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やっぱり子供扱いされてる!!
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私が驚いているとフィーリアさんが苦笑しながら口を開く。
「まさか後輩だったなんてね、しかも私よりも優秀とか・・・・本当にびっくりよ」
そう言われて私は口を開く。
「フィーリアさんも探索者って言ってましたよね?」
私がそう言うとフィーリアさんが頷き口を開く。
「私は国に声を掛けられる程優秀では無かったから探索者として頑張って行こうと思って卒業してすぐに探索者になったのよ、そしてやっとBランクまで上がる事が出来たのよ」
毎年セレストーレから卒業生がでていくけど、全員が国の機関に入る事は出来ないから入れなかった人は別の仕事を探すしかない、その中で最もなりやすいのが探索者という職業だ。
その中でBランクまで上がるのは凄いと思う。
「じゃあリアちゃんもアグリに行って探索者になるの?」
マリーさんが真剣な顔でそう聞いてきたので私は少し考えて口を開く。
「私はアグリで魔術の研究をしたいんです、でもその前に少しお金を貯めなきゃいけないから少しの間探索者をやるかもしれないです」
もしかしたら別の事でお金の都合がつくかもしれないから何とも言えないんだけど。
などと話をしていたら馬車がとまった。
「すまねえが魔物が来た、探索者は対応をしてくれ」
御者さんがそ声をかけてきて、剣を持った男性とマリーさんとフィーリアさんが馬車を下りて行った。
探索者が乗合馬車に乗る時の料金は取られる事は無い、その理由は無料にする代わりに危険が迫った時に対応して貰う事になってるからだ、
だからマリーさん達は魔物と戦う為に外に出たのだ。
私はマリ―さん達の戦いを見る為に馬車の後ろから顔を出して周囲を見渡すと少し離れた場所で緑色の体をした魔物・・・・・・・・・ゴブリン5匹と戦っていたけどあっけなく戦いが終わった。
「お待たせ」
戦いを終えてマリーさんとフィーリアさんがニコニコしながら馬車に乗り込んで来てすぐに私に視線を向けて微笑む。
「ご苦労様です」
私がそう言うとマリーさんが苦笑しながら口を開く。
「別に疲れてないわ、相手がゴブリンだからね」
私はその言葉を聞き口を開く。
「マリーさんって剣士だったんですね」
さっきの戦いではマリーさんが剣で戦いフィーリアさんが魔術で援護している感じだった。
「そうよ私が前衛でフィーリアが後衛なのよこのスタイルで何とかBランクまで上がったのよ」
そんな話をしていたら馬車が動きだし私達はウルミアに向かい旅を再開する。
「ここがウルミア・・・・・」
王都を出て約1ヶ月予定通り私達はウルミアに着くことが出来た。
「リア、こっちだよ」
物珍しく周囲をキョロキョロ見ているとマリーさんが手を振り私の名を呼んで呼んできた。
この一ヶ月でマリーさんとフィーリアさんとは物凄く仲良くなった。
「マリーさん、どうしたの?」
「アグリ行きなんだけどあと10分で出る奴がある、どうする?」
「乗りましょう」
少しでも先に進んでおいた方がいいと判断してそう言うとマリーさんとフィーリアさん笑顔で頷きマリーさんが私の右手をフィーリアさんが私の左手を握り歩き出した。
「え?2人供なんで私の手を引くの?子供じゃないんだよ?」
「はいはい」
「うふふふふ」
やっぱり子供扱いされてる!!
こうして私達はウルミア滞在は僅か20分でアグリ行きの馬車に乗り旅を再開した。
「まさか後輩だったなんてね、しかも私よりも優秀とか・・・・本当にびっくりよ」
そう言われて私は口を開く。
「フィーリアさんも探索者って言ってましたよね?」
私がそう言うとフィーリアさんが頷き口を開く。
「私は国に声を掛けられる程優秀では無かったから探索者として頑張って行こうと思って卒業してすぐに探索者になったのよ、そしてやっとBランクまで上がる事が出来たのよ」
毎年セレストーレから卒業生がでていくけど、全員が国の機関に入る事は出来ないから入れなかった人は別の仕事を探すしかない、その中で最もなりやすいのが探索者という職業だ。
その中でBランクまで上がるのは凄いと思う。
「じゃあリアちゃんもアグリに行って探索者になるの?」
マリーさんが真剣な顔でそう聞いてきたので私は少し考えて口を開く。
「私はアグリで魔術の研究をしたいんです、でもその前に少しお金を貯めなきゃいけないから少しの間探索者をやるかもしれないです」
もしかしたら別の事でお金の都合がつくかもしれないから何とも言えないんだけど。
などと話をしていたら馬車がとまった。
「すまねえが魔物が来た、探索者は対応をしてくれ」
御者さんがそ声をかけてきて、剣を持った男性とマリーさんとフィーリアさんが馬車を下りて行った。
探索者が乗合馬車に乗る時の料金は取られる事は無い、その理由は無料にする代わりに危険が迫った時に対応して貰う事になってるからだ、
だからマリーさん達は魔物と戦う為に外に出たのだ。
私はマリ―さん達の戦いを見る為に馬車の後ろから顔を出して周囲を見渡すと少し離れた場所で緑色の体をした魔物・・・・・・・・・ゴブリン5匹と戦っていたけどあっけなく戦いが終わった。
「お待たせ」
戦いを終えてマリーさんとフィーリアさんがニコニコしながら馬車に乗り込んで来てすぐに私に視線を向けて微笑む。
「ご苦労様です」
私がそう言うとマリーさんが苦笑しながら口を開く。
「別に疲れてないわ、相手がゴブリンだからね」
私はその言葉を聞き口を開く。
「マリーさんって剣士だったんですね」
さっきの戦いではマリーさんが剣で戦いフィーリアさんが魔術で援護している感じだった。
「そうよ私が前衛でフィーリアが後衛なのよこのスタイルで何とかBランクまで上がったのよ」
そんな話をしていたら馬車が動きだし私達はウルミアに向かい旅を再開する。
「ここがウルミア・・・・・」
王都を出て約1ヶ月予定通り私達はウルミアに着くことが出来た。
「リア、こっちだよ」
物珍しく周囲をキョロキョロ見ているとマリーさんが手を振り私の名を呼んで呼んできた。
この一ヶ月でマリーさんとフィーリアさんとは物凄く仲良くなった。
「マリーさん、どうしたの?」
「アグリ行きなんだけどあと10分で出る奴がある、どうする?」
「乗りましょう」
少しでも先に進んでおいた方がいいと判断してそう言うとマリーさんとフィーリアさん笑顔で頷きマリーさんが私の右手をフィーリアさんが私の左手を握り歩き出した。
「え?2人供なんで私の手を引くの?子供じゃないんだよ?」
「はいはい」
「うふふふふ」
やっぱり子供扱いされてる!!
こうして私達はウルミア滞在は僅か20分でアグリ行きの馬車に乗り旅を再開した。
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