8 / 61
それはフォローになってないと思うんですよフィーリアさん!!
しおりを挟む
ガレスさんが合流した所で私は口を開く。
「ところでこのワイバーンって売れるの?」
確か探索者って魔物を倒したとその魔物をギルドに売るって聞いたけどこのワイバーンって売れるのかな?と思ってて聞いてみた。
「売れるわ・・・私はどれくらいで売れるのかは分からないけど」
マリーさんがそう言いながらガレスさんを見る。
「俺もわからんがAランクの魔物であれば100万リエン以上だと思う」
あ!!これは良い事を聞いた!!
「って事はアグリに行って頑張って半年くらいワイバーン狩りをすればすぐに研究資金がたまる!!!」
「「「は?」」」
え?魔術の研究ってお金がかかるんだよ?それに生活資金も必要だしね。
「なあ・・・・・コイツ・・・・本当に首席なんだよな」
私の発言にガレスさんがフィーリアさんに戸惑いながらそう声を掛けフィーリアさんが困ったような顔をして少し考えた後口を開く。
「確かにリアちゃんの持つペンダントはその年の上位3人しか持つ事が出来ないペンダントよ。きっとリアちゃんは頭はいいけど少し変な子なのよ」
・・・・・・・・・・・・それはフォローになってないと思うんですよフィーリアさん!!
「って事でこれはもらっていいんだよね」
ワイバーンを指さしながら私がマリーさんに聞くとマリーさんが頷き口を開く。
「リアが倒したんだからリアの物よ、でもどうするの?」
「アグリまで持って行く【ディメンションスペース】」
私は【ディメンションスペース】を使いワイバーン2匹を回収する。
「リアちゃん【ディメンションスペース】を使えたのね」
フィーリアさんが真剣な顔でそう言って来たので私は頷く。
収納魔術【ディメンションスペース】・・・・・私達とは別の世界に魔力・・・・マナを使い介入してその世界に更にマナを使って自分の好きな大きさの空間を作り固定してその空間に様々なものが入れられるようになる魔術だ。
この魔術にはメリットとデメリットがある、勿論メリットは自分の望む空間を作る事が出来き沢山の物が入れられるようになる事。
そしてデメリットはまず最初に【ディメンションスペース】を使う時に自分の望む空間を作る為にかなりの量のマナを使い、その後にその空間を維持する為にも微量ではあるがマナを消費し続けることになる事。
多くの魔術師はデメリットの方を嫌がりこの魔術を使いたがらないのだ。
「私は人よりマナの保有量が多いから使っても問題ないよ、それにアグリまで維持すればいいだけだからね」
あと1月くらいなら別に気にならないし!それに此処にワイバーンを捨てていくっていう選択肢は無いからね。
「さあ馬車に戻ろう」
脅威は無くなったんだしさっさと馬車に乗って休みたいんだよね。
「・・・・そうね戻ろうフィーリア」
何か複雑そうな顔でマリーさんがフィーリアさんにそう言うとフィーリアさんが頷き口を開く。
「ガレスさんも戻りましょう」
ガレスさんは一度頷いてから馬車へと向かい歩き出し私もそれを追いかけるように馬車に向かい歩き出し、そして馬車にに乗った後御者さんに声を掛ける。
「出発しよう」
御者さんが頷き馬車が動き出し・・・・私達の旅は再開した。
「ところでこのワイバーンって売れるの?」
確か探索者って魔物を倒したとその魔物をギルドに売るって聞いたけどこのワイバーンって売れるのかな?と思ってて聞いてみた。
「売れるわ・・・私はどれくらいで売れるのかは分からないけど」
マリーさんがそう言いながらガレスさんを見る。
「俺もわからんがAランクの魔物であれば100万リエン以上だと思う」
あ!!これは良い事を聞いた!!
「って事はアグリに行って頑張って半年くらいワイバーン狩りをすればすぐに研究資金がたまる!!!」
「「「は?」」」
え?魔術の研究ってお金がかかるんだよ?それに生活資金も必要だしね。
「なあ・・・・・コイツ・・・・本当に首席なんだよな」
私の発言にガレスさんがフィーリアさんに戸惑いながらそう声を掛けフィーリアさんが困ったような顔をして少し考えた後口を開く。
「確かにリアちゃんの持つペンダントはその年の上位3人しか持つ事が出来ないペンダントよ。きっとリアちゃんは頭はいいけど少し変な子なのよ」
・・・・・・・・・・・・それはフォローになってないと思うんですよフィーリアさん!!
「って事でこれはもらっていいんだよね」
ワイバーンを指さしながら私がマリーさんに聞くとマリーさんが頷き口を開く。
「リアが倒したんだからリアの物よ、でもどうするの?」
「アグリまで持って行く【ディメンションスペース】」
私は【ディメンションスペース】を使いワイバーン2匹を回収する。
「リアちゃん【ディメンションスペース】を使えたのね」
フィーリアさんが真剣な顔でそう言って来たので私は頷く。
収納魔術【ディメンションスペース】・・・・・私達とは別の世界に魔力・・・・マナを使い介入してその世界に更にマナを使って自分の好きな大きさの空間を作り固定してその空間に様々なものが入れられるようになる魔術だ。
この魔術にはメリットとデメリットがある、勿論メリットは自分の望む空間を作る事が出来き沢山の物が入れられるようになる事。
そしてデメリットはまず最初に【ディメンションスペース】を使う時に自分の望む空間を作る為にかなりの量のマナを使い、その後にその空間を維持する為にも微量ではあるがマナを消費し続けることになる事。
多くの魔術師はデメリットの方を嫌がりこの魔術を使いたがらないのだ。
「私は人よりマナの保有量が多いから使っても問題ないよ、それにアグリまで維持すればいいだけだからね」
あと1月くらいなら別に気にならないし!それに此処にワイバーンを捨てていくっていう選択肢は無いからね。
「さあ馬車に戻ろう」
脅威は無くなったんだしさっさと馬車に乗って休みたいんだよね。
「・・・・そうね戻ろうフィーリア」
何か複雑そうな顔でマリーさんがフィーリアさんにそう言うとフィーリアさんが頷き口を開く。
「ガレスさんも戻りましょう」
ガレスさんは一度頷いてから馬車へと向かい歩き出し私もそれを追いかけるように馬車に向かい歩き出し、そして馬車にに乗った後御者さんに声を掛ける。
「出発しよう」
御者さんが頷き馬車が動き出し・・・・私達の旅は再開した。
349
お気に入りに追加
746
あなたにおすすめの小説
わがまま令嬢の末路
遺灰
ファンタジー
清く正しく美しく、頑張って生きた先に待っていたのは断頭台でした。
悪役令嬢として死んだ私は、今度は自分勝手に我がままに生きると決めた。我慢なんてしないし、欲しいものは必ず手に入れてみせる。
あの薄暗い牢獄で夢見た未来も、あの子も必ずこの手にーーー。
***
これは悪役令嬢が人生をやり直すチャンスを手に入れ、自由を目指して生きる物語。彼女が辿り着くのは、地獄か天国か。例えどんな結末を迎えようとも、それを決めるのは彼女自身だ。
(※内容は小説家になろうに投稿されているものと同一)
公爵令嬢はアホ係から卒業する
依智川ゆかり
ファンタジー
『エルメリア・バーンフラウト! お前との婚約を破棄すると、ここに宣言する!!」
婚約相手だったアルフォード王子からそんな宣言を受けたエルメリア。
そんな王子は、数日後バーンフラウト家にて、土下座を披露する事になる。
いや、婚約破棄自体はむしろ願ったり叶ったりだったんですが、あなた本当に分かってます?
何故、私があなたと婚約する事になったのか。そして、何故公爵令嬢である私が『アホ係』と呼ばれるようになったのか。
エルメリアはアルフォード王子……いや、アホ王子に話し始めた。
彼女が『アホ係』となった経緯を、嘘偽りなく。
*『小説家になろう』でも公開しています。
思わず呆れる婚約破棄
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある国のとある夜会、その場にて、その国の王子が婚約破棄を言い渡した。
だがしかし、その内容がずさんというか、あまりにもひどいというか……呆れるしかない。
余りにもひどい内容に、思わず誰もが呆れてしまうのであった。
……ネタバレのような気がする。しかし、良い紹介分が思いつかなかった。
よくあるざまぁ系婚約破棄物ですが、第3者視点よりお送りいたします。
何かと「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢は
だましだまし
ファンタジー
何でもかんでも「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢にその取り巻きの侯爵令息。
私、男爵令嬢ライラの従妹で親友の子爵令嬢ルフィナはそんな二人にしょうちゅう絡まれ楽しい学園生活は段々とつまらなくなっていった。
そのまま卒業と思いきや…?
「ひどいわ」ばっかり言ってるからよ(笑)
全10話+エピローグとなります。
【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!
宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。
そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。
慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。
貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。
しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。
完結しました。いつもありがとうございます!
ドアマットヒロインはごめん被るので、元凶を蹴落とすことにした
月白ヤトヒコ
ファンタジー
お母様が亡くなった。
それから程なくして――――
お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。
「はじめまして! あなたが、あたしのおねえちゃんになるの?」
にっこりとわたくしを見やるその瞳と髪は、お父様とそっくりな色をしている。
「わ~、おねえちゃんキレイなブローチしてるのね! いいなぁ」
そう、新しい妹? が、言った瞬間・・・
頭の中を、凄まじい情報が巡った。
これ、なんでも奪って行く異母妹と家族に虐げられるドアマット主人公の話じゃね?
ドアマットヒロイン……物語の主人公としての、奪われる人生の、最初の一手。
だから、わたしは・・・よし、とりあえず馬鹿なことを言い出したこのアホをぶん殴っておこう。
ドアマットヒロインはごめん被るので、これからビシバシ躾けてやるか。
ついでに、「政略に使うための駒として娘を必要とし、そのついでに母親を、娘の世話係としてただで扱き使える女として連れて来たものかと」
そう言って、ヒロインのクズ親父と異母妹の母親との間に亀裂を入れることにする。
フハハハハハハハ! これで、異母妹の母親とこの男が仲良くわたしを虐げることはないだろう。ドアマットフラグを一つ折ってやったわっ!
うん? ドアマットヒロインを拾って溺愛するヒーローはどうなったかって?
そんなの知らん。
設定はふわっと。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる