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『ごご2じに、くろねこカフェへいらっしゃい』
鮮やかな白さが映える長方形のクラフト紙に、えんぴつで文字を丁寧に書き込んだ。
書き慣れているとはいえ、その文字に間違いがないか確認し、ちゃんと思いが届きますようにと、祈りを込めながら、縦長になるよう折っていく。
チリン、チリン____
ちょうど紙を折りたたみ終えたとき、カフェ『菜の花』の扉が開き、来客を告げる鈴が鳴る。
時刻はちょうど午後2時。この時間の来客は珍しい。
カウンターに腰かけていた私は、扉の方へ視線を移す。
「こんにちはー」
申し訳程度に小さな声であいさつしながら、若い男の人が店内へ入ってきた。その容姿を見て、私は小さく息を飲んだ。
駅から離れた商店街にあるカフェの常連客は皆、食事と情報収集を兼ねてやってくるご近所さんばかり。それも、年配の男女か子育て中のママが多い。
珍しい時間に、珍しい客がやってきたようだ。
「みぃくん……」
無意識にこぼれ出た声に、自分で驚いた。
その声は、青年にも届いたのだろう。ぼくとつとした雰囲気の好青年は、戸惑うように入り口に立ち尽くしている。
「あ、ごめんなさい。いらっしゃいませ。どこでもお好きな席にどうぞ」
ひとたび腰を浮かすと、身体が勝手に動く。
大学卒業後、両親と始めたカフェ。最初はうまくいかないことも多かったが、地元の人に支えられ、今年二周年を無事に迎えることができた。
青年は辺りを見回した後、一番日のあたる、窓際の席に座った。
「まぶしくないですか? よかったら隣の席でも」
11月になってから日が低くなった。
ガラガラの店内で、わざわざ日のあたる席を選ぶなんて、ちょっと変わった人かもしれないと思いながら、声をかける。
「大丈夫です、ここで」
「じゃあ、ちょっとだけカーテン下げますね」
光のさし込むテーブルの上へ、水の入ったグラスとふきんを置き、青年の顔に日が当たらなくなるまでロールカーテンをさげる。
「ありがとう」
青年は小さく頭を下げる。さらさらの黒髪が揺れた。
改めて青年を眺める。年の頃は私と同じぐらいで、20代。派手な顔立ちではないけど、とても整っている。存在感も薄いけど、優しそう。ひそかにモテるタイプだろう。
薄手のコートを脱ぐ彼の前へ、メニューを置く。彼はすぐにホットコーヒーを注文した。
「以上でよろしいですか?」
「じゃあ、サンドイッチも。お腹空いてて」
青年は気恥ずかしそうにお腹に手を当てて言う。
「ホットコーヒーとサンドイッチですね。ありがとうございます」
すぐにキッチンへ入って、お湯をわかす。
コーヒー豆は中南米産の豆をブレンドして使用している。それは父のこだわりだった。豆の量、お湯の温度、抽出時間などもすべて、コーヒー好きの父が納得した方法で淹れている。
忙しい時間帯は母がちゃちゃっと淹れてしまったりするけど、それが意外と美味しい。こだわりがあるようなないようなカフェだけど、コーヒーの味も、母が考えたレシピの料理も評判がいい。
私は忠実に両親のこだわりを再現するので精一杯。まだ修行の身だけど、私が淹れたコーヒーが一番美味しいって言ってくれるお客さんもいる。
青年は、私の料理に満足してくれるだろうか。
「お待たせしましたー。すぐにサンドイッチ、お持ちしますね」
何をするでもなく、ぼんやりとテーブルに視線を落とす青年の前へコーヒーカップを置く。
すぐにキッチンへ戻り、サンドイッチを仕上げて運ぶと、彼はふと私を見上げた。
「ここの辺りに、学習塾ありませんでしたか?」
「学習塾って、なんて名前の?」
「冬田学習塾です。ここへ来る途中に塾はあったんだけど、最近できたっぽいし、場所もあそこじゃなかった気がして」
窓の方を向いて、青年はそう言う。彼が窓際の席を選んだのは、商店街を観察したかったからだと気づく。
「もしかして、生徒さん?」
「もう10年以上前なんですけどね。お世話になって」
「それ、うちの塾です、きっと」
「え?」
青年は驚いて、カフェの中を見回す。
「塾は2年前に辞めちゃったの」
「そうなんですか。じゃあ、冬田さんが亡くなったって、本当なんですね……」
さみしそうに青年は眉を下げる。
「そうなの。2年前に祖父が亡くなって、塾は辞めちゃって。ライバル塾も増えて、家族経営の塾も存続が難しくなってたし。どうせ辞めるならって、父が前からやりたかったカフェを始めたの」
これまでにも、かつての教え子が祖父の死を知って、カフェへ寄ってくれたことが何度かある。彼もまた、その一人だろう。
「冬田先生は、あなたのおじいさんとお父さん?」
「あっ、私、冬田季沙って言います。祖父は冬田泰朗。ヤス先生って呼ばれて、みんな慕ってくれてました」
「そう、そうです。ヤス先生とトシ先生」
トシ先生は父だ。父の名は、俊夫と言う。
記憶がつながったことがよほど嬉しいのか、青年は無邪気な笑顔を見せる。それから、何を思ったのかハッとして、立ち上がるなり頭を下げた。
「穂文満生と言います。ヤス先生とトシ先生には本当にお世話になりました」
「ほふみ……? 珍しい苗字」
「よく言われます」
満生は困り顔で髪に手を置く。自己紹介すると必ず、珍しいねって言われるのかもしれない。
「うちのお父さん、生徒さんのことは結構覚えてるから、穂文さんのこともすぐにわかるかも」
「あ、それはどうかな。苗字、変わったから」
ますます満生は困った様子で目をそらし、椅子に座り直すと、コーヒーをすする。
美味しいや、とつぶやいた彼は、小さなため息をつき、肩を落とした。
苗字が変わる前はなんて名前だったの? と聞くか悩んで、やめておいた。彼が会いにきたのは私じゃない。父には話せることでも、私に話す気はないだろう。
「あとで祖父に会っていってください」
自宅兼カフェになっている一階部分の共有スペースに、祖父の仏壇がある。
祖父の死を悼んで訪れるかつての生徒のために、カフェにも居間にもつながるその場所を、にぎやかでいて安らげる特別な空間に改装した。
「ありがとうございます。トシ先生にもお会いできますか? トシ先生のおかげで志望校にも合格できて、いつかお礼を言いたいって思ってたんです」
「ごめんなさい。両親は旅行に行ってて。帰ってくるの、来週なの」
「そうですか」
ひどく残念そうに、満生は肩を落とす。
「お近くなら、また来てください」
「来週の水曜日までこっちにいる予定で。そのあとはいつ来れるかわからないですけど」
「水曜日なら大丈夫かも。うち、水曜定休なんだけど、来てくれたら開けますから」
両親は火曜日の夜に帰宅する予定だ。きっと大丈夫だろう。満生もこの辺りに暮らしていないようだし、遠方からわざわざ足を運んでくれた彼を、何もせずに帰すのは申し訳ない気がした。
「なんか、すみません」
「気にしないでください。父にも寄り道しないで帰ってくるように連絡しておきますから」
自由気ままな母に請われると、優しい父はすぐに応じてしまう。これまでにも旅行に出かけて、予定変更したことは何度となくある。
「コーヒー、淹れなおしましょうか?」
ふたたび、コーヒーをすする満生に尋ねる。きっと冷めてしまっただろう。
「大丈夫です。俺、猫舌だし」
ちょっとだけ舌を出して微笑んだ満生の顔に、見入ってしまう。人なつこいその笑みと、忘れかけていたみぃくんの笑顔が重なった。
懐かしくて、あったかい表情。初対面の青年に親切にしたのは、何も祖父の教え子だからだけじゃないのかもしれない。そう、思った。
鮮やかな白さが映える長方形のクラフト紙に、えんぴつで文字を丁寧に書き込んだ。
書き慣れているとはいえ、その文字に間違いがないか確認し、ちゃんと思いが届きますようにと、祈りを込めながら、縦長になるよう折っていく。
チリン、チリン____
ちょうど紙を折りたたみ終えたとき、カフェ『菜の花』の扉が開き、来客を告げる鈴が鳴る。
時刻はちょうど午後2時。この時間の来客は珍しい。
カウンターに腰かけていた私は、扉の方へ視線を移す。
「こんにちはー」
申し訳程度に小さな声であいさつしながら、若い男の人が店内へ入ってきた。その容姿を見て、私は小さく息を飲んだ。
駅から離れた商店街にあるカフェの常連客は皆、食事と情報収集を兼ねてやってくるご近所さんばかり。それも、年配の男女か子育て中のママが多い。
珍しい時間に、珍しい客がやってきたようだ。
「みぃくん……」
無意識にこぼれ出た声に、自分で驚いた。
その声は、青年にも届いたのだろう。ぼくとつとした雰囲気の好青年は、戸惑うように入り口に立ち尽くしている。
「あ、ごめんなさい。いらっしゃいませ。どこでもお好きな席にどうぞ」
ひとたび腰を浮かすと、身体が勝手に動く。
大学卒業後、両親と始めたカフェ。最初はうまくいかないことも多かったが、地元の人に支えられ、今年二周年を無事に迎えることができた。
青年は辺りを見回した後、一番日のあたる、窓際の席に座った。
「まぶしくないですか? よかったら隣の席でも」
11月になってから日が低くなった。
ガラガラの店内で、わざわざ日のあたる席を選ぶなんて、ちょっと変わった人かもしれないと思いながら、声をかける。
「大丈夫です、ここで」
「じゃあ、ちょっとだけカーテン下げますね」
光のさし込むテーブルの上へ、水の入ったグラスとふきんを置き、青年の顔に日が当たらなくなるまでロールカーテンをさげる。
「ありがとう」
青年は小さく頭を下げる。さらさらの黒髪が揺れた。
改めて青年を眺める。年の頃は私と同じぐらいで、20代。派手な顔立ちではないけど、とても整っている。存在感も薄いけど、優しそう。ひそかにモテるタイプだろう。
薄手のコートを脱ぐ彼の前へ、メニューを置く。彼はすぐにホットコーヒーを注文した。
「以上でよろしいですか?」
「じゃあ、サンドイッチも。お腹空いてて」
青年は気恥ずかしそうにお腹に手を当てて言う。
「ホットコーヒーとサンドイッチですね。ありがとうございます」
すぐにキッチンへ入って、お湯をわかす。
コーヒー豆は中南米産の豆をブレンドして使用している。それは父のこだわりだった。豆の量、お湯の温度、抽出時間などもすべて、コーヒー好きの父が納得した方法で淹れている。
忙しい時間帯は母がちゃちゃっと淹れてしまったりするけど、それが意外と美味しい。こだわりがあるようなないようなカフェだけど、コーヒーの味も、母が考えたレシピの料理も評判がいい。
私は忠実に両親のこだわりを再現するので精一杯。まだ修行の身だけど、私が淹れたコーヒーが一番美味しいって言ってくれるお客さんもいる。
青年は、私の料理に満足してくれるだろうか。
「お待たせしましたー。すぐにサンドイッチ、お持ちしますね」
何をするでもなく、ぼんやりとテーブルに視線を落とす青年の前へコーヒーカップを置く。
すぐにキッチンへ戻り、サンドイッチを仕上げて運ぶと、彼はふと私を見上げた。
「ここの辺りに、学習塾ありませんでしたか?」
「学習塾って、なんて名前の?」
「冬田学習塾です。ここへ来る途中に塾はあったんだけど、最近できたっぽいし、場所もあそこじゃなかった気がして」
窓の方を向いて、青年はそう言う。彼が窓際の席を選んだのは、商店街を観察したかったからだと気づく。
「もしかして、生徒さん?」
「もう10年以上前なんですけどね。お世話になって」
「それ、うちの塾です、きっと」
「え?」
青年は驚いて、カフェの中を見回す。
「塾は2年前に辞めちゃったの」
「そうなんですか。じゃあ、冬田さんが亡くなったって、本当なんですね……」
さみしそうに青年は眉を下げる。
「そうなの。2年前に祖父が亡くなって、塾は辞めちゃって。ライバル塾も増えて、家族経営の塾も存続が難しくなってたし。どうせ辞めるならって、父が前からやりたかったカフェを始めたの」
これまでにも、かつての教え子が祖父の死を知って、カフェへ寄ってくれたことが何度かある。彼もまた、その一人だろう。
「冬田先生は、あなたのおじいさんとお父さん?」
「あっ、私、冬田季沙って言います。祖父は冬田泰朗。ヤス先生って呼ばれて、みんな慕ってくれてました」
「そう、そうです。ヤス先生とトシ先生」
トシ先生は父だ。父の名は、俊夫と言う。
記憶がつながったことがよほど嬉しいのか、青年は無邪気な笑顔を見せる。それから、何を思ったのかハッとして、立ち上がるなり頭を下げた。
「穂文満生と言います。ヤス先生とトシ先生には本当にお世話になりました」
「ほふみ……? 珍しい苗字」
「よく言われます」
満生は困り顔で髪に手を置く。自己紹介すると必ず、珍しいねって言われるのかもしれない。
「うちのお父さん、生徒さんのことは結構覚えてるから、穂文さんのこともすぐにわかるかも」
「あ、それはどうかな。苗字、変わったから」
ますます満生は困った様子で目をそらし、椅子に座り直すと、コーヒーをすする。
美味しいや、とつぶやいた彼は、小さなため息をつき、肩を落とした。
苗字が変わる前はなんて名前だったの? と聞くか悩んで、やめておいた。彼が会いにきたのは私じゃない。父には話せることでも、私に話す気はないだろう。
「あとで祖父に会っていってください」
自宅兼カフェになっている一階部分の共有スペースに、祖父の仏壇がある。
祖父の死を悼んで訪れるかつての生徒のために、カフェにも居間にもつながるその場所を、にぎやかでいて安らげる特別な空間に改装した。
「ありがとうございます。トシ先生にもお会いできますか? トシ先生のおかげで志望校にも合格できて、いつかお礼を言いたいって思ってたんです」
「ごめんなさい。両親は旅行に行ってて。帰ってくるの、来週なの」
「そうですか」
ひどく残念そうに、満生は肩を落とす。
「お近くなら、また来てください」
「来週の水曜日までこっちにいる予定で。そのあとはいつ来れるかわからないですけど」
「水曜日なら大丈夫かも。うち、水曜定休なんだけど、来てくれたら開けますから」
両親は火曜日の夜に帰宅する予定だ。きっと大丈夫だろう。満生もこの辺りに暮らしていないようだし、遠方からわざわざ足を運んでくれた彼を、何もせずに帰すのは申し訳ない気がした。
「なんか、すみません」
「気にしないでください。父にも寄り道しないで帰ってくるように連絡しておきますから」
自由気ままな母に請われると、優しい父はすぐに応じてしまう。これまでにも旅行に出かけて、予定変更したことは何度となくある。
「コーヒー、淹れなおしましょうか?」
ふたたび、コーヒーをすする満生に尋ねる。きっと冷めてしまっただろう。
「大丈夫です。俺、猫舌だし」
ちょっとだけ舌を出して微笑んだ満生の顔に、見入ってしまう。人なつこいその笑みと、忘れかけていたみぃくんの笑顔が重なった。
懐かしくて、あったかい表情。初対面の青年に親切にしたのは、何も祖父の教え子だからだけじゃないのかもしれない。そう、思った。
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