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好きだ
しおりを挟むお久しぶりです。
更新しないとか言ってしてしまいました。読んでくださると嬉しいです。近況ボートも見てくださると嬉しいです。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「あ、詩ちゃん、こっち!」
私が駅前でウロウロしていると後ろから声がした。
「蓮くん! 新くんも!」
私が2人の名前を呼ぶと2人とも笑顔を見せてくれた。2人とも変わってない……。どうして学校に来なかったんだろう?
「じゃ、こっち来て~」
そう言われて連れてこられたのは……
「大きい……」
新くんの家に来た。しかもすごく大きい家。お城みたい……。
「先に入ってろ。」
「へっ?」
「詩ちゃん、早く行こ!」
蓮くんに手を引かれ新くんの部屋へ連れてこられた。うわ、真っ黒だ……。家具が本当に真っ黒だった。カーテンさえも真っ黒。
「炭酸、飲めるか?」
私たちが部屋に来ている間に新くんが自ら飲み物を入れてくれたようだ。部屋に来るときにメイドさんがいたんだよ。初めて見た……。
「うん、好きだよ! ありがとう」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「で、今日呼んだ理由話さないとね」
そうだよね、それに2人が休んでた理由も知りたい。
「とりあえずお前の幼馴染はやばいから関わるな。」
「で、でも、私蒼くんがいないと何も出来なくて……」
私には蒼くんしかいない。蒼くんから離れるなんて私……。
「そうやって洗脳されてるんだよ、詩ちゃん。このままじゃ詩ちゃんが殺されちゃうから。」
殺され……!? 蒼くんが私を殺すの? そんなことって……。
♪~
「っ、そ、蒼くんから電話」
「出るなよ。」「出ちゃダメだよ。」
無視なんて……。迷っているうちに着信音が途切れてしまった。私、蒼くんのこと無視しちゃった?
「いいんだよ、それで。今以降俺の家から出るなよ。ちょうど夏休みだしな。」
「えぇ!? どうして!?」
「んー、詩ちゃんを守るため、かな。」
私を? でも、人の家にずっといるなんて迷惑すぎるよね?
「気にするな。宿題もここにある。一応生活必需品は用意したが他にいるものがあったら言ってくれ。」
「でも、私帰るよ! 蒼くんが心配する
……」
私が言葉を発した時に気づいた。
私、蒼くんのことばっかり考えてる……?
「……お前の部屋も用意した。」
「家具はねー、俺が選んだよ! 女子って可愛いもの好きじゃん?」
そんなことまで……? これだったら2人が私を監禁するみたいだよ……。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「やぁっ!」
「詩ちゃんどうして分かってくれないの? 俺たち詩ちゃんの事を思ってるのに。」
「……詩。好きだ。」
「え! 抜け駆け!?」
へ? 新くんが私の事……?
私はこの家から出ようとした。その時メイドさんにバレてしまって新くんたちに言われてしまったのだ。逃げないようにと、服も取られてしまった。下着は取られなくてまだ良かった。
好きだなんて蒼くん以外に言われたことがないからとても嬉しかった。
「私も好きだよ。蓮くんも! でも、服返してくれないんだったら嫌いだよ……。」
「そうだよねぇ。新、詩ちゃんに伝わると思ったらダメってことだね。」
「はぁ……。蓮、帰れ。」
「はい? なんで? 俺も泊まる気だったんだけど!」
「ヤる」
「……次は俺に譲ってよね。じゃあね、詩ちゃん。」
え、蓮くん帰るの? 私も帰りたいんだけど……。蓮くんはそう言うと本当に帰ってしまった。私も一緒に帰らせて!?
「詩、お前の部屋いくぞ。」
え、服は……?
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「わっ、かわいい……。」
可愛らしい部屋に思わず声に出してしまった。お姫様ベッドってみんな1度は憧れるよね?
「ひゃっ」
目をキラキラさせていると新くんにお姫様だっこをされた。そして優しくベッドに下ろされた。
わっ、ふかふか……。
「きゃっ、な、何を……」
「暑いだろ?」
「そんなこと……! クーラーだってついてるし、」
一応私の部屋? に来る時は上着を貸してくれた。新くんのだけど。でも、それも取られ下着まで無理やり取られてしまった。
新くんが私の後ろに座ると胸を掌で包み込んだ。動かすこともせず添えるだけ。くすぐったい。
「詩って着痩せするよな。何カップ?」
「Fって言われたよ? どうして?」
「ん、俺好み。」
動かしていなかった手は私の胸の頂きをクリクリと弄る。
「あ、新くんっ、なんか、変なのっ!」
「お前敏感だよな。乳首でイけるのか?」
「やっ、わ、わかんなっ、」
クリクリといじられると体がびくっ、と動いた。
「イった? まだ、手で触っただけなのに? んっ」
新くんは後ろから私の胸の突起にキスをした。なんか……気持ちいい?
「新くん、もっとして?」
「お前のせいだからな。」
そう言うと新くんの目が鋭くなった。突起はぺろぺろと舐められ、反対側は指で摘まれた。
「あっ、やっ、またいっちゃうの!!」
何度目か分からないほどイってしまった。
「入れるぞ、詩。」
新くんはズボンをおろし私の秘部に近づけ、そのまま一気に貫いた。
「あ゙あ゙っ、んっ!」
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