【癒しの風】をこれからもよろしくお願いします」
それを聞き頷き私は口を開く。
「私の名前はフローリア・ランズね、リアと呼んで」
その言葉にクレアちゃんは頷き口を開く。
「だったら私もクレアと呼んで、これからよろしくね」
これで仮の拠点も出来たからこれから頑張ってマイホーム資金と研究資金を貯めていく!!
「お食事はどうされますか?今からですと簡単なものになりますが」
3人で見つめ合って頷く。
「お部屋ですが2階の201,202,203をお使いください、鍵はこれです」
そう言ってカウンターから鍵を差し出してきたので私は203とかいてある鍵を受け取る。
「あとここはお風呂は入れますか?」
旅では途中寄った街や村で水浴びをして汚れを流し、旅中は体を拭く事しかできなかったからお風呂に入りたい!!
「もちろんあります、お風呂はこの通路を進んで右の部屋です、ですが1人でしか入れませんので話し合って順番をお決めになりお入りください、。今日他のお客様はいらっしゃらないのでゆっくりと入れますよ」
それは嬉しいね!!っていうかやっぱり他のお客さんがいなかったのね!!
それを聞いた後皆で話し合ってマリーさん、私、フィーリアさんの順番でお風呂に入ことが決まった。
そしてゆっくりとお風呂に入りその後に晩御飯を食べたんだけどそれが物凄く美味しかった。
「これで『簡単な物』?普通に美味いんだけど」
マリーさんやフィーリアさんも驚きながらも食べ、そしてその日の夜は旅から解放されたからか疲れが一気に来たからか分からないけど思いっきり寝た。
「・・・・・・・ん?あれ?ここは・・・・あ!そうか・・・・アグリに着いたんだった」
見慣れない天井を見ながら思い出して体を起しお腹が減ったので宿の食堂へを向かうと、マリーさんとフィーリアさんが寛いでいた。
「おはようマリーさん、フィーリアさん」
そう言いながら食堂へ入ると2人は挨拶をしてくれた。
「お泊りになったお客さんですね」
ボケーっとしていると後ろからそう声を掛けられ振り向くと昨日の女の子じゃなくて30代の青い髪を背中まで伸ばした綺麗な女性が立っていた。
「うん」
「お食事はどうされます?」
「食べる、お腹が減ったんで」
笑顔でキッチンへと入って行く女性を見送ると昨日聞いた声が私にかけられた。
「お目覚めになられたのですね、お食事は?」
昨日の女の子が廊下から入って来ながらそう聞いてきたので私は口を開く。
「さっき頼んだよ」
「お母さんに頼んだんですね、でしたら少しお待ちください」
あ!あの人この子の母親だったんだね。
私達は料理が出来上がるまでこれからの話をして過ごす事にした。
「うっま!!」
出て来た料理・・・鳥肉のソテーを食べておもわずそう言ってしまった。
鳥肉自体は普通なんだけどソテーにかかってるソースがめっちゃ美味い!鶏肉を引き立ててる!!
「決めた!」
私は食事を終わらせた後に受付にいる女の子に声を掛ける。
「ねえ、この宿に長期で部屋を取りたいんだけど可能かな?」
拠点をここにして活動しようと思う、ご飯は美味しいしお客さんがあまりいないって事は静かに過ごせるって事だからね。
「可能ですがいいんですか?」
「うん」
そう言うと女の子は憂いそうに頭を下げて口を開く。
「ありがとうございます!!では今の部屋でいいですか?」
「うん、えっと・・・・」
この子の名前を気ていなかったのでどう呼んでいいか分からず言い淀んでいると女の子がそれに気がつき口を開く。
「私はクレア・リーシェルと申します。それをさっき会ったのは私の母でライラ・リーシェルです、【癒しの風】をこれからもよろしくお願いします」
それを聞き頷き私は口を開く。
「私の名前はフローリア・ランズね、リアと呼んで」
その言葉にクレアちゃんは頷き口を開く。
「だったら私もクレアと呼んで、これからよろしくね」
これで仮の拠点も出来たからこれから頑張ってマイホーム資金と研究資金を貯めていく!!
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