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シフォンの初恋(3)
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昼食を終えた『サンライト』のメンバーを受付に集めて、シフォンは発行したばかりの依頼票をパーティリーダーであるガレットに手渡した。
「シトロンに勿体振られたけど、一体どんな指名依頼が……はぁっ!?」
「どうしましたか、ガレット……えっ」
「二人共固まって、そんな驚くような依頼を――護衛依頼だと?」
ガレットの後ろから覗き込んだミソラとグレアムも驚きに目を見開いた。
護衛は臨機応変の対応が求められる高難度依頼だ。通常は中級以上が引き受けるもので、間違っても初心等級のパーティに任せられるものではなかった。
「いやいやいや、俺は騙されないからな。ほら、目的はパティエ村って書いてある。……ちょっと待て、パティエ村だと?」
どうやら先に伝えたシトロンからは指名依頼があったという程度の話しか聞いていなかったようだ。
「お二人の故郷でしたね。それで私達のパーティに依頼を?」
「冒険者ギルドが温情で指名依頼を出しはしないだろう。護衛依頼を任せられると判断された事実は、素直に受け取って良いのではないか」
「なあなあ、エルネストって誰だ……?」
「ガレット……パーティリーダーとしてギルドマスターの名前ぐらいは覚えてください」
ガレットが依頼票の護衛対象欄を指差した。その指は小刻みに震えていた。
ミソラとグレアムはガレットが質問をした理由を遅れて理解する。
三人の仲間が絶叫する中で、シトロンはニヤニヤと笑っていた。
これだけ騒いでいれば注目も集まる。サンライトの面々はその場に居た冒険者に囲まれて、昇級の前祝いだと気の早いお祭り騒ぎに巻き込まれていた。シフォンは他の職員と一緒にその様子を微笑ましく見守った。
今回の護衛依頼を滞りなく終えれば昇級は間違いないだろう。
最近は生意気な態度もすっかり落ち着いて、先輩冒険者に可愛がられていたので、皆が心から壁を乗り越えたことを喜び合っていた。普段は粗暴で我の強い冒険者もお祝いと命の危機には一致団結するのだ。
「エクレお姉ちゃん……でも、この依頼って隠さなくて大丈夫なのかな?」
仕事中にも関わらず普段の呼び方をしてしまったが、エクレールは友人を心配する想いを汲んでくれたのか叱責は受けなかった。
それから周囲の騒がしさに紛れるように小さな声で答えてくれた。
「これまでも表敬訪問の形で何度かパティエ村にギルドマスターが足を運んでいるから、極秘依頼という形を取る必要はないのよ。タイミングを勘繰るのは裏を知る人達だけだわ」
「言われてみれば……お姉ちゃんはやっぱりすごいね」
隠さないことにも目的がある、という発想をシフォンは思い浮かばなかった。まだまだ物事を素直に受け止め過ぎているなと反省する。
エクレールが目を細めて頭を撫でてくれる。
落ち込んだりするとすぐに察してくれる。そういうところもやっぱり敵わないと思ってしまうのだ。
正面ホールのどんちゃん騒ぎは昼間から酒も飲み始めて収拾がつかなくなりそうだったが、エクレールの静かなのに妙によく響く(そしてすごく怖い)一喝で解散させられた。
本気で怒っているわけではないのは気付いているので、冒険者はエクレールにぺこぺこと頭を下げて飲みたい人は酒場に向かい、本来の仕事を思い出した冒険者はクエストボードを確認したりパーティでの相談を再開した。
シフォンは受付業務をエクレールに交代したところで、エルネストに書類整理を頼まれた。隣に立つ姉が右手で左腕をぎゅっと掴むのが見えた。
資料室に向かう前に、確認したが姉の表情は硬いままだった。
感情を剥き出しに当たり散らしたりはしないが、それは決して抱いた感情が軽いからではない。エクレールとエルネストの間には永遠に埋まることのない溝がある。
「……クラウスさん」
ギルドマスターこそが彼に死を命じた張本人だったから。
立ち止まったのは三年前の依頼記録を並べた棚の前だった。
表紙をなぞるように指を滑らせていけば、やがて他に比べて倍以上の厚みがある報告書に辿り着いた。
まだシフォンがロマエルカに訪れる前――三年前に起きた悲劇。
魔族によって手引された魔物の大群がロマエルカに押し寄せてきて、冒険者も街の騎士団も魔法学院の生徒も戦う術のない住民も関係なく誰もが生き残るために必死で戦った。
そして、エルネストの発行した指名依頼によってクラウスはロマエルカの英雄となって死んだ。
エクレールは死にゆく想い人を見送るしかなかった。
はっきりと口にしたことはなかったけれど、エクレールは引退した先代ギルドマスターと一緒に村にやってきたクラウスに最初から惹かれていたのだと思う。大人の一歩手前の外からやってきた少年は不思議な魅力を持っていた。シフォンも姉と同じように彼に惹かれたが恋には落ちなかった。歳が離れ過ぎていて大人に近い存在だったので憧れや尊敬が強かった。
シフォンはずきずきと痛む胸元を押さえた。
恋が実らない悲しみは、一体どれだけの苦しみを生むのだろう。
知りたくもない現実は確実に近付いてきており、もう目の前まで迫っていた。
***
『あー、そうだよね、エクレお姉さんを応援するよね』
白兎亭で聞いたシトロンの言葉を思い出す。
違う。
そうじゃない。
そうじゃないの。
お姉ちゃんよりも、シトロンちゃんよりも、他の誰よりも私が一番最初にアルベルトさんのことを好きになったの……!
でも私にとって一番大切なのはお姉ちゃん。
だから、お姉ちゃんとアルベルトさんが結ばれてくれたらそれが一番だと思う。思ってたのに……。
『シフォン、アルベルトさんの受付を引き受けていい?』
最初はお姉ちゃんが過去から少しでも抜け出せるのならと思った。
でもやっぱり、お姉ちゃんはすぐにアルベルトさんに惹かれていった。
親しくない人からは似ていないとよく言われるけど、そんなことはない。私とお姉ちゃんはよく似ている。同じでいたら、すごいお姉ちゃんに全部負けちゃうから、私は自分を変えたのだ。
『あたし、センパイのこと本気になっちゃったかも』
なんとなく気付いていたのに、シトロンちゃんの手助けまでしてしまった。
私は一体何をやっているのかな。
お姉ちゃんにもシトロンちゃんにも幸せになってもらいたい。
それは絶対に嘘なんかじゃない。
でも、そうしたら、私の想いはどうすればいいの……?
***
シフォンとアルベルトの出逢いはロマエルカの誰よりも早かった。
二年前、シフォンはロマエルカの冒険者ギルドに見習いとして推薦を受けることができた。エクレールが推薦を受けた時に比べればまだ足りない部分も多かったが、既にロマエルカにはその本人が居てサポートを受けられるので、それが決め手となって旅立ちを認められた。
両親は心配の余りロマエルカ行の馬車乗り場まで送ってくれた。その乗合馬車に乗ればあとは一本道で迷いようがない。到着予定日は姉に伝えているのでロマエルカに到着すれば出迎えてくれるだろう。
初めての旅がすべて介護されている状態で不満もあったが、それ以上に家族の愛情が嬉しかった。
今思えば、両親は心配なのもあるが、家に居た娘が全員旅立ってしまい寂しかったのかもしれない。
手を振る母と無言で立ち尽くす父――両親の顔を焼き付けるように、姿が見えなくなるまでずっと見詰め続けた。
「いってきます」
乗合馬車の客車には自分を含めて6人の乗客が乗り込んでいた。
二人組の男性冒険者に商売人らしき男女、シフォンとあと一人。
――そこに彼は居た。
フードを深く被った男性は膝を抱えて俯いたまま全員から距離を置いて座っていた。ロマエルカで彼のトレードマークとなっている全身を覆うローブはこの時からずっと纏っていた。近寄りがたい雰囲気を纏っており、シフォンは怖くて一番離れた座席に腰掛けた。
この日、初めて誰かを好きになるなんてことは、この時のシフォンは知る由もなかった。
「シトロンに勿体振られたけど、一体どんな指名依頼が……はぁっ!?」
「どうしましたか、ガレット……えっ」
「二人共固まって、そんな驚くような依頼を――護衛依頼だと?」
ガレットの後ろから覗き込んだミソラとグレアムも驚きに目を見開いた。
護衛は臨機応変の対応が求められる高難度依頼だ。通常は中級以上が引き受けるもので、間違っても初心等級のパーティに任せられるものではなかった。
「いやいやいや、俺は騙されないからな。ほら、目的はパティエ村って書いてある。……ちょっと待て、パティエ村だと?」
どうやら先に伝えたシトロンからは指名依頼があったという程度の話しか聞いていなかったようだ。
「お二人の故郷でしたね。それで私達のパーティに依頼を?」
「冒険者ギルドが温情で指名依頼を出しはしないだろう。護衛依頼を任せられると判断された事実は、素直に受け取って良いのではないか」
「なあなあ、エルネストって誰だ……?」
「ガレット……パーティリーダーとしてギルドマスターの名前ぐらいは覚えてください」
ガレットが依頼票の護衛対象欄を指差した。その指は小刻みに震えていた。
ミソラとグレアムはガレットが質問をした理由を遅れて理解する。
三人の仲間が絶叫する中で、シトロンはニヤニヤと笑っていた。
これだけ騒いでいれば注目も集まる。サンライトの面々はその場に居た冒険者に囲まれて、昇級の前祝いだと気の早いお祭り騒ぎに巻き込まれていた。シフォンは他の職員と一緒にその様子を微笑ましく見守った。
今回の護衛依頼を滞りなく終えれば昇級は間違いないだろう。
最近は生意気な態度もすっかり落ち着いて、先輩冒険者に可愛がられていたので、皆が心から壁を乗り越えたことを喜び合っていた。普段は粗暴で我の強い冒険者もお祝いと命の危機には一致団結するのだ。
「エクレお姉ちゃん……でも、この依頼って隠さなくて大丈夫なのかな?」
仕事中にも関わらず普段の呼び方をしてしまったが、エクレールは友人を心配する想いを汲んでくれたのか叱責は受けなかった。
それから周囲の騒がしさに紛れるように小さな声で答えてくれた。
「これまでも表敬訪問の形で何度かパティエ村にギルドマスターが足を運んでいるから、極秘依頼という形を取る必要はないのよ。タイミングを勘繰るのは裏を知る人達だけだわ」
「言われてみれば……お姉ちゃんはやっぱりすごいね」
隠さないことにも目的がある、という発想をシフォンは思い浮かばなかった。まだまだ物事を素直に受け止め過ぎているなと反省する。
エクレールが目を細めて頭を撫でてくれる。
落ち込んだりするとすぐに察してくれる。そういうところもやっぱり敵わないと思ってしまうのだ。
正面ホールのどんちゃん騒ぎは昼間から酒も飲み始めて収拾がつかなくなりそうだったが、エクレールの静かなのに妙によく響く(そしてすごく怖い)一喝で解散させられた。
本気で怒っているわけではないのは気付いているので、冒険者はエクレールにぺこぺこと頭を下げて飲みたい人は酒場に向かい、本来の仕事を思い出した冒険者はクエストボードを確認したりパーティでの相談を再開した。
シフォンは受付業務をエクレールに交代したところで、エルネストに書類整理を頼まれた。隣に立つ姉が右手で左腕をぎゅっと掴むのが見えた。
資料室に向かう前に、確認したが姉の表情は硬いままだった。
感情を剥き出しに当たり散らしたりはしないが、それは決して抱いた感情が軽いからではない。エクレールとエルネストの間には永遠に埋まることのない溝がある。
「……クラウスさん」
ギルドマスターこそが彼に死を命じた張本人だったから。
立ち止まったのは三年前の依頼記録を並べた棚の前だった。
表紙をなぞるように指を滑らせていけば、やがて他に比べて倍以上の厚みがある報告書に辿り着いた。
まだシフォンがロマエルカに訪れる前――三年前に起きた悲劇。
魔族によって手引された魔物の大群がロマエルカに押し寄せてきて、冒険者も街の騎士団も魔法学院の生徒も戦う術のない住民も関係なく誰もが生き残るために必死で戦った。
そして、エルネストの発行した指名依頼によってクラウスはロマエルカの英雄となって死んだ。
エクレールは死にゆく想い人を見送るしかなかった。
はっきりと口にしたことはなかったけれど、エクレールは引退した先代ギルドマスターと一緒に村にやってきたクラウスに最初から惹かれていたのだと思う。大人の一歩手前の外からやってきた少年は不思議な魅力を持っていた。シフォンも姉と同じように彼に惹かれたが恋には落ちなかった。歳が離れ過ぎていて大人に近い存在だったので憧れや尊敬が強かった。
シフォンはずきずきと痛む胸元を押さえた。
恋が実らない悲しみは、一体どれだけの苦しみを生むのだろう。
知りたくもない現実は確実に近付いてきており、もう目の前まで迫っていた。
***
『あー、そうだよね、エクレお姉さんを応援するよね』
白兎亭で聞いたシトロンの言葉を思い出す。
違う。
そうじゃない。
そうじゃないの。
お姉ちゃんよりも、シトロンちゃんよりも、他の誰よりも私が一番最初にアルベルトさんのことを好きになったの……!
でも私にとって一番大切なのはお姉ちゃん。
だから、お姉ちゃんとアルベルトさんが結ばれてくれたらそれが一番だと思う。思ってたのに……。
『シフォン、アルベルトさんの受付を引き受けていい?』
最初はお姉ちゃんが過去から少しでも抜け出せるのならと思った。
でもやっぱり、お姉ちゃんはすぐにアルベルトさんに惹かれていった。
親しくない人からは似ていないとよく言われるけど、そんなことはない。私とお姉ちゃんはよく似ている。同じでいたら、すごいお姉ちゃんに全部負けちゃうから、私は自分を変えたのだ。
『あたし、センパイのこと本気になっちゃったかも』
なんとなく気付いていたのに、シトロンちゃんの手助けまでしてしまった。
私は一体何をやっているのかな。
お姉ちゃんにもシトロンちゃんにも幸せになってもらいたい。
それは絶対に嘘なんかじゃない。
でも、そうしたら、私の想いはどうすればいいの……?
***
シフォンとアルベルトの出逢いはロマエルカの誰よりも早かった。
二年前、シフォンはロマエルカの冒険者ギルドに見習いとして推薦を受けることができた。エクレールが推薦を受けた時に比べればまだ足りない部分も多かったが、既にロマエルカにはその本人が居てサポートを受けられるので、それが決め手となって旅立ちを認められた。
両親は心配の余りロマエルカ行の馬車乗り場まで送ってくれた。その乗合馬車に乗ればあとは一本道で迷いようがない。到着予定日は姉に伝えているのでロマエルカに到着すれば出迎えてくれるだろう。
初めての旅がすべて介護されている状態で不満もあったが、それ以上に家族の愛情が嬉しかった。
今思えば、両親は心配なのもあるが、家に居た娘が全員旅立ってしまい寂しかったのかもしれない。
手を振る母と無言で立ち尽くす父――両親の顔を焼き付けるように、姿が見えなくなるまでずっと見詰め続けた。
「いってきます」
乗合馬車の客車には自分を含めて6人の乗客が乗り込んでいた。
二人組の男性冒険者に商売人らしき男女、シフォンとあと一人。
――そこに彼は居た。
フードを深く被った男性は膝を抱えて俯いたまま全員から距離を置いて座っていた。ロマエルカで彼のトレードマークとなっている全身を覆うローブはこの時からずっと纏っていた。近寄りがたい雰囲気を纏っており、シフォンは怖くて一番離れた座席に腰掛けた。
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