16 / 89
水洗い。
しおりを挟む
アルケー湖を出て三日がたった。
港行きの乗合馬車が出ている街まで、徒歩七日。
ズミナナ組の「剣、奪っちゃおう作戦」はずっと迷走中だ。
タチの腰、水の剣と交差する形で身に付けられた「神殺し」になかなか手を出せずにいる。
タチが起きている時に奪うのは難しいけど、寝ている時なら――と行動を起こしたこともあったが、そこは戦士。
気配にとっても敏感で、すぐに目覚め「どうした?寂しいのか?」と抱きしめられて、そのまま添い寝。
ズーミちゃんがこっそり遠くから手を伸ばす作戦でもダメだった。
「ナナお主の出番じゃ!」
二日目の夜、つまり昨日。ズーミちゃんの予定どおり、囮作戦が発令された。
もちろん囮(エサ)は私である。
「タ――タチ。……鳴き声が怖いから傍で寝てもいい?」
オイン港へと伸びる街道端での野営。
開けた道が続いているけど、街道を逸れれば木々の生い茂る森。
日の光が落ちれば、どこからともなく野生動物の鳴き声がする。
女性の悲鳴にしか聞こえないような高い声とか、くぐもり重なる濁音交じりの合唱とか。
長い旅で聞きなれると意識もしなくなるけれど、大きな町で静かな夜をすごした後だったりすると、やはり不気味な感じはする。
そもそも夜は視界も悪く、危険も多い時間帯だし。
まぁ……そこらの野生動物なんかより、はるかに危ない生き物に、すり寄っている所なんだけれども。
これがエサの役目だ。
「いいのか!?」
私の申し出に驚くタチ。頬に赤みがさしているのが、光の乏しい視界の中でもわかる。
今夜、きっと私は無事では帰れないだろう……しかし、神殺しの剣で斬り殺されるよりはマシなはずだ。
一時の恥を忍べば、後は相棒がどうにかしてくれると信じ……
決死の覚悟で、開かれた腕枕に身投げした――
――次の瞬間朝だった。
「ふぁえ!?」
「良く寝れたか?とても可愛い寝顔だったぞ」
いつの間に!?
タチとのすったもんだをしている間に、こっそりズーミちゃんが剣を奪う――という作戦なのに、気づいたら爽やかに小鳥がさえずっている。
ひと悶着どころか、一言さえ口にした記憶がない。
この機会に、今まで思っていた文句も口にしてやろうと準備してたのに!
「寝かせ上手だろう?今夜も一緒に寝ような」
頭を優しく撫でられる。もはや事後のような振る舞いで、微笑むタチ。
――事後じゃないよね?
自分の体を軽く確かめてみるが、衣服の乱れもなく変わった様子は特に無い。
「おふぁようじゃ~……」
私はタチの右腕枕で心地よく目覚めた。
空き部屋だったはずの左の腕枕では、同じく気持ちよさそうにスライムが朝を迎えている。
「なんで!?」
自分の事は棚に置いて、仰天する私。
壮大な計画は闇夜に消え、心地の良い朝風が一日の始まりを教えてくれた。
「いったい何があったらこうなるの??あんなに意気込んで立ち向かったのに……!!」
簡易テントをたたみ、移動の準備を進めながら、ズーミちゃんとこっそりお話しする。
「す…すまぬ…。お主が身を投げた後「お前もどうだ?」と言われ……、一度誘いに乗り油断させて……と思ったのじゃが――」
「思ったけど?」
「寝とった」
ぐぬぬぬ……。不甲斐ない。
前日。ちょっとわくわくしながら、こっそり二人で作戦を決めてたのに……!
気づけば仲良く、朝日を拝むことになろうとは。
とっても心地よくスヤスヤしてしまった……なぜか体の調子も凄く良いし。
あの女、手慣れている。
いったい今まで何人に心地よい朝を……!
「両腕がふさがっていなければ、可愛がってやれたのだがな…!」
そんな私たちの背中の向こうで、タチは悔しそうに寝袋を畳んでいた。
こんな二日間だ。
「どうしよう……」
オイン港まではまだあるが…。
時間はあれど、策が浮かばない。
あの変態をどう攻略したものか……。
「小さいが、綺麗な川じゃないか」
三日目の昼、街道を少し離れた森の中に足を運ぶ。
体を洗いたい二人と、水分補給が必要なズーミちゃんの意向である。
旅の最中、体が汚れることは仕方がないにしても、できるだけ清潔でいることが、病気や怪我の事前対策だ。
なにより、サッパリとして気分良くなりたいし。
「奥に水だまりがある。あそこなら体を洗いやすいじゃろう」
川の中へと一番乗りしたズーミちゃんが、ひっそりと目で訴えかけてくる。
――チャンスが来たと。
「よしナナ!洗いっこするぞ!」
周囲の確認も警戒もせず、鼻息荒くタチがズボンのベルトを外した。
そんな急がないでも……。
街道沿いの川なんて、きっと旅人たちの大人気スポットだよ?
どうするの先客とかいたら?……いや、気にもしないだろうけどさ。
「うぅ……っ」
アンズゥの花の香りがするお気に入りの石鹸を鞄から取り出し、心を落ち着かせる。
背に腹は――と言うものの、タチの前で肌をさらすのには少し抵抗が……普段からおへそは出してるけどさ。
「まかせろ!隅々まで、きもちよ――綺麗にしてやるからな!」
エサとしての覚悟は持っていたつもりだけど、さすがに裸ともなると、迷いが生じる……。
躊躇《ためら》いの視線を同盟者に向けたが、水分補給をした水色でキラキラの仲間は「まかせたぞ」と頷くだけだった。
(体を洗いたいのは事実だし――頑張れ私…!)
普段から薄着なのは、肌で風を感じるのが大好きなのと、ヘソを隠すと体調が悪くなるから。
いつも露出の多めの服装だけれど、裸は別物。
川横の大きな岩に身を隠し、スカートとインナーを脱ぐ。
電大ナマズの皮製の上下インナーは、なめらかで肌触りがよく、温かさにも寒さにも強い。
私が身に着けている服の中で一番高価な物だ。
「ナナーまだかー!」
岩向こうからタチの声が聞こえる。
エサ代表として余りグズグズしているわけにはいかない。
彼女を水場に引き留めるのが私の役目……!
冒険者のお供、キヌ布のタオルと石鹸を手にして川に入る。
(もっと大きな布地のにすれば良かったな…。)
体の半分ほどしか覆えないタオルで体を隠し、転ばない様に気を付けて足先をつける。
ひんやりとした水の流れが心地よい。
早く全身の汗や汚れを落としたい所だけど、今の第一目的をはたしてからだ……。
「早く来い!ナナ!」
腰までギリギリ届かないぐらいの水位。
全裸で両腕を広げたお迎えがまっている。
水の高さがまた絶妙で、下腹部の淫紋全開。紙一重で全部が見えているタチさんの笑顔の眩しいことよ。
……嬉しくない。
「自分で洗うからね!」
タチの脱ぎ散らかした服と装備から注意をそらすため、私も水溜まりの方にチャプチャプと入っていく。
流れは緩やかだとは言え、川の底には大小様々な石ころがゴロゴロ。
いつもみたいにタチと言い争いするにしても、気を付けないと怪我をしちゃう。
つまり……全裸で、かつ、逃げられない環境ということだ。……全裸で。
後は頼んだよズーミちゃん。
私の犠牲を無駄にしないでね…!!
「これから一緒の長旅だぞ。仲良くしよう!ナナ!!」
「まって!――待ってってば!心の準備が――!!」
裸でも、いつもと変わらず平気で抱き着いてくる。
そうだろうけど、そうだと思ったけど、直接肌のあたる面積が多いとやっぱり動揺してしまう。
引き締まった体と大きな胸が、ギュムギュムと音を立て押し付けられた。
恥じらいとかッ!乙女心とかッ!!――持ち合わせてないのは知っていますけど!!
こんな良い体してるから、自信満々で大胆な行動ができるのかもしれない。
「こんな布いらん!私の手の方が丁寧に優し、く隅々まで撫でまわせるぞ!」
「体を洗いにきたの!!撫でまわすってなにさ!」
暴れられない環境でも、ばちゃばちゃと水飛沫があがる昼下がり。
肌を打つ水の流れは、冷たくて気持ちよかった――
「うぐはぁ!!」
抵抗をあきらめた私の体を、石鹸でヌルヌルの手で撫でまわしていたタチが突然叫ぶ。
助かった……じゃない、何事だろう?
タチがわき腹を押さえている。
痛みでうずくまっている所など初めて見た。
その傍にちっこくて二頭身の生き物がいる。
「……ユニコーン?」
白く幼い子供姿。薄桃色のふんわりとした髪に、なにより額にはとんがった角。
たぶんそうだ、知識としては知っていたが実物は初めて見る。
清純と潔癖の象徴。
とても可愛らしい見た目に、柔らかな雰囲気。
見ているだけで、こちらまでも清らかな存在になったような錯覚におちいる尊い存在。
――できれば裸で体を撫でまわされてる時じゃなく、服を着ているときに会いたかったけど。
港行きの乗合馬車が出ている街まで、徒歩七日。
ズミナナ組の「剣、奪っちゃおう作戦」はずっと迷走中だ。
タチの腰、水の剣と交差する形で身に付けられた「神殺し」になかなか手を出せずにいる。
タチが起きている時に奪うのは難しいけど、寝ている時なら――と行動を起こしたこともあったが、そこは戦士。
気配にとっても敏感で、すぐに目覚め「どうした?寂しいのか?」と抱きしめられて、そのまま添い寝。
ズーミちゃんがこっそり遠くから手を伸ばす作戦でもダメだった。
「ナナお主の出番じゃ!」
二日目の夜、つまり昨日。ズーミちゃんの予定どおり、囮作戦が発令された。
もちろん囮(エサ)は私である。
「タ――タチ。……鳴き声が怖いから傍で寝てもいい?」
オイン港へと伸びる街道端での野営。
開けた道が続いているけど、街道を逸れれば木々の生い茂る森。
日の光が落ちれば、どこからともなく野生動物の鳴き声がする。
女性の悲鳴にしか聞こえないような高い声とか、くぐもり重なる濁音交じりの合唱とか。
長い旅で聞きなれると意識もしなくなるけれど、大きな町で静かな夜をすごした後だったりすると、やはり不気味な感じはする。
そもそも夜は視界も悪く、危険も多い時間帯だし。
まぁ……そこらの野生動物なんかより、はるかに危ない生き物に、すり寄っている所なんだけれども。
これがエサの役目だ。
「いいのか!?」
私の申し出に驚くタチ。頬に赤みがさしているのが、光の乏しい視界の中でもわかる。
今夜、きっと私は無事では帰れないだろう……しかし、神殺しの剣で斬り殺されるよりはマシなはずだ。
一時の恥を忍べば、後は相棒がどうにかしてくれると信じ……
決死の覚悟で、開かれた腕枕に身投げした――
――次の瞬間朝だった。
「ふぁえ!?」
「良く寝れたか?とても可愛い寝顔だったぞ」
いつの間に!?
タチとのすったもんだをしている間に、こっそりズーミちゃんが剣を奪う――という作戦なのに、気づいたら爽やかに小鳥がさえずっている。
ひと悶着どころか、一言さえ口にした記憶がない。
この機会に、今まで思っていた文句も口にしてやろうと準備してたのに!
「寝かせ上手だろう?今夜も一緒に寝ような」
頭を優しく撫でられる。もはや事後のような振る舞いで、微笑むタチ。
――事後じゃないよね?
自分の体を軽く確かめてみるが、衣服の乱れもなく変わった様子は特に無い。
「おふぁようじゃ~……」
私はタチの右腕枕で心地よく目覚めた。
空き部屋だったはずの左の腕枕では、同じく気持ちよさそうにスライムが朝を迎えている。
「なんで!?」
自分の事は棚に置いて、仰天する私。
壮大な計画は闇夜に消え、心地の良い朝風が一日の始まりを教えてくれた。
「いったい何があったらこうなるの??あんなに意気込んで立ち向かったのに……!!」
簡易テントをたたみ、移動の準備を進めながら、ズーミちゃんとこっそりお話しする。
「す…すまぬ…。お主が身を投げた後「お前もどうだ?」と言われ……、一度誘いに乗り油断させて……と思ったのじゃが――」
「思ったけど?」
「寝とった」
ぐぬぬぬ……。不甲斐ない。
前日。ちょっとわくわくしながら、こっそり二人で作戦を決めてたのに……!
気づけば仲良く、朝日を拝むことになろうとは。
とっても心地よくスヤスヤしてしまった……なぜか体の調子も凄く良いし。
あの女、手慣れている。
いったい今まで何人に心地よい朝を……!
「両腕がふさがっていなければ、可愛がってやれたのだがな…!」
そんな私たちの背中の向こうで、タチは悔しそうに寝袋を畳んでいた。
こんな二日間だ。
「どうしよう……」
オイン港まではまだあるが…。
時間はあれど、策が浮かばない。
あの変態をどう攻略したものか……。
「小さいが、綺麗な川じゃないか」
三日目の昼、街道を少し離れた森の中に足を運ぶ。
体を洗いたい二人と、水分補給が必要なズーミちゃんの意向である。
旅の最中、体が汚れることは仕方がないにしても、できるだけ清潔でいることが、病気や怪我の事前対策だ。
なにより、サッパリとして気分良くなりたいし。
「奥に水だまりがある。あそこなら体を洗いやすいじゃろう」
川の中へと一番乗りしたズーミちゃんが、ひっそりと目で訴えかけてくる。
――チャンスが来たと。
「よしナナ!洗いっこするぞ!」
周囲の確認も警戒もせず、鼻息荒くタチがズボンのベルトを外した。
そんな急がないでも……。
街道沿いの川なんて、きっと旅人たちの大人気スポットだよ?
どうするの先客とかいたら?……いや、気にもしないだろうけどさ。
「うぅ……っ」
アンズゥの花の香りがするお気に入りの石鹸を鞄から取り出し、心を落ち着かせる。
背に腹は――と言うものの、タチの前で肌をさらすのには少し抵抗が……普段からおへそは出してるけどさ。
「まかせろ!隅々まで、きもちよ――綺麗にしてやるからな!」
エサとしての覚悟は持っていたつもりだけど、さすがに裸ともなると、迷いが生じる……。
躊躇《ためら》いの視線を同盟者に向けたが、水分補給をした水色でキラキラの仲間は「まかせたぞ」と頷くだけだった。
(体を洗いたいのは事実だし――頑張れ私…!)
普段から薄着なのは、肌で風を感じるのが大好きなのと、ヘソを隠すと体調が悪くなるから。
いつも露出の多めの服装だけれど、裸は別物。
川横の大きな岩に身を隠し、スカートとインナーを脱ぐ。
電大ナマズの皮製の上下インナーは、なめらかで肌触りがよく、温かさにも寒さにも強い。
私が身に着けている服の中で一番高価な物だ。
「ナナーまだかー!」
岩向こうからタチの声が聞こえる。
エサ代表として余りグズグズしているわけにはいかない。
彼女を水場に引き留めるのが私の役目……!
冒険者のお供、キヌ布のタオルと石鹸を手にして川に入る。
(もっと大きな布地のにすれば良かったな…。)
体の半分ほどしか覆えないタオルで体を隠し、転ばない様に気を付けて足先をつける。
ひんやりとした水の流れが心地よい。
早く全身の汗や汚れを落としたい所だけど、今の第一目的をはたしてからだ……。
「早く来い!ナナ!」
腰までギリギリ届かないぐらいの水位。
全裸で両腕を広げたお迎えがまっている。
水の高さがまた絶妙で、下腹部の淫紋全開。紙一重で全部が見えているタチさんの笑顔の眩しいことよ。
……嬉しくない。
「自分で洗うからね!」
タチの脱ぎ散らかした服と装備から注意をそらすため、私も水溜まりの方にチャプチャプと入っていく。
流れは緩やかだとは言え、川の底には大小様々な石ころがゴロゴロ。
いつもみたいにタチと言い争いするにしても、気を付けないと怪我をしちゃう。
つまり……全裸で、かつ、逃げられない環境ということだ。……全裸で。
後は頼んだよズーミちゃん。
私の犠牲を無駄にしないでね…!!
「これから一緒の長旅だぞ。仲良くしよう!ナナ!!」
「まって!――待ってってば!心の準備が――!!」
裸でも、いつもと変わらず平気で抱き着いてくる。
そうだろうけど、そうだと思ったけど、直接肌のあたる面積が多いとやっぱり動揺してしまう。
引き締まった体と大きな胸が、ギュムギュムと音を立て押し付けられた。
恥じらいとかッ!乙女心とかッ!!――持ち合わせてないのは知っていますけど!!
こんな良い体してるから、自信満々で大胆な行動ができるのかもしれない。
「こんな布いらん!私の手の方が丁寧に優し、く隅々まで撫でまわせるぞ!」
「体を洗いにきたの!!撫でまわすってなにさ!」
暴れられない環境でも、ばちゃばちゃと水飛沫があがる昼下がり。
肌を打つ水の流れは、冷たくて気持ちよかった――
「うぐはぁ!!」
抵抗をあきらめた私の体を、石鹸でヌルヌルの手で撫でまわしていたタチが突然叫ぶ。
助かった……じゃない、何事だろう?
タチがわき腹を押さえている。
痛みでうずくまっている所など初めて見た。
その傍にちっこくて二頭身の生き物がいる。
「……ユニコーン?」
白く幼い子供姿。薄桃色のふんわりとした髪に、なにより額にはとんがった角。
たぶんそうだ、知識としては知っていたが実物は初めて見る。
清純と潔癖の象徴。
とても可愛らしい見た目に、柔らかな雰囲気。
見ているだけで、こちらまでも清らかな存在になったような錯覚におちいる尊い存在。
――できれば裸で体を撫でまわされてる時じゃなく、服を着ているときに会いたかったけど。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
戦力より戦略。
haruhi8128
ファンタジー
【毎日更新!】
引きこもりニートが異世界に飛ばされてしまった!?
とりあえず周りを見学していると自分に不都合なことばかり判明!
知識をもってどうにかしなきゃ!!
ゲームの世界にとばされてしまった主人公は、周りを見学しているうちにある子と出会う。なしくずし的にパーティーを組むのだが、その正体は…!?
感想頂けると嬉しいです!
横書きのほうが見やすいかもです!(結構数字使ってるので…)
「ツギクル」のバナーになります。良ければ是非。
<a href="https://www.tugikuru.jp/colink/link?cid=40118" target="_blank"><img src="https://www.tugikuru.jp/colink?cid=40118&size=l" alt="ツギクルバナー"></a>
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる