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マリーさんみたいな胸になってるはず!!
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本を読むのを止めて話しかけて来た女性・・・お姉ささん達に視線を向けると2人供ニコニコしながら私を見ていた。
「えっと?」
いきなり声を掛けられて戸惑っていたら青い髪をショートカットにした美人さんが口を開く。
「ずっと1人で本を読んでたから気になってたのよ」
そう言われて納得して口を開く。
「一人旅をするつもりでこの馬車に乗りました」
そう言うともう一人のサラサラの黒い髪を背中までのばした美人さんが微笑み口を開く。
「どこまで行くつもりなの?」
「ウルミアです、まあ正確にはアグリに行くつもりなんだけど」
私がそう言うと2人は驚いた顔になった後に見つめ合い、その後もう一度私に視線を向けて微笑み、青髪の美人さんが口を開く。
「私達もアグリに行くつもりなの、ねえ一緒に行動しない?」
お!目的地が同じ人と会うなんて思わなかった!!
「いいの?」
私がそう言うと2人が笑顔で頷く。
「なら自己紹介しないとね!!」
頷いた後に青髪の美人さんが笑顔でそう言った後立ち上がり口を開く。
「私はマリエル・ケルスラー・・・気軽にマリーって呼んでね」
マリーさんは青髪ショートカットで180はある長身にかなりボリュームのある胸・・・・・私も18歳になる頃にはマリーさんみたいな胸になってるはず!!
そう思っていたら今度は黒髪の美人さんが立ち上がり口を開く。
「私の名はフィーリア・ネバーズ、フィーリアでいいわ」
フィーリアさんもマリーさんと同じ位の身長で胸は・・・・マリーさんよりも控えめだ。
「私達は探索者をやってるわ」
探索者・・・・エクスプローラーとも呼ばれる職業で採取、討伐、護衛、ダンジョン調査、遺跡調査などを請け負い働く人たちで、探索者総合組合・・・・人々からギルドと言われ大陸中に支部を持つ組織に所属する事で探索者と名乗る事が出来る。
そして探索者にはランクがあり最下はFランクで上に上がって行けば行くほど実力者となり最上位のランクはSとなっている。
私がそれを聞いて驚いているとマリーさんが苦笑しながら口を開く。
「まあ私とフィーリアはBランクなんだけどね」
Bランクでも凄いと思うんだけどなぁ・・・と思いながら私は立ち上がり口を開く。
「私の名はフローリア・ランズ・・13歳です。リアと呼んでください、親しい人はそう呼びますので」
そう言うと2人はやっぱりと言う顔で私を見た後にフィーリアさんが口を開く。
「何でアグリに行こうと思ったの?13歳で行く所じゃないわよ?」
私は苦笑しながら口を開く。
「今日大学を卒業して王都を離れようと思った時に決めたんですよ」
「ん?卒業?大学を?」
まあ13歳の私が『大学を卒業した』と言っても誰も信じてはくれないだろと思い卒業の証であるペンダントを取り出して2人に見いせる。
「え?」
「嘘・・・・・・」
あ然とした顔でペンダントを見る2人・・・・だけではなく馬車に乗ってる人達全員があ然とした顔で私のペンダントを見ている・・・のを見て苦笑しながら口を開く。
「今日卒業式だったんだよ、だから早々にアグリに行こうと思ってこの馬車に乗ったんだ」
それを聞いたフィーリアさんが首元から何かを引っ張り出して・・・・・ん?
「へ?」
フィーリアさんが取り出したのは魔法銀で鷹を模ったものが鎖につながっているペンダント・・・卒業生の証であるペンダントだった。
「えっと?」
いきなり声を掛けられて戸惑っていたら青い髪をショートカットにした美人さんが口を開く。
「ずっと1人で本を読んでたから気になってたのよ」
そう言われて納得して口を開く。
「一人旅をするつもりでこの馬車に乗りました」
そう言うともう一人のサラサラの黒い髪を背中までのばした美人さんが微笑み口を開く。
「どこまで行くつもりなの?」
「ウルミアです、まあ正確にはアグリに行くつもりなんだけど」
私がそう言うと2人は驚いた顔になった後に見つめ合い、その後もう一度私に視線を向けて微笑み、青髪の美人さんが口を開く。
「私達もアグリに行くつもりなの、ねえ一緒に行動しない?」
お!目的地が同じ人と会うなんて思わなかった!!
「いいの?」
私がそう言うと2人が笑顔で頷く。
「なら自己紹介しないとね!!」
頷いた後に青髪の美人さんが笑顔でそう言った後立ち上がり口を開く。
「私はマリエル・ケルスラー・・・気軽にマリーって呼んでね」
マリーさんは青髪ショートカットで180はある長身にかなりボリュームのある胸・・・・・私も18歳になる頃にはマリーさんみたいな胸になってるはず!!
そう思っていたら今度は黒髪の美人さんが立ち上がり口を開く。
「私の名はフィーリア・ネバーズ、フィーリアでいいわ」
フィーリアさんもマリーさんと同じ位の身長で胸は・・・・マリーさんよりも控えめだ。
「私達は探索者をやってるわ」
探索者・・・・エクスプローラーとも呼ばれる職業で採取、討伐、護衛、ダンジョン調査、遺跡調査などを請け負い働く人たちで、探索者総合組合・・・・人々からギルドと言われ大陸中に支部を持つ組織に所属する事で探索者と名乗る事が出来る。
そして探索者にはランクがあり最下はFランクで上に上がって行けば行くほど実力者となり最上位のランクはSとなっている。
私がそれを聞いて驚いているとマリーさんが苦笑しながら口を開く。
「まあ私とフィーリアはBランクなんだけどね」
Bランクでも凄いと思うんだけどなぁ・・・と思いながら私は立ち上がり口を開く。
「私の名はフローリア・ランズ・・13歳です。リアと呼んでください、親しい人はそう呼びますので」
そう言うと2人はやっぱりと言う顔で私を見た後にフィーリアさんが口を開く。
「何でアグリに行こうと思ったの?13歳で行く所じゃないわよ?」
私は苦笑しながら口を開く。
「今日大学を卒業して王都を離れようと思った時に決めたんですよ」
「ん?卒業?大学を?」
まあ13歳の私が『大学を卒業した』と言っても誰も信じてはくれないだろと思い卒業の証であるペンダントを取り出して2人に見いせる。
「え?」
「嘘・・・・・・」
あ然とした顔でペンダントを見る2人・・・・だけではなく馬車に乗ってる人達全員があ然とした顔で私のペンダントを見ている・・・のを見て苦笑しながら口を開く。
「今日卒業式だったんだよ、だから早々にアグリに行こうと思ってこの馬車に乗ったんだ」
それを聞いたフィーリアさんが首元から何かを引っ張り出して・・・・・ん?
「へ?」
フィーリアさんが取り出したのは魔法銀で鷹を模ったものが鎖につながっているペンダント・・・卒業生の証であるペンダントだった。
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