46 / 84
第三話 誠さんは奔放な恋がお好き
2
しおりを挟む
*
「へえ、この旅館、ひと部屋なのに二つに部屋が分かれてるんだぁ。もちろん俺はこっちの部屋だよな」
部屋に到着するなり、入り口に近い部屋に荷物を置いた春樹さんは、すぐに窓辺に移動して、ガラス戸の奥を覗き込むように見下ろす。
誠さんは私たちの荷物を奥の部屋へ運び込む。
バスルームやトイレは共同のようだが、奥の部屋は内側から鍵がかかるようになっていて、生活時間帯の違うファミリーでもゆっくり就寝できる仕様となっているようだった。
「千鶴ちゃん、こっちにおいでよ。綺麗な雪景色が見えるぜ」
手招きされて春樹さんに駆け寄る。眼下に広がるのは和風庭園の雪景色。わあ、とまで歓喜の声が出ないでいると、春樹さんは笑う。
「綺麗だけど、家にいるのと変わらないよなー」
「あ、そんなことありません。お食事も美味しいと評判だそうですし、メインは温泉ですから」
「千鶴ちゃんは優しいなぁ。なぁ、部屋にいてもつまんないしさ、外に行ってみようぜ」
あいかわらず強引に、春樹さんは私を誘う。
「誠さんに言わないと」
そう言ってみるが、春樹さんは奥の部屋にいる誠さんに、「ちょっと千鶴ちゃん借りるよっ!」と声をかけると、彼が姿を見せる前に私の手を引いた。
「春樹さんっ、誠さんに叱られます」
ロビーから外に飛び出した途端に歩調をゆるめた春樹さんは、渡り廊下の奥にある和風カフェを指さす。
「あそこでコーヒーでも飲もうぜ。すぐに兄貴も来るさ」
「でしたら一緒に来たらいいのに」
「それじゃあ、千鶴ちゃんとふたりきりになれないだろ? 兄貴ばっかり美味しい思いするのは、それなりに複雑なんだ」
ちょっとばかり春樹さんは拗ねてみせる。子どもみたいな表情を見せるから、なかなか突き放せない。それは私だけでなく誠さんもだろう。
「夫婦ですからいつも一緒にいるのは普通のことです。それを美味しい思いなんていうのはちょっと違うと思います」
「そうじゃなくてさ、ミカンが俺の部屋で寝るときは、やっぱりちょっと気になるだろ?」
「……」
かあぁっとほおが赤らむ。
私が何も言えないでいると、彼は気まずそうに鼻の頭をかいて、まあ、そういうこと、なんてごまかす。
「いいなぁ、兄貴は」
「……私たちは夫婦ですから当然のことで」
「当然かぁ。妬けるなぁ」
ちぇっ、と軽く舌打ちした春樹さんは、革ジャンのポケットに手を突っ込んだまま、和風カフェへ向かっていく。
すぐに後を追う私に、「千鶴さんっ」と息を弾ませる誠さんが足早に追いかけてくる。
「あ、誠さんっ。カフェでコーヒーを飲みましょうって春樹さんが」
「ああ、そうですか。こんな雪の中、出かけていくのかと心配しましたよ」
誠さんは強張った表情をゆるめると、安堵の息を吐いた。
宿泊客の利用するカフェは満席に近いぐらい混雑していたが、春樹さんはすでに窓際の席に座っていた。
誠さんと共に店内を進むと、たまたま窓際の席が空いていたと喜ぶ春樹さんが「眺めがいいぜ」とご機嫌に手を振る。
少し声が大きかったのだろうか。春樹さんの後ろの席にいる若い女性が何気に振り返る。
女性は3人いた。二十代半ばぐらいだろう。彼女たちの視線は目立つ金髪の春樹さんに向けられたが、すぐに誠さんに集まる。
私たちが席に着くと、彼女たちは何やらこそこそ話し出す。それは好意的なもののようで、誠さんが彼女たちを見やると、きゃっ、という悲鳴も上がった。
どうやら彼女たちにとって、誠さんの方が魅力的なようだ。
「兄貴はずるいよなぁ。何にもしてなくてもモテるんだからさぁ」
「千鶴さん、何にしますか? この辺りは栗が名産だそうですよ」
ぶつぶつ言う春樹さんを相手にしない誠さんは、メニュー表を私の前に広げてくれる。
「何、栗がうまいの? じゃあ俺はモンブラン」
ひょいっとメニュー表をのぞいた春樹さんが早々に答える。
「モンブラン、美味しそうですね。私は和栗のロールケーキにします。誠さんは?」
「俺はコーヒーだけでいいですから」
そう言うと、すぐに誠さんは店員を呼び、注文を終える。
メニュー表を閉じた彼の視線がふと、春樹さんの後ろにいる女性たちに向けられる。
彼女たちは「こんな雪の中出かけたら遭難してもおかしくないよねー」などと話をしている。
誠さんの興味を引いたものはなんだろう、と思っていると、女性のひとりが言う。
「遭難で思い出したんだけどさー、大学の時に裏山で事故に遭って死んだ子いたじゃん? あの子の元カレ、結婚するらしいよー」
「へえー、そうなんだー。でもさ、遊ばれてる感じだったよねー。あんなことがなくても別れてたでしょ」
ストレートロングの茶髪の女性に対し、ショート髪の女性が興味なさげに言う。
「そうそう。万智子、遊んでた遊んでた。顔がタイプだって騒いでたの覚えてるもん。彼氏の名前、なんて言ったけ?」
ショート髪の女性に同調したのは、黒髪のボブ髪の女性だった。
「あー、万智子! 井上万智子。よく覚えてたね、5年も前のこと」
「サークル一緒だったからねー。彼氏はサークル違ったんだよねー」
盛り上がるふたりに対し、ストレートロング髪の女性が言う。
「彼氏は諏訪啓司だよ。真面目だけが取り柄みたいなやつだったから遊ばれてるなんて思ってなかっただろうし、結婚はしないと思ってたけど違ったね」
「まあ、お互い、本気じゃなかったんじゃない? 万智子が死んで、元カレもなんとなく気まずくての5年じゃない?」
ボブ髪の女性がそう言うと、残りのふたりは納得したのか、すぐに目の前のケーキの話題へと会話は移っていった。
同時に誠さんの視線が私の方へ戻ってくる。なんとなく申し訳なさそうな表情をしている。
「どうされたんですか?」
問うと、誠さんはますます眉を下げる。
「雪景色がとても綺麗なところなので、千鶴さんにも見てもらいたくてここへ来たのですが、あまりよくない話を聞いてしまいましたね」
「そんなこと」
気にしないでください、と首を振ると、ケーキを待ちわびるように首を伸ばしていた春樹さんも笑い、小声で言う。
「そこらじゅうで誰か死んでるからなー。あんな険しそうな山で人が死んでない方が不思議だぜ」
「へえ、この旅館、ひと部屋なのに二つに部屋が分かれてるんだぁ。もちろん俺はこっちの部屋だよな」
部屋に到着するなり、入り口に近い部屋に荷物を置いた春樹さんは、すぐに窓辺に移動して、ガラス戸の奥を覗き込むように見下ろす。
誠さんは私たちの荷物を奥の部屋へ運び込む。
バスルームやトイレは共同のようだが、奥の部屋は内側から鍵がかかるようになっていて、生活時間帯の違うファミリーでもゆっくり就寝できる仕様となっているようだった。
「千鶴ちゃん、こっちにおいでよ。綺麗な雪景色が見えるぜ」
手招きされて春樹さんに駆け寄る。眼下に広がるのは和風庭園の雪景色。わあ、とまで歓喜の声が出ないでいると、春樹さんは笑う。
「綺麗だけど、家にいるのと変わらないよなー」
「あ、そんなことありません。お食事も美味しいと評判だそうですし、メインは温泉ですから」
「千鶴ちゃんは優しいなぁ。なぁ、部屋にいてもつまんないしさ、外に行ってみようぜ」
あいかわらず強引に、春樹さんは私を誘う。
「誠さんに言わないと」
そう言ってみるが、春樹さんは奥の部屋にいる誠さんに、「ちょっと千鶴ちゃん借りるよっ!」と声をかけると、彼が姿を見せる前に私の手を引いた。
「春樹さんっ、誠さんに叱られます」
ロビーから外に飛び出した途端に歩調をゆるめた春樹さんは、渡り廊下の奥にある和風カフェを指さす。
「あそこでコーヒーでも飲もうぜ。すぐに兄貴も来るさ」
「でしたら一緒に来たらいいのに」
「それじゃあ、千鶴ちゃんとふたりきりになれないだろ? 兄貴ばっかり美味しい思いするのは、それなりに複雑なんだ」
ちょっとばかり春樹さんは拗ねてみせる。子どもみたいな表情を見せるから、なかなか突き放せない。それは私だけでなく誠さんもだろう。
「夫婦ですからいつも一緒にいるのは普通のことです。それを美味しい思いなんていうのはちょっと違うと思います」
「そうじゃなくてさ、ミカンが俺の部屋で寝るときは、やっぱりちょっと気になるだろ?」
「……」
かあぁっとほおが赤らむ。
私が何も言えないでいると、彼は気まずそうに鼻の頭をかいて、まあ、そういうこと、なんてごまかす。
「いいなぁ、兄貴は」
「……私たちは夫婦ですから当然のことで」
「当然かぁ。妬けるなぁ」
ちぇっ、と軽く舌打ちした春樹さんは、革ジャンのポケットに手を突っ込んだまま、和風カフェへ向かっていく。
すぐに後を追う私に、「千鶴さんっ」と息を弾ませる誠さんが足早に追いかけてくる。
「あ、誠さんっ。カフェでコーヒーを飲みましょうって春樹さんが」
「ああ、そうですか。こんな雪の中、出かけていくのかと心配しましたよ」
誠さんは強張った表情をゆるめると、安堵の息を吐いた。
宿泊客の利用するカフェは満席に近いぐらい混雑していたが、春樹さんはすでに窓際の席に座っていた。
誠さんと共に店内を進むと、たまたま窓際の席が空いていたと喜ぶ春樹さんが「眺めがいいぜ」とご機嫌に手を振る。
少し声が大きかったのだろうか。春樹さんの後ろの席にいる若い女性が何気に振り返る。
女性は3人いた。二十代半ばぐらいだろう。彼女たちの視線は目立つ金髪の春樹さんに向けられたが、すぐに誠さんに集まる。
私たちが席に着くと、彼女たちは何やらこそこそ話し出す。それは好意的なもののようで、誠さんが彼女たちを見やると、きゃっ、という悲鳴も上がった。
どうやら彼女たちにとって、誠さんの方が魅力的なようだ。
「兄貴はずるいよなぁ。何にもしてなくてもモテるんだからさぁ」
「千鶴さん、何にしますか? この辺りは栗が名産だそうですよ」
ぶつぶつ言う春樹さんを相手にしない誠さんは、メニュー表を私の前に広げてくれる。
「何、栗がうまいの? じゃあ俺はモンブラン」
ひょいっとメニュー表をのぞいた春樹さんが早々に答える。
「モンブラン、美味しそうですね。私は和栗のロールケーキにします。誠さんは?」
「俺はコーヒーだけでいいですから」
そう言うと、すぐに誠さんは店員を呼び、注文を終える。
メニュー表を閉じた彼の視線がふと、春樹さんの後ろにいる女性たちに向けられる。
彼女たちは「こんな雪の中出かけたら遭難してもおかしくないよねー」などと話をしている。
誠さんの興味を引いたものはなんだろう、と思っていると、女性のひとりが言う。
「遭難で思い出したんだけどさー、大学の時に裏山で事故に遭って死んだ子いたじゃん? あの子の元カレ、結婚するらしいよー」
「へえー、そうなんだー。でもさ、遊ばれてる感じだったよねー。あんなことがなくても別れてたでしょ」
ストレートロングの茶髪の女性に対し、ショート髪の女性が興味なさげに言う。
「そうそう。万智子、遊んでた遊んでた。顔がタイプだって騒いでたの覚えてるもん。彼氏の名前、なんて言ったけ?」
ショート髪の女性に同調したのは、黒髪のボブ髪の女性だった。
「あー、万智子! 井上万智子。よく覚えてたね、5年も前のこと」
「サークル一緒だったからねー。彼氏はサークル違ったんだよねー」
盛り上がるふたりに対し、ストレートロング髪の女性が言う。
「彼氏は諏訪啓司だよ。真面目だけが取り柄みたいなやつだったから遊ばれてるなんて思ってなかっただろうし、結婚はしないと思ってたけど違ったね」
「まあ、お互い、本気じゃなかったんじゃない? 万智子が死んで、元カレもなんとなく気まずくての5年じゃない?」
ボブ髪の女性がそう言うと、残りのふたりは納得したのか、すぐに目の前のケーキの話題へと会話は移っていった。
同時に誠さんの視線が私の方へ戻ってくる。なんとなく申し訳なさそうな表情をしている。
「どうされたんですか?」
問うと、誠さんはますます眉を下げる。
「雪景色がとても綺麗なところなので、千鶴さんにも見てもらいたくてここへ来たのですが、あまりよくない話を聞いてしまいましたね」
「そんなこと」
気にしないでください、と首を振ると、ケーキを待ちわびるように首を伸ばしていた春樹さんも笑い、小声で言う。
「そこらじゅうで誰か死んでるからなー。あんな険しそうな山で人が死んでない方が不思議だぜ」
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる