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番外、3ヶ月後/社交界デビュー
しおりを挟む…颯太が斗真のペットに堕ちてから3ヶ月。
斗真手ずから奉仕の技術やマナーを学んだ颯太は、いよいよ社交界へのデビューを果たそうとしていた。
その舞台は、山奥に建つ大きな洋館。
様々な業界から集まったセレブ達が各々お気に入りの『ペット』を引き連れ、優雅に食事や談笑を楽しんでいた。
「あら御機嫌よう。そちらは新しいペット?」
「ええ、やはりペットは若いのが一番ね。…ところでお聞きになりました?今夜はあの皇家のご当主様が初めてペットをお連れになるんですってよ」
「まぁ!それはとても興味深いですわ」
とある貴婦人がそんな話をしていると、不意に照明が少し暗くなった。
『…皆様。今宵は当館にお越しいただきありがとうございます』
そして会場となるメインホールに響いたのは若い男の声。
その声に参加者たちは色めき立つ。
『今日はパーティの趣旨に合わせまして皆様お気に入りのペットをお連れ頂いておりますが…私からもご挨拶がございます』
やがてステージの幕が上がると、その中心に1人の男性…斗真が立っていた。
『夜の社交場では初めまして。皇家当主、皇 斗真と申します』
斗真が丁寧に頭を下げると、参加者たちは一斉に拍手する。
『ありがとうございます。…まだ皇家当主の座を父より譲り受けて1年と半年程度の若輩者ですが、皆様これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します』
形式的な挨拶を終えると、斗真の後ろで黒スーツの男達がステージに何やら器具のようなものを設置する。
だがその間も斗真はマイクを握り、参加者たちを楽しませる。
『これからお披露目致しますのは私が初めて所有しますペットです。…実はなかなか手のかかる子だったのですが、先日ようやくお披露目出来るレベルまで教育できました』
「ほぉ、あの若人もペット持つ年齢か」
「一体どのような美女だろうか」
「いえいえ、美男子かもしれませんよ」
楽しそうに笑う参加者たちの足元で、彼らのペット達が裸に近い格好で奉仕をしていた。
「もし出来るなら一度お手合せを……っ、出すぞっ!」
「んぐぅ♡♡」
不意に耐えきれなくなった紳士がペット…細身の男性の口の中へと吐精する。
それを横目に、斗真は苦笑してマイクを握る。
『既にお楽しみ中の方もいらっしゃるようですね。…そろそろ、ステージの支度も整ったようです』
黒スーツの男達がステージの後ろに下がるのを見ると、斗真は執事長から鎖を手渡される。
『では皆様お待たせ致しました。…こちらが私のペット。かつては実の弟でもありました、皇 颯太です』
その言葉と同時に鎖が引かれ、ステージ端から1人の青年が現れた。
「……っ…」
青年…颯太は鎖の繋がった赤い革の首輪、レースのついた穴あきビキニ、そして小さくなった性器には可愛らしいリボンが結ばれた格好で、参加者たちの視線に晒される。
「…颯太、早く来い」
「…は、はい…お兄さま…」
斗真の声に促され、颯太はゆっくりとステージの中央へ。
「おぉ…あれが噂の」
「腹違いではなく本当の兄弟なのだろう?それをペットにしてしまうとは…とても背徳的だな」
そんな参加者たちの声に斗真はほくそ笑み、颯太の腰に手を回した。
「自己紹介を。…キチンと教えた通りに、な」
「は、い…」
そして斗真にマイクを手渡され、颯太は恐る恐る顔をあげる。
『おっ…お初に、お目にかかります…♡元皇家次男、皇 颯太…です♡』
斗真に尻を揉まれながら、たどたどしい言葉で自己紹介を続ける。
『かつては…で、出来損ないと呼ばれ…皇家の穀潰しとまで言われて…いましたが…今はこうして、お兄さま専用の性処理ペットになることが出来て…とても、嬉しいです…ぁっ♡』
「いい子だ」
颯太からマイクを受け取り、斗真は再び参加者たちに語りかける。
『今日はこの子の…颯太のお披露目会です。今からこのステージで公開種付けを行いますので、是非皆様もご観覧くださいね』
「……♡」
参加者たちの拍手が響く中、颯太は体の疼きに頬を染めていた。
そして颯太の体はステージ中央の設備…ギロチンのような台座に設置される。
凹凸のついた板に首と腕を乗せ、その上から同じ形の板を上下逆に嵌める事で首と腕を固定するものだ。
『さて…皆様スクリーンをご覧ください。こちらが、教育を受けた雌穴です』
斗真の言葉と共に、ステージ上部のスクリーンに颯太の尻穴が映し出される。
その光景…赤く熟れ、縦に割れた淫らな雌穴に参加者たちは感嘆の声を、颯太は恥じらいの呻き声をあげた。
「おぉ…」
「綺麗な縦割れアナルだな」
「まぁ卑猥な…」
「うぅっ…み、みない、でぇ…ひゃうんっ♡♡」
「違うだろう?…また教育し直すか?」
恥じらう颯太は不意に尻を叩かれ、斗真の言葉に口をわなわなと震わせた。
「あ…っ…み、みなさま…♡おれ、の…スケベなめすあな…♡もっと、みてくださいっ…」
「雌穴だけじゃないだろう?…ほら、マイクを向けてやる」
斗真にマイクを向けられ、颯太は再び口を開く。
『み…皆様…ごらん、ください…♡これ、が…雌落ちした、スケベ雌穴です…♡それに、勃起できなくなったメスチンポ…あと、触りすぎて大きくなったエロ乳首も…♡いっぱい、いっぱい見てくださいっ…♡♡』
颯太のセリフに合わせ、スクリーンには性器や乳首が映され、その度に参加者たちからは拍手があがっていた。
「よく出来たな。ご褒美をやろう」
「あ、ありがとうございます…お兄さま…♡」
斗真に頭を撫でられ表情を蕩けさせる颯太。
その仕上がりに満足した斗真はズボンと下着のジッパーを下ろし、まだ萎えた性器を取り出した。
『それでは種付けの前に下準備を行います』
「ん…あーん…♡」
手が使えない状態のまま、颯太は斗真のモノへ下を伸ばし、口の中へと導く。
「んむぅ♡…ちゅ♡れろっ♡」
「久しぶりの本物は美味しいか?」
「ふぁい…♡おもちゃじゃない、ほんもののナマちんぽ♡♡とっても、おいしいれふ♡」
この日のために1週間ほど奉仕どころか性的行為を全て禁止されていた颯太は、文字通りの発情状態になっていた。
いつも以上に激しく口を窄め、間抜けな顔になっても懸命に兄へ奉仕をするその姿に参加者たちも昂り、各々のペットに奉仕をさせ始めていた。
「んっ♡ん♡にいひゃま♡♡そろそろ、でまひゅか?あついの、いっぱいぴゅっぴゅすゆ?♡」
「っ…このまま口の中に出してもいいが…一発目は雌穴でなくてもいいのか?」
完全に硬くなった性器を頬に押し付けながら妖しく笑う斗真。
その濃い雄の香りに颯太はすっかりメロメロになり、腰を左右に振る。
「あっ♡はぁ…♡ほ、ほしい…です…♡にいさまの、なまちんぽ♡雌穴にぃ…♡」
「…しょうがないな。まったく、欲しがりの弟を持つと大変だ」
颯太の頭を優しく撫で、ゆっくり立ち上がるとマイクを片手にその背後へと回る。
『皆様、お待たせ致しました。下準備が完了致しましたので…これより、公開種付けを開始します』
「まだフェラだけなのにあんなに蕩けた雌顔を晒して…」
「あれよりもっと乱れるのか。見ものだな」
参加者たちの視線は颯太に集中し、それに比例してその尻穴はひくひくと震える。
「っ…にいさま…♡」
「あぁ、そう急かすな。…ほら、入れるぞ」
そして熱い剛直が宛てがわれ…ゆっくりと颯太の体を割り開いていく。
「あっ♡あぁっ♡こ、これぇ…♡これ、すき♡すきぃ♡♡」
「っ熱い、な……ほら、お客様方にご説明を」
パンッ パンッ
「あっ♡い、いまぁ♡♡にいさまの、おにいさまの…ごくぶと、おちんぽがっ♡おれのぉ♡おれの、ぜんりつせん♡メススイッチ♡ごつごつ、突いてましゅぅ♡♡♡」
背後から激しく犯されながら、歓喜の声を上げる颯太。
皇家の…実の兄弟の生交尾ということもあり、観客達の興奮は高まっていた。
「っくそ…あんなスケベな顔して…」
「おい、早くケツ向けろ!」
次第に会場では乱交が始まり、数々のペット達が甘い悲鳴を響かせていく。
「浅ましい…だが、これが人の本能か」
斗真もどこか楽しそうに呟きながら颯太の腰を鷲掴みにする。
既に限界まで勃起した性器は颯太の最奥…結腸にまで到達し、そこを押し広げるように開発していた。
「んひっ♡そ、そこぉ♡おく♡おくイクぅ♡♡」
「もう少し我慢しろ。それと…ここはそこじゃないだろう?」
くりっ
「きひぃぃいっ♡♡し、しきゅ♡オス子宮、ですぅ♡♡♡」
背後から乳首をつままれ、颯太は本能のままに叫ぶ。
前立腺だけでなく結腸すらも開発されたその体は、男としての絶頂…射精も出来なくなり、斗真がいなければ生きられない体になっていた。
「そうだ。ちゃんとお客様方に分かるように説明するんだ…ぞっ!」
パァンッ!
「ひぃぃいんっ♡♡」
そして一際強く奥を突き上げられ、颯太の尻穴はキツく締まる。
「っ、そろそろ…種付けだ…!颯太、お客様方にご挨拶をっ…」
「ひっ♡あひっ♡い、いまからぁ♡あににっ♡おにい、さまに♡あっついザーメン♡注いでもらいますぅ♡みなさま♡めすいき、めすいきするとこ♡みてくらしゃいぃ♡♡♡」
「イけっ…!中出しアクメしろっ!!」
ービュクビュクッ!!
「イくっ♡イクイク♡イクぅぅぅううっ♡♡」
大きなスクリーンにその淫らなイキ顔を映し出されながら、颯太は斗真の中出しに激しく絶頂した。
…………………………
「…いやぁ、素晴らしいステージでしたね」
数時間後、ステージ上で颯太を犯し抜いた斗真は会場で他の参加者たちと談笑していた。
「ペットを飼うのは初めてだったもので、お恥ずかしい限りですよ」
「ご謙遜を。初めてとは思えない仕上がりぶりでしたよ」
「ならそれは颯太の方に素質があったのでしょう。ペットとしての素質が、ね」
グラス片手に高級シャンパンを飲み、妖しく微笑む。
「はっはっは、皮肉なものですね。出来損ないと噂されていた彼にそのような才能があったとは」
「そう言えば…弟君を貸し出すご予定などありますかな?もしご機会があれば御相手願いたいのですが…」
貸し出し…つまり颯太を他の人間に使わせるか否かの話になると、斗真は僅かに顔を曇らせる。
「…いえ、貸し出しなどは当面考えていません。曲がりなりにも皇の血を引くので、悪用される可能性もゼロではありませんから」
「それもそうですな、いや残念だ」
「申し訳ございません…代わりにお眼鏡に叶いそうな人材を紹介しますので…」
笑いながら残念がる参加者をさりげなく他の話へ誘導し、またシャンパンを口にする斗真。
(貸し出すなんてとんでもない。あれを…颯太をいたぶっていいのは、俺一人だけだ)
『まぁ仕置きが必要ならそれも考えるが』とほくそ笑み、斗真はまた笑顔を作る。
「次のパーティではどのような催し物をお披露目しましょうか?私としては………」
…こうして夜の社交会で鮮烈なデビューを飾った颯太。
以後も斗真の手によりペットとしての完成度を高められていき、『皇の艷花』などと呼ばれるようになるが…それはまた、別のお話。
了
……………………………………………………………
というわけで後日談、夜の社交会デビューでした。
ペットとして社交会デビューを果たしても、あくまで『見せるだけ』。
基本的に他の人間には触らせないというスタンスを取りながらも、多人数に見せびらかすという独占欲を滲ませた感じにしてみました。
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