人生七回目、さすがにもう疲れたので好きに生きます
公爵令嬢クラリスは人生を繰り返している。始まりはいつも五歳からで、終わりは十六歳。
婚約者のハロルドに婚約破棄を言い渡されたその場で、意識が途切れる。
毎回毎回ハロルドの横には同じ令嬢がいた。
彼女に取られないように努力したクラリスだが、結果は変わらない。
そうして繰り返すこと六回目。お決まりの婚約破棄の言葉と共に、意識が途切れた。
「なんかもう、いいや」
諦めの境地に達したクラリスは、七回目の人生はハロルドに愛されようと努力するのをやめて好きに生きることにした。
婚約者のハロルドに婚約破棄を言い渡されたその場で、意識が途切れる。
毎回毎回ハロルドの横には同じ令嬢がいた。
彼女に取られないように努力したクラリスだが、結果は変わらない。
そうして繰り返すこと六回目。お決まりの婚約破棄の言葉と共に、意識が途切れた。
「なんかもう、いいや」
諦めの境地に達したクラリスは、七回目の人生はハロルドに愛されようと努力するのをやめて好きに生きることにした。
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「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
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退会済ユーザのコメントです
すごく面白くて何度も読み返したくなるお話でした。
連載中に読んでたのですが書籍も読みまして、サイトに来たら追加のおはなしがあり、ハロルドの本心が知れて感慨深かったです。ハロルド、不憫です。
感想ありがとうございます。
書籍も読んでいただきありがとうございます。
頑張らないと、と必死なクラリスと、ありのままでいいんだよと思いつつ頑張りを否定したくなくて言えないハロルド。
互いに遠慮しあい、あと一歩を踏み出せない関係という……不憫なのですが、ある意味相性の悪い二人だったのです。
大変面白く読まさせていただきました。
転回が解りづらい部分もありましたが、重ねて読んだら理解できました。
クラリスが結婚してからの領地生活も気になります。
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけて嬉しいです!
しかも何度か目を通していただいて……一発でぱっと展開がわかる文章を書けるように精進いたします。
クラリスの領地生活は……ほのぼのとしているかと思います。とくこれといって問題のある土地でもないので。
前日譚が無くなっている…!Σ(゚д゚lll)
読了済みなんですけどね。
最後のハロルドが悲しすぎて…。
記憶はなくても過去のハロルドが望んだとおりに2人が幸せになったのだから良かったと思うべきなんでしょうね…。
感想ありがとうございます。
裏話的なおまけ的な感じで期間限定での公開でした……!
でもお読みいただけてよかったです。
本来不幸になるはずだった人たちが順風満帆、かどうかはともかく生存し未来をつないでいるので、そういう意味ではよかったのかもしれません。
過去のハロルドは心変わりしたわけじゃなくて王太子位を譲るために心変わりしたフリをしたってことですか…
それならクラリスがどう頑張っても駄目ですよね。
哀しい…
感想ありがとうございます。
ハロルドとクラリスはある意味相性が悪かったのです……。
おまけの前日談を2話ほど挟んでからハロルド視点の前日談をあげる予定だったりしますので、ハロルドがどうしてそういった行動に出たのかはそちらで明らかになるかもしれません。
書籍化おめでとうございます。
後日談も読ませていただきました。
もしかして続くのでしょうか?
できましたらその中に、1~6周の婚約破棄の後クラリスが死んだ後の王子の話とか入れて欲しいなぁと思いまして。
クラリスが死んだ後どんなタイミングで時間が巻き戻るのかわかりませんが、パラレルワールド的にその後の時間が続いていたら王子たちはどうしていただろうと思ってしまって。
自分を庇って死んだクラリスを見ても何も感じないクズなのか、セシリアとはその後も関係は変わらなかったのか気になってました。
余力がありましたら是非お願いします。
感想ありがとうございます。
こうして書籍になったのも、読んでくださった皆さまのおかげです。後日談も読んでいただき、本当にありがとうございます。
前日談のようなものは構想としてはあるのですが、裏設定的なのが多分に含まれており本編から受ける印象と異なる危険性があるため、ためらっていたりします。
なので掲載する場合はもう少し期間を置いて、どうしても知りたい、印象とか変わっても気にしない、という方だけが残ってからになるかもしれません。……人によっては本編の余韻がぶち壊されるかもしれないので……。
書籍化おめでとうございます。
後日談も読ませて頂きました。
ハロルドにも素敵な婚約者が出来そうで安心しました(笑)
『恋も愛もいらない』なんて言っておきながらハロルドの想い人に関する対応や、寂しさを感じないで済むようにする配慮?や何処までも癖のありそうな方ですが、
ハロルドにはお似合いかも知れませんね(笑)
感想ありがとうございます。
こうして書籍になったのも、読んでくださった皆さまのおかげです。後日談も読んでいただき、本当にありがとうございます。
末姫はそうとう癖のあるタイプですが、甘いところのあるハロルドにはちょうどよいのかもしれません。
なんか読んでいてハロルド様も幸せにしてあげてほしかっです。
なんか悲しい気持ちしかならないのはこの小説を書いた人と私が感じた思いが違うので仕方ないですが…。
感想ありがとうございます。
ハロルドに焦点を当てた場合、なんともやりきれない気分になるのは承知しておりました。
彼には彼のハッピーエンドにいたる道もあるのですが、それはクラリスから外れた場所になるため、今回は載せきれませんでした。
いずれ彼が幸せになるための物語も書こうかとは思っているのですが、その場合は主人公がクラリスではなくなるため、現時点では未定となっております。申し訳ございません。
退会済ユーザのコメントです
最後までお読みいただきありがとうございます。
自分はやっていないけど、クラリスは自分がしたかもしれないことを知っているわけで、そのうえで彼女が自分のことを許してはくれないかもしれない、という葛藤があったのです。
途中途中でクラリスが「人の心をなんだと思っているのか」や「罪には罰を」と発していたことで、より拍車がかかりました。
完結までお疲れ様でしたー
主人公の自己肯定感の低さは、クレイグの想像以上だったんですね
いやほんと、それだけにイラッとしましたが、幸せになれてよかった。
あとはハロルドですね。
きっと幸せになれると思います。
ハロルド視点の後日談とか読みたいです〜
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
人生六回分否定され続けてきたので、自尊心はずたぼろですね。
二回目と三回目ではまだ泣いたり怒ったりすることもできたのですが……。
後日談を読みたいと言っていただけて嬉しいです。ざっくりとした設定しかないものでおおまかな形になるのはまだ先になるかもしれませんが、投稿した際にはお付き合いいただけると嬉しいです。
読了後に温かい気持ちになれる、とても素敵なお話でした。素敵な作品をありがとうございました。
二人の幸せな日々をもう少し覗いてみたいので、もし可能であれば、番外編を読めると幸せだな、と思います。
こちらこそ最後までお読みいただきありがとうございます。
番外編については構想の段階でしてなんとも言えないのですが、もしも何かしら閃いて形になりましたらお付き合いいただけると嬉しいです。
完走お疲れ様でした。漸くゴールインできた二人……ゴールインした途端デレデレになったクレイグには若干引き気味ですがw 何はともあれ目出度いです
二人のいく末はともかく、二人の間に娘ができたら、娘さん大変そうだなぁと思えるレベルの溺愛っぷりは少し驚きを隠せませんww
しかしハロルドはある意味では不遇の立場ですよね。クレイグが居なければ多分普通にクラリスと結ばれていたはずなのに、クレイグのせいでクラリスから引き離されてしまったというw
まぁ自分の目で見た事を信じ切れない、複数の情報ソースを持たない、そんなハロルド自身にも問題はありましたが……でも圧倒的にクレイグが悪いwww
ただひたすらお悔やみ申し上げますw
早く新しい人に目を向けられると良いですね
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
ヤンデレ感をかもしだしながらもデレデレで収まったクレイグです。
結婚してほしいと言われた次の日には日取りを決めようとしたりと、許可を得たら迅速です。放してなるものかと彼も必死なのです。
娘、に関してはどうなのでしょう。彼は家族愛というものをよくわかっていないので、最初はおそるおそるかもしれません。でもクラリスの期待を裏切らないようによい父親を演じるとは思います。
ハロルドが一回目から六回目で何を考えて行動していたかはぼかしにぼかしまくっているので、推測していただく形になってしまっているのですが、不遇であることには変わりないかもしれません。
星の巡りが悪かったと思って、前を向いて生きていくことを祈るばかりです。
完結、お疲れ様です。
クレイグがデレデレでいい最終話でした。ありがとうございます。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
なんとかヤンデレではなくデレデレで収まりました。クラリスがうっかり「実家に帰らせていただきます!」とでも言おうものならヤンデレにシフトチェンジするかもしれませんが……。
完結おめでとうございます!
ずっとハラハラドキドキしながら読んでいました。
だんだんクラルド殿下の腹黒さが出てきたのには驚きましたが最後には2人が幸せそうで良かったです。
ぜひ番外編や後日談の様なものも読んでみたいです
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
腹黒さんでしたが、幸せを掴めたことによって多少は丸くなりました。六回目まので彼は七回目の比ではない腹黒さんだったので……。
番外編や後日談については考えてはいるもののまだ形にはなっておりませんが、もしも書いた際にはお付き合いいだたけると嬉しいです。
退会済ユーザのコメントです
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
なんだかんだそれなりに丸く収まりました。王様も自暴自棄にならずに済みました。
社交期以外では領地にひきこもってのんびりと過ごすかと思います。クレイグが基本的に人との交流をわずらわしいと感じるお人なので……。
ハロルドの幸せについては……紆余曲折はあってもなんだかんだで幸せになるかと思います。まだまだ構想段階なので書けるかはわかりませんが、もしも書いた場合はお付き合いいただけると嬉しいです。
完結おめでとうございます!
更新を楽しみにしておりましたので、少し寂しい気持ちもありますが二人が幸せになれてよかったです。
結婚後、2人が過ごしたのか気になりますが、どんな問題があっても乗り越えられそうですね。
また次の物語も楽しみにしております。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
二人は今後も末永く幸せになることでしょう。何かしらの問題は出てくるかもしれませんが、クレイグが全力で守ると思うので。
次の物語については、今のところどんなのにしようかと悩んでいる段階なのでまだまだ時間がかかるかもしれませんが、新しく書き始めた際にはご一読いただけると嬉しいです。
完結おめでとうございます。完結作品を一気読みするのが好きなので、連載中の作品にはなかなか手を出しずらいのですがこの作品はタイトルに惹かれ、読み始めました。
途中何度も感想を書こうと思ったのですが、やっぱり完結してからにしようと今日まで待っていました。
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クラリスと過ごせたからクレイグが歪まず?!(クラリスのためなら腹黒策士な処はクールで素敵です!笑)大きく道を外さずに済んで良かったです。
クラリスとクレイグを羨みながら最後は末姫と幸せになるハロルドも見てみたいとも思いますが、それは自分で妄想して楽しみます。
クラリスが幸せになって良かったです。素敵な作品をありがとうございました。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございます。
当初の予定よりも長くなってしまったのですが、なんとか完結できました。
これもひとえに、お付き合いいただけたみなさまのおかげです。ありがとうございます。
クレイグは王兄に似ているので、幼少期はほとんど家から出してもらえず過ごしていました。ごく少数と過ごす閉鎖的な空間に慣れているせいで、五歳の時は自己完結して暴走しかけましたがクラリスと過ごすことで話し合うことを覚えました。
ハロルドと末姫については大雑把なところしか考えていないのですが、末姫とクレイグの仲が悪いことだけは決まっています。妄想の手助けになれば……なりませんね。
こちらこそ、最後までお読みくださりありがとうございました。
退会済ユーザのコメントです
長い間お付き合いくださりありがとうございます。
楽しんでいただけて嬉しい限りです。
セシリアはともかく、ハロルドと末姫は番外編で収まらない量になる予感しか……。
現段階では構想はあるのですが細かな部分などが決めかねているため、しばらくの間は番外編は投稿しないかもしれません。
形となったら更新するかもしれませんが、今の段階ではなんとも言いがたい感じなのです(´・ω・)
もしも何かの気の迷いで更新したら、その時もお付き合いいただけると嬉しいです。
完結お疲れ様でした。
ずっとどうなるのか、ドキドキしながら読んでおりましたが、無事ハッピーエンドでよかったです。
できれば二人の結婚式を読んでみたいなぁと思いました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
なんとか無事ハッピーエンドを迎えました。
二人の結婚式については二か所で行われることと、幸せを誓いあうので終話とそう変わらない内容になるかと思い、クレイグの浮かれっぷりがわかる準備段階を終話にしました。
でもおそらく素敵な結婚式を挙げることでしょう。
長い間お付き合いくださり、本当にありがとうございました。
しかし、ハロルドの「自分と婚約できたことを幸せに思うがいい」って発言は一体なんだのでしょうか?
騙されていたとはいえ、性格最悪だったのでザマァされてほしかったですね。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
その台詞については、誇りに思ってほしいという願望の現れですね。
六回目までの彼は捻くれ屋さんでした。
幸せな二人を見続けることになるので、それはそれである意味ざまあなのかもしれません。
本当に最後まで読んでくださりありがとうございました。
退会済ユーザのコメントです
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
至らない点も多々あったかと思いますが、楽しんでいただけて嬉しい限りです。
二人はこれからも、幸せに生きていくことでしょう。
本当にありがとうございました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。うっかりネタバレ含むにチェックを入れてしまいました(´・ω・) こんなうっかり屋さんなので、これまでは口を滑らしてネタバレしないように、感想のお返事を控えていたのです……。
クラリスも浮かれたいところだけど、尋常じゃなく浮かれているクレイグが横にいるため、思わず冷静になってしまっています。
クレイグはクレイグで、これまで一線敷かれていたので踏み込みすぎないように注意していたところに、遠慮なく可愛がってもいいと許可を得た(得てない)ので浮かれまくっています。
ハロルドに関しては、末姫様の頑張りに期待ですね。王太子という立場上、どうしても結婚相手を決めないといけないので、いつかは腹を括るのではないでしょうか。
長い間お付き合いくださり、本当にありがとうございました。
クレイグとクラリスが幸せになって良かったです。
王妃様にそんなつもりないんだろうけど、立て続けに、王妃の国から嫁取るのか。
国内と国際的な問題がないなら大丈夫なんだろうけど…
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
なんとか二人とも幸せになりました。
周辺国との仲は良好なのですが、ハロルドが長年婚約者を決めなかったため、万が一破談になれば国家間の友好にひびが入ることを考慮し、最悪破談になってもそこまで問題にならない相手として母国から姫を取り寄せました。
ちなみに、元々交流が深い国で、有事のさい(現陛下の突然の即位など)には互いに姫君を送り合ったりしている仲でもあるので、力関係の均衡が崩れたりはしない設定ではあります。
とても楽しかったです( *・ω・)ノ完走お疲れ様でした
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
楽しんでいただけて、嬉しい限りです。
読んでくださっているみなさまのおかげで、無事完走できました。
本当にありがとうございました。
おもしろかったです。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
面白かったと言っていただけて、嬉しい限りです。
本当にありがとうございました。
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