秘密の夜 ＳＳ【Ｒ】

教室「部室で３Pとか、教室で目隠しHするとか。」

「ねぇ、やだよ…ねぇ…いるんだよね…お願い…意地悪しないで…声、聞かせて…ねぇ…」
　心細げな声が静かな教室に響いている。
　教室のど真ん中の机を四つ合わせた上に、裸で手足を縛られ、目隠しまでされている少年が一人。丸くなって、小さくなるようにして身体を隠しつつ、あたりを探るように頭だけ動かしている。
　視界が奪われているため、聴覚や、嗅覚、触覚などさまざまな感覚を研ぎ澄ますようにして、たった一人の存在を探している。
「ねぇ…一人にしないで……っ」
　コツコツという廊下を歩く靴音に、過剰に反応を示し、声を押し殺して、さらに身体を硬直させ、音が遠ざかると、あからさまに身体を弛緩させた。
　その姿をじっと窓のサッシに寄りかかって見ていた少年がくすりと笑った。
「せ、せんぱい？」
　反応を敏感に感じて、目隠しされた状態の少年が声を出す。
「先輩、いるんだよね、ほんとに…」
　先輩と呼ばれた少年は、音を立てずに近づくと、白い透明な背中の肌にそっと触れた。
「んっ…ぁ…」
　びくんと揺れるが、構わずすうっとそれを上から下に滑らせた。
「ヒィ…ぁぁぁ……やぁ…」
　たったそれだけ、それだけの刺激で、少年は小さく揺れる性器から白い欲望を放った。
「可愛いな。お前は。俺が見えないと不安になって。触るだけで安心してイッちゃうのか？」
　頬に手を当てると、少年は縋り付くようにその手に頬を押し付ける。
「ふぁ…ぅん…」
「縛られただけで、勃ってたもんな…お前は、ずいぶん淫乱になったな」
「せ、せん、ぱぁ…い…」
「まだ、足りないよな…」
　ふふっと笑みをこぼし、彼は少年のひくつく穴に自分のものをあてがって一気に突いた。
「ああぁぁぁ……っ…」
　熟したそこに一番欲しかったものを、手に入れて、少年は歓喜の声をあげて啼いた。
　身体に感じる一番大好きな人の熱。さきほどまでの不安や心細さ、苦しさが一気に悦びに変わっていった。
　
※　２つあったので、目隠しHにしてみました