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6、20日目/最終教育・前編
しおりを挟む前回の教育から、斗真はわざと日にちを空けていた。
食事に混ぜた薬と与えた『日課』が颯太の心身を溶かしていくのを、監視カメラ越しに観察していたのだ。
『あっ♡あぁっ♡しりっ…おしり、たりない♡』
画面の向こうで細身のディルドを懸命に動かす颯太。
しかしその顔は切なげで、これまでのような快感を得られていないことがよく分かった。
(案の定、欲求不満に陥っているな)
日課で『毎日乳首と尻で最低1回ずつイくように』と命令していたが、この様子では尻でイけてはないだろう。
「執事長。明日のスケジュールは空いていたよな?」
「はい。元々会議の予定が入っておりましたが、そちらが先日中止になりましたので」
「そうか。…では俺はあの部屋に籠る。食事は指定の時間に運んでこい」
「かしこまりました」
執事長の返事に小さく頷き、斗真はゆっくりとした足取りで颯太のいる監禁部屋へ向かう。
ドアの前に立てば、ドアの隙間から颯太の嬌声が漏れ聞こえていた。
(使用人達もこれを聞いているのだろうな)
知らないのは本人だけと思うと思わず笑いが込み上げる。
「ふふっ…完全に堕とすのが楽しみだ」
そう呟くと、斗真は勢いよくドアを開けた。
「んっ♡あっ♡あぁっ♡とど、かな…っ♡おしり、イけないよぉ♡♡」
「颯太。日課は…あまり芳しくないようだな」
「!お、おにい…さま…」
ディルドを握り、懸命に尻穴を掘る姿を見られた颯太は恥ずかしそうに布団で体を隠す。
「この6日間、ちゃんと乳首と尻でイけたのか?」
「そ、れは…」
「尻ではイけてないのだろう?今自分から告白したばかりだからなぁ?」
「っ…は、はい…お尻は…これが、届かなくて…ダメでした」
斗真の言葉に颯太は唇を噛み締めたが、嘘はつかなかった。
その反応に斗真は小さく頷き、颯太の体を横抱きで抱き上げる。
「お、お兄さまっ…?」
「風呂に行くぞ。…尻で気持ちよくイけるように、下準備だ」
「…?は、はい…」
戸惑う颯太をそのまま風呂場へ連行した斗真。
そして自分も服を脱いで全裸になると、颯太の尻を鷲掴みにした。
「ひっ!」
「まずは中を綺麗にしないとな。…いいな?近いうちに自分1人で出来るようになるんだぞ」
「な、にを…」
颯太は困惑したか、斗真の手に握られた浣腸液の入れ物を見て顔を青くする。
「そ、それ…」
「理解したか?…ほら、尻を向けろ」
「うう…」
初めての腸内洗浄に顔を真っ赤にしながらも、颯太は斗真の指示に従い尻を向けた。
「あっ、あぁっ…や、やだぁ…なか、なかに…はいってぇ…」
「っ~…にい、さまぁ…も、だめ…むりだよぉ…」
「あと5分は我慢しろ」
「ひっ!や、だめっ、だめぇ!みないで♡みないでぇぇえ♡♡」
「ハッ、嬉しそうなメス声で何を言う。…まだ終わりじゃないぞ。あと2、3回だ」
そして、浣腸液とぬるま湯での洗浄を幾度か繰り返し…颯太はようやく開放された。
体の中も外も綺麗に洗われ、横たえられた颯太はぐったりとうつ伏せでベッドに沈む。
「はぁ…はぁ…」
「綺麗になったな。赤い雌穴が丸見えだ」
「うぁあっ…」
颯太の尻を片手で鷲掴み、綺麗に洗浄された尻穴を覗き込む。
そこは幾度もの『日課』や『教育』ですっかり性感帯へと変わってしまい、赤く熟れた肉がヒクヒクと蠢いていた。
(これならナマでも問題なさそうだな)
「にい、さま…あんまり…みない、で…っ…♡」
「見られているだけで感じているのか?」
颯太の艶っぽい声に笑い、親指を尻穴へとねじ込む。
「んぁあっ♡♡」
「細いディルドで中途半端に体を昂らせていたからな。指だけでも充分感じるだろう?」
「ふぁあ…♡ゆ、ゆび♡ゆび、だめぇ♡」
その言葉とは裏腹に、颯太は淫らに腰を揺らし始めていた。
それが面白く、斗真も指を2本、3本と増やしていく。
「あっ♡あぁっ♡」
「ぐちゅぐちゅとイヤらしい音を立てて…仮にも皇家の人間が、はしたないと思わないのか?」
「っ、い、いわない、でぇ…♡」
泣きそうな顔で首を横に振る颯太だが、体の方はさらに熱を帯び、尻穴もキュッと反応を示していた。
やがて斗真は颯太の尻穴から指を抜くと、その眼前に少し硬くなった性器を押し付けた。
「う…ぁ…っ」
「前回の復習だ。口で奉仕してみせろ。…上手に出来たら、ご褒美をやろう」
「…ご、ほう…び…」
その言葉に操られるように、颯太は斗真の性器へ舌を這わせる。
……ぴちゃ
「ん…あ、ふ…♡」
「単調だな。…もっと強く吸い付いてみろ」
「…んんっ…♡」
斗真に促されるまま本格的に奉仕を始めた颯太。
裏筋を舐め上げ、玉を優しく揉み、舌先で尿道をほじる。
「んむぅ♡にいひゃま、の…かたい…♡」
「っ…いいぞ…良くなってきた。そのまま…あぁ。その間抜け面、最高だ」
「ん♡んむ♡んぅ…♡♡」
次第に颯太の口端からヨダレが溢れ、部屋中にイヤらしい音が響き始める。
「じゅるっ…ちゅぱ♡んむ♡れろぉ♡♡」
(すご♡おにいさまの、ふとくて、かたい♡♡…あんなおもちゃよりも…こっちの方が、奥に届きそう…♡)
思考も淀み始めた颯太は、無意識に片手を自らの尻へと伸ばす。
斗真はそれを黙って見守り、颯太の仕上がり具合ににこりと微笑んだ。
「……颯太。そろそろ口を離せ」
「んぁ…」
しばらく颯太の自由にさせていた斗真だが、次第に込み上げてきた情欲に奉仕を止めさせる。
颯太の涎で淫らに光を反射させるその剛直はとても逞しく、あの細身のディルドが子供騙しに思えるほど太かった。
「…っ…」
「どうした?そんなに物欲しそうな顔をして」
「う…そ、その…」
斗真の大きすぎる性器を目の当たりにして生唾を飲み込む颯太。
尻穴が疼くのを自覚していたが、あと一歩のところでオネダリの言葉を紡ぐことが出来ない。
「何回も言ったよな?『言わなければ分からない』と。…どうしてほしいか、聞かせてみろ」
「あっ…」
耳に舌を差し入れられながら甘く囁かれれば、颯太の小さな理性は簡単にはち切れる。
「ほ…ほしい…♡お兄さまの…かたい、おちんぽ♡おちんぽ、ほしいの…♡」
「どこに?口か?それとも手で触りたいか?」
「ちがうっ♡ちがうのぉ♡」
分かっていながらも自分から何処とは言わない斗真に、颯太は自ら仰向けに寝転がる。
そして自ら足を開き、赤く熟れた尻穴を開いてみせた。
「こ、ここっ…♡ここに、ほしい…♡」
「……ここ、とは?」
颯太の体に覆いかぶさりながら、硬くそそり立つ剛直を尻の谷間に挟み込むように押し付ける。
「あっ♡あぁっ♡お、おしり♡おしりに、ほしいよぉ♡」
「ククッ、そんなに欲しいのか。…まぁ、ご褒美をやる約束だったからな」
斗真はそう呟くと、颯太の両足を抱えて腰を押し付ける。
そして、大きな亀頭を颯太の尻穴に宛てがい…
「しっかり覚えるんだぞ。これが…お前をメスにするモノだっ…!!」
ーーズンっ!
「っー!!あ、んぁああぁああ♡♡♡」
一気に根元まで押し込み、狭い穴を押し広げた。
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